( 125850 )  2024/01/05 23:54:28  
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SHIBUKI(@shibuki29)さんは14歳で顔面麻痺になり、現在は2歳の双子の母親となっています。

彼女はインスタグラムで日常を公開し、メイクに関する質問を受けたことからメイク動画を投稿しました。

14歳のときに脳幹部海綿状血管腫と診断され、手術後もさまざまな後遺症が残りました。

彼女は自分らしく前向きに生きることを伝えたいと考え、ファッションやメイクに関しても挑戦しています。

彼女のメッセージは多くの人に響いているようです。

(要約)

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『14歳で障害を持った双子ママ』として発信しているSHIBUKIさん(@shibuki29さんより提供) 

 

さまざまな障がいにより、生活に困難を抱えている人は少なくありません。 

 

SHIBUKI(@shibuki29)さんは、14歳のときに病気により顔面麻痺となりました。現在は2歳の双子のお母さんとなり、Instagramで日常の様子を公開しています。 

 

【写真】メイク動画(@shibuki29さんより提供) 

 

今回、メイクについて質問があったことから、メイク動画を投稿されました。 

 

メイクや生活などについて、SHIBUKIさんに話を聞きました。 

 

ー14歳で障がいをもったとありますが、どのような経緯だったのでしょうか。 

14歳のとき突然学校で倒れて救急車で運ばれ、検査をすると『脳幹部海綿状血管腫』と分かりました。脳幹は身体中の神経が集まっていて触りたくないところらしいのですが、痙攣して呼吸が止まったので手術をしました。 

出血も多かったことから、たくさんの後遺症が残りました。 

術後は呼吸器が必要となり、嚥下障害、顔面神経麻痺、右半身の運動障害・感覚障害、体幹障害、眼振、左耳の難聴、開口障害がありました。それからリハビリによって奇跡の回復をし、呼吸器が外れて声帯も戻り、カニューレも取れて声も出せるようになりました。寝たきりから車椅子、歩行器となり、今は杖で歩いています。ですが、顔面神経麻痺、右半身の運動障害・感覚障害、体幹障害、眼振、左耳の難聴、開口障害は残っています。 

 

ーこのようにメイクや生活の一部を発信しようと思ったきっかけはありますか? 

障がいをもって間もないときに、自分らしくいられなかったし自分を出せなくて苦しんだ経験があります。 

そのため、障がいをもっているけど自分の好きなことをして前向きに生きているっていうことを、生きづらさを感じている人などに伝えたいと思いました。 

 

ー麻痺があることでメイクやファッションなどで、困っている部分はありますか?また、それをどのように解決していますか? 

私はヒールがあると歩けなくて、バックルが付いていないと脱げてしまいます。そのため、そういう条件が合うオシャレなパンプスを探すのがめっちゃ大変です(笑) 

メイクはやっぱ片目だし、眼振あるし、左手なのでラインを引くなどが大変です!しかし、靴は納得いくものを見つけるまで探しますし、メイクは猛練習しました。 

 

ー今後試してみたいメイクやファッションはありますか? 

ツヤ感があるようなメイクとかしたいですね!外出時などに化粧直しをするのが大変なので、ツヤ肌なメイクはしないんですよね。 

あとは目立つような派手なファッションとかもしてみたいです。 

 

ー同じような境遇の方に伝えたいことがありましたら教えてください。 

容姿に障がいやコンプレックスがあると人の目を気にして好きなことができなかったり、遠慮してしまったりする方もいると思うけど「気にしなくていいんだよ、自分らしくいるあなたが1番キラキラしているよ」ってことを伝えたいです。 

私も障がい者になってから気にしてきたけど周りばかり気にしていても楽しくないし、自分の人生だし、やっぱり自分が1番だと思います。 

 

SHIBUKIさんの発信は多くの人に注目されています。障がいをもつ、もたないにかかわらずさまざまな人にメッセージが伝わっているようです。 

 

ほ・とせなNEWS編集部 

 

 

 
 

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