( 125873 )  2024/01/06 12:20:06  
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石川県七尾市の避難所で、大阪府からのボランティアが簡易シャワーを設置し、約40人の避難者が4日ぶりに入浴できた。

シャワーはプールや川から引いた水を浄化して使い、1500〜2000人が利用できる仕組みだという。

男性会社員は久しぶりのお湯に安堵し、体を洗ってさっぱりしたと述べていた。

(要約)

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ボランティアが避難所に設置した簡易シャワー。仮設テントの中でシャワーを浴びることができる(4日午後3時22分、石川県七尾市山王町で) 

 

 約2万1500戸で断水が続いている石川県七尾市で、避難所となっている山王小学校(七尾市山王町)には4日、大阪府から来たボランティア2人によって簡易シャワーが設置された。約40人の避難者が、4日ぶりの入浴で体を温めた。 

 

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 ボランティアの男性(33)によると、プールや川から引いた水を繰り返し浄化して使う仕組みで、1500~2000人ほどが利用できる。同日朝に市内に入り、中島小学校や能登島地区コミュニティセンターなど計8か所を回るという。 

 

 シャワーを利用した同市の男性会社員(38)は「断水してからは水のことで頭がいっぱいだった。久しぶりのお湯にホッとしたし、体を洗えてさっぱりした」と安堵(あんど)した様子だった。 

 

 ボランティアの男性は「プライベートな空間の中で、被災者に少しでも一息ついてもらいたい」と話していた。 

 

 

 
 

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