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経済アナリストの森永卓郎氏(66)が病室から電話でラジオに生出演し、ステージ4の膵臓がんとの闘いや抗がん剤治療について語った。

抗がん剤の副作用や思いがけない薬の相性のよさなどを報告し、前向きに病気と向き合っている様子を伝えた。

また、病気公表後も番組への出演を継続し、リハビリを開始する意気込みも示した。

(要約)

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経済アナリストの森永卓郎氏 

 

 経済アナリストの森永卓郎氏(66)が8日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜前5・00)に病室から電話で生出演。抗がん剤との闘いなどを明かした。 

 

【写真】昨年12月26日に親子でラジオ収録に臨んだ際の森永卓郎氏、康平氏 

 

 昨年末にステージ4の膵臓(すいぞう)がんを罹患していることを公表した森永氏。「一気に挽回を図ろうとして、昨年12月27日に抗がん剤を打ったんですね。普通の人だとどうでもないのに、私最悪な相性だったんみたいで」と、薬が合わなかったと告白。体調が急激に悪化したといい、「このまま死ぬだろうな」と命の危機を感じたと振り返った。 

 

 それでも、腹水を抜き、点滴を打ったことで好転。「きのうまで小康状態だったんですけど、新薬を使ったらめちゃくちゃ相性が良くて、地獄から天国。きのうまで起こせなかった体が、普通に起こせているし、話せる状態じゃなかったのが、しゃべれている。」と、当たり前のことができる幸せを口に。「やっぱり薬は相性だなと」としみじみと語った。 

 

 「がんを宣告されても働き続けることに意義がある」と生島に諭された森永氏は、「ダメだダメだと下向きな気持ちが出てきてしまう。だけど、希望があると“さあやるぞ”という気持ちになるんですよ」と心境を明かし、「本当に明るくなっちゃって、絶好調みたいな感じ」と力強く語った森永氏。 

 

 「ほとんど歩けない状態だったんですけど、この放送の後から病院の中を歩いて、リハビリを開始します」とこの日の放送後には、病院でリハビリを開始すると宣言した。  

 

 前向きに病気と向き合う森永氏に生島は「全国の皆さんがこれからの森永卓郎さんの推移を注視していますからね!よし、ファイト~!!」とエールを送った。 

 

 森永氏は昨年12月27日放送の昨年末、ステージ4の膵臓がんであることを公表。11月に人間ドックで影が見つかり膵臓がんでステージ4と診断を受けたと説明。「今のところ、実感としては何の変化もない」と自覚症状がないと語り、入院はせず通院で抗がん剤治療を始めるとし、「新規の仕事は一時的に停止」としながらも同番組への出演は継続することと報告。病気公表後、初めての出演となった1日放送の同番組でも元気な声を届けていた。 

 

 また、1日放送の文化放送「新春経済スペシャル 森永卓郎と森永康平の親子経済学」にも長男で経済アナリストの森永康平氏とともに出演。自身のがんについても語り、「最悪は2カ月なんです」と余命宣告されていたことも明かしていた。 

 

 

 
 

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