( 127154 )  2024/01/10 13:27:13  
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車のエンジンオイル交換ランプが点灯した場合、無視せずに早めに交換することが重要です。

エンジンオイルは車の潤滑や清掃、冷却などの役割を果たし、交換しないとエンジンの不具合や寿命の短縮が起こる可能性があります。

エンジンオイルの交換時期は5000kmまたは6ヶ月ごとが目安であり、エンジンオイルと同時にオイルフィルターも交換する必要があります。

エンジンオイル交換を行った後は、走行距離と時間をリセットすることも忘れないようにしましょう。

(要約)

( 127156 )  2024/01/10 13:27:13  
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「エンジンオイル交換」のランプが表示されました...費用もかかるし次回の車検まで無視しても大丈夫? 

 

車のメンテナンスで重要な項目のひとつに、エンジンオイル交換があります。 

エンジンオイル交換は、一定の期間または一定の走行距離ごとに必要で、一部の車種では「エンジンオイル交換」のランプが表示されることも。 

 

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しかし「忙しくて時間がない」「次回の車検のときにすればいい」などと考え、エンジンオイル交換を先延ばしにする方もいらっしゃるようです。 

 

そこで今回は、エンジンオイル交換の重要性や費用相場について調べてみました。 

 

エンジンオイルは、エンジン内を循環して働きを助けたり守ったりする役割があることから「車の血液」ともいわれています。 

 

ENEOS株式会社 「点検・整備 エンジンオイル」によると、エンジンオイルの主な働きは以下の通りです。 

 

●エンジン内の金属パーツの摩擦をおさえる「潤滑作用」 

●ピストンとシリンダーの隙間をふさいで燃焼エネルギーのロスをおさえる「密封作用」 

●高温になるエンジンの熱を逃がす「冷却作用」 

●エンジン内の汚れを掃除する「清浄分散作用」 

●エンジン内のさびや腐食を防ぐ「防さび作用」 

 

エンジンオイルを交換せずに放っておくと、加速パワーの減少・燃費の悪化・エンジンからの異音・エンジンの寿命が縮まるなどの不具合が生じます。 

 

また、エンジン内の潤滑が不十分だと、摩擦熱によって温度が上昇し、焼き付きなどの故障や車両火災事故につながることもあるため注意が必要です。 

エンジンの焼き付きがひどい場合は、エンジンの交換が必要となり数十万円かかることもあります。 

場合によっては車を買い替えた方がいいこともあるでしょう。 

 

また、エンジンオイルとあわせて、オイルフィルターも定期的に交換する必要があります。 

 

エンジンオイルの交換時期は、5000キロメートル走行ごと、または6ヶ月ごとが目安です。 

走行距離が短くても、エンジンオイルは酸化により劣化するため、6ヶ月経過したら交換する必要があります。 

 

エンジンに負荷のかかる運転が多い場合は、劣化が進んでいることが考えられるため、早めに交換しておくと安心です。 

車種によってエンジンオイルの交換時期が異なる場合もあるため、取扱書やメーカーに確認しておくことは重要です。 

 

オイルフィルターは、ガソリン車の場合、エンジンオイル交換を2回行うごとに1回交換します。 

ターボ車やディーゼル車では、エンジンオイルと同時に交換することが一般的です。 

 

なお「エンジンオイル交換」ランプは、車種によって基準は若干異なりますが、走行距離5000キロメートルか6ヶ月経過で点灯するように設定されています。 

つまり「エンジンオイル交換」ランプが点灯した場合は、早めに交換した方がいいでしょう。 

 

エンジンオイル交換が終わったら走行距離と時間をリセットしなければなりませんが、点灯してから交換した場合と点灯する前に交換をした場合のリセット方法は異なります。 

「リセットするのを忘れていた」などの理由で、エンジンオイルの交換時期とランプ点灯時期にズレが生じる場合がある点にも注意が必要です。 

 

 

 
 

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