( 127259 )  2024/01/10 22:17:50  
00

石川県七尾市のとじま水族館は、能登半島地震の影響により、ジンベエザメ2頭のうち1頭が死亡し、もう1頭の死亡も確認されたと発表しました。

地震後、ろ過装置が停止し水槽の環境が悪化したことが原因であり、それにより死亡が確認されました。

水族館の担当者はジンベエザメをシンボルとし、非常に残念な思いでいっぱいだと語りました。

(要約)

( 127261 )  2024/01/10 22:17:50  
00

死んでいるのが確認されたジンベエザメの「ハク」(上)と「ハチベエ」=のとじま水族館提供 

 

 能登半島地震で被災したのとじま水族館(石川県七尾市)は10日、飼育していたジンベエザメ2頭のうち、9日に死んだのが確認されたオスのハチベエ(体長4・6メートル)に続き、メスのハク(体長4・9メートル)が死んでいるのを確認したと発表した。地震後にろ過装置が停止し、水槽の水が濁るなど、環境が悪化していた。 

 

【写真で見る】サンドウィッチマン寄贈のトレーラー、どんなデザイン? 

 

 ジンベエザメの水槽は1日夜に水位が半分以下に低下していることが分かり、海水を加える措置を取った。6日に水位は回復したが、ろ過・加温装置が停止し、水温は通常の25度から約17度にまで低下。水の濁りがひどくなり、7日にはハチベエの様子が目視で確認できなくなった。 

 

 9日昼ごろ、ハチベエの死亡が判明。10日夕方ごろに飼育員が潜って調べ、ハクが底に沈んで死んでいるのを確認した。 

 

 同水族館の担当者は「水族館のシンボルだった。残念な思いでいっぱいだ」と話した。【菅沼舞】 

 

 

 
 

IMAGE