( 127324 )  2024/01/10 23:22:23  
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2024年が始動し、年金暮らしの親世代との話をきっかけに老後生活について真剣に考える人も増えています。

自身の老後資金を貯めることが大切であり、同年代の貯蓄額を参考にすることで具体的な目標を設定できます。

金融広報中央委員会の資料によると、70歳代の二人以上世帯の貯蓄状況は、2000万円以上の割合が28.3%であり、保有世帯のみを見ると34.8%でした。

平均貯蓄額は1905万円であり、中央値は800万円です。

つまり、自身の貯蓄目標を立てる際に同年代の貯蓄状況を参考にすることが役立ちます。

(要約)

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写真:LIMO [リーモ] 

 

年明け早々に訪れた3連休も終わり、本格的に2024年が始動したように感じます。 

 

年末年始に年金暮らしの親世代と話をして、自身の老後生活について真剣に考え始めたという人もいるかもしれません。 

 

【円グラフで「70歳代の貯蓄額」をすべて見る】平均・中央値はいくら?(出所:金融広報中央委員会など) 

 

現役世代の人が老後に向けてやるべきことの一つが「老後資金」を貯めること。つまり貯蓄です。 

 

そして、貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額。 

 

自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなるでしょう。 

 

今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、70歳代・二人以上世帯の貯蓄額をみていきます。 

 

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。 

 

70歳代・二人以上世帯で「貯蓄2000万円~3000万円未満」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。 

 

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」より、70歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。 

 

●【70歳代・二人以上世帯】の貯蓄2000万円~3000万円未満の割合 

 ・10.0% 

●【70歳代・二人以上世帯】の貯蓄2000万円以上の割合 

 ・28.3% 

●【70歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値 

 ・平均:1905万円 

 ・中央値:800万円 

貯蓄2000万円~3000万円未満は1割、貯蓄2000万円以上でみると3割未満となりました。 

 

次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。 

 

●【70歳代・二人以上世帯】の貯蓄2000万円~3000万円未満の割合 

 ・12.3% 

●【70歳代・二人以上世帯】の貯蓄2000万円以上の割合 

 ・34.8% 

●【70歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値 

 ・平均:2360万円 

 ・中央値:1200万円 

貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄2000万円以上は34.8%。 

 

平均は2000万円を超え、中央値は1000万円を超えました。 

 

 

 
 

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