( 127499 ) 2024/01/11 13:17:54 1 00 現在のマツダは、魂動デザインとスカイアクティブ技術により、カッコ良くて運転が楽しいクルマ造りを大切にしています。 |
( 127501 ) 2024/01/11 13:17:54 0 00 今のマツダは「魂動デザイン」と「スカイアクティブ技術」により、カッコ良くて運転が楽しいクルマ造りを大切にしています。
その象徴がスポーツカーの「ロードスター」ですが、最近では2022年に登場したSUVの「CX-60」も注目されます。
【画像】「えっ!」カッコいい! これが新型「CX-5」です! 画像を見る(44枚)
マツダ「CX-5 スポーツアピアランス」(2023年10月中旬改良)
CX-60は新開発された後輪駆動のプラットフォームを使っています。そのためにエンジンは縦向きに搭載され、同じく新開発された3.3リッター直列6気筒クリーンディーゼルターボも用意しました。
ところが登録台数を見ると、2023年1月~11月に国内で最も多く登録されたマツダ車は、前輪駆動のプラットフォームを採用するSUVの「CX-5」でした。
1か月平均登録台数は、CX-5が約2180台で、CX-60は約2110台ですからマツダ車では僅差で2位です。3位はコンパクトカーの「マツダ2」で約1700台でした。
特に直近の2023年9月~11月は、CX-60の毎月の登録台数は1000台以下です。その点でCX-5は1400台~2000台に達しており、好調に売られています。
CX-60が発売されたのは前述の2022年ですが、CX-5は2017年です。登場から間もなく7年を迎える設計の古いCX-5が、登録台数でCX-60を上まわる理由は何でしょうか。
まず考えられるのは納期です。CX-5の納期がCX-60よりも短ければ、納車が迅速に進んで登録台数も増えるでしょう。
マツダの販売店に聞いてみると、「今は以前に比べて納期が短く、CX-5、CX-60ともに2~3か月で納車できます」と返答されました。
納期の違いによってCX-5の登録台数が多いわけではないようです。
それなら売れ行きに差が生じた理由は何なのか、改めて販売店に尋ねると、以下のように返答されました。
「CX-5は先代型も好調に売られたので、現行型に乗り替えるお客さまも多いです。上級移行される人はCX-60を選びますが、CX-5のサイズがちょうど良いと気に入っているお客さまも多いです。CX-5なら、マンションなどの駐車場も使いやすいからです」
確かにCX-5のボディサイズは注目されます。全長は4575mmで、全幅は1845mmです。全幅は日本での使いやすさを考えると1800mm以内に抑えたいですが、今のSUVは海外市場を重視して開発されるため、大半が1800mmを超えます。1850mm以内に収まれば、今はワイドとはいえません。
その点でCX-60は、全長は4740mm、全幅は1890mmに広がります。CX-5よりも全幅が45mm広いのですが、駐車場の使い勝手では明暗を分けることもあります。
販売店のスタッフも、CX-60はボディが大きいと指摘されることがあると述べています。
そしてCX-60の全長はCX-5に比べて165mm長いですが、後輪駆動の採用に伴って、ボンネットなどボディの前側が長く伸びています。そのために後席の足元空間を含めて、前後方向の広さは両車とも同程度です。
つまりCX-5は、ボディサイズの割に車内が広く、運転のしやすさと優れた快適性を両立させて息の長い人気を得ました。
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