( 127648 )  2024/01/11 22:56:47  
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2023年、食料品の3万品目以上が値上がりし、物価が高騰している中、東京・足立区のスーパー「ABS卸売センター」通称「ゑびすや」が注目されている。

この店は激安価格で商品を販売し、平日の昼間でも多くの人で賑わっている。

特に「バカ値市」という名物イベントでは商品が破格の値段で販売され、客が驚きの値段で商品を手に入れる様子が紹介されている。

商品は税別68円均一のコーナーもあり、レタスやほうれん草などの価格が驚くほど安いことが特徴となっている。

創業者の唐鎌秀貢氏が1965年に始めたこの店は、現在55億円の売り上げを誇る。

店内は雑然としているが、掘り出し物を見つける楽しみがあり、商品が無秩序に並べられている点にはこだわりがあるという。

秀貢氏は85歳にもかかわらず今も店頭に立ち、20年前から社長を務める長男の孝行氏とともに店を切り盛りしている。

(要約)

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物価高に負けない!足立区スーパー 

 

資源高騰から物価高、値上げラッシュが止まらない。2023年は食料品だけでも3万品目以上が値上がりした(出典:帝国データバンク)。そんなご時世にどこ吹く風と、痛快に売りまくる東京・足立区の店がある。 

 

【動画】ここだけ別世界!あらゆる商品が激安価格のスーパー 

 

ディスカウントスーパー「ABS卸売センター」、通称「ゑびすや」 

 

ディスカウントスーパー「ABS卸売センター」、通称「ゑびすや」には、平日の昼間だというのに大勢の人が押しかけ、熱気ムンムン。やがて始まったのが、客がセリ形式で商品を買うこの店の名物イベント「バカ値市」だ。 

 

名物イベント「バカ値市」 

 

ある女性客が買ったのはラーメンや飲み物など82点、総額7000円。普通に買えば3万2000円相当になる。 

 

この激安イベントを仕掛けるのが、ゑびすやを運営するゑびすや商店。足立区を中心に7店舗を展開する。 

 

その特徴はなんと言っても安さ。ここだけ別世界のように、あらゆる商品が激安価格で並んでいる。 

 

税別68円均一コーナー 

 

例えば都内のスーパーの相場では200円を超えるレタスがここでは105円。ほうれん草も相場の半値程の84円だ。500ミリリットルのミネラルウォーターは1本41円、参考価格418円のスパゲッティは73円だ。 

 

さらに日用品や食料品が税別68円、税込み74円均一で売っている人気の売り場も。 

 

「ゑびすや」は激安一本勝負で近隣住民の心をガッチリと掴んでいるのだ。 

 

最高顧問・唐鎌秀貢(85)がゑびすや商店を起こしたのは1965年。その後、激安を武器に成長を続け、現在の売り上げは55億円(2022年)に達する。 

 

店内は雑然としているが、ここにもこだわりがある。 

 

「宝島的要素もあって、掘り出し物を探す喜びや楽しみがある。ディスカウントストアの元祖みたいな並べ方だな」(秀貢) 

 

狭い空間にできるだけ多くの商品を詰め込み、あえて無秩序に並べる圧縮陳列。「ドン・キホーテ」が有名だが、秀貢は50年前からやっていた。 

 

85歳にして今も店頭に立つ秀貢が頼りにしている存在が、20年前から社長を務める長男の孝行(61)だ。親子二人三脚で切り盛りしている。 

 

 

 
 

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