( 127683 )  2024/01/11 23:23:05  
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クルマのタイヤやオイルなどの部品には交換目安があるが、ホイールには寿命や交換目安は存在しない。

しかし、大きな傷や劣化がある場合は交換した方が良い。

また、ホイールにはエアバルブが装着されており、エアバルブは定期的に交換する必要がある。

(要約)

( 127685 )  2024/01/11 23:23:05  
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 クルマの部品には、基本的に「交換目安」が設けられており、例えばエンジンオイルであれば「1万5000kmの走行または1年ごと」、タイヤなら「溝の深さが1.6mmあるいは使用開始から5年」などの目安が存在します。(タイヤは“スリップサイン”という交換サインも存在) 

  

 では、タイヤを取り付けるホイールには、寿命や交換目安はあるのでしょうか。 

 

【画像】「これはアウトー!!」 これが交換すべき「危険なホイール」です(41枚) 

 

クルマのホイールに「交換目安」は存在する? 

 

 いきなり結論になりますが、実はクルマのホイールには交換目安は設けられていません。 

 

 何かにぶつかるなどして大きく損傷しない限りは交換する必要がないため、ホイールには交換目安はおろか、明確な寿命も設定されていないのです。 

 

 そのため、メーカーやタイヤ販売店で説明される内容も、「10年から20年ほど」「50年はもつ」などバラバラです。 

 

 また、「製造から〇年以内のホイールを装着すること」といった決まりもないため、製造年月の古いホイールを装着していても違反にはなりません。 

 

 しかし、交換したほうが良いケースもあります。 

 

 先出の通り、大きな傷やへこみができていたり、経年によるサビや腐食で劣化したりしていると、空気が漏れたりタイヤがバーストするといったトラブルが起きる可能性があります。 

 

 また、見た目は特に問題がなさそうでも、見えないところが劣化している可能性もあります。 

 

 そのため、極端に年式が古いホイールは使用しない方が良いかもしれません。 

 

 一方で、ホイールには消耗品であるエアバルブが装着されています。 

 

 エアバルブはタイヤの空気を抜く、漏れないように逆止弁の役割を果たすなど、タイヤに欠かせないパーツ。 

 

 エアバルブには「ゴムバルブ」と「金属バルブ」の2種類がありますが、どちらもゴムパーツの部分が劣化し、交換を怠ると空気が漏れるようになってしまいます。 

 

 よって、ホイールは何年も使えますが、エアバルブは定期的に交換するようにしましょう。 

 

 

 
 

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