( 128139 )  2024/01/13 12:54:13  
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石川県輪島市に住むXユーザーが、地震で故障した電子レンジを象印に問い合わせたところ、無償で修理してもらえることがわかり、その対応に感謝の投稿を行い、称賛の声が集まっている。

象印広報は災害にあわれた方々に何かできないかとの思いから、災害による故障に対して送料のみを負担して修理対応をしていると説明した。

(要約)

( 128141 )  2024/01/13 12:54:13  
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写真提供:Xユーザー「くろねこ珈琲 奥能登の自家焙煎」(@kuronekocoffee1)さん 

 

 「先月買ってまだ2、3回しか使ってなかった電子レンジ。地震で落ちて扉が閉まらなくなりました...。ダメ元で象印さんに電話するとなんと【無償で直します】とのこと」──。 

 

【実際の画像】「半壊以上」の家も…被災地の状況 

 

 X(旧ツイッター)で伝えられた能登半島地震での被害をめぐるメーカー対応が、「象印さん、素晴らしい」「神対応すぎる!」と称賛の声を集めている。投稿者と象印マホービン(大阪市)に詳しく聞いた。 

 

■「災害にあわれた方に何か出来ないかという思いから」 

 

 話題となっているのは、石川県輪島市に住んでいるXユーザー「くろねこ珈琲 奥能登の自家焙煎」(@kuronekocoffee1)さんによる2024年1月10日の投稿だ。冒頭のように切り出して「大感謝です!象印さん、一生ついていきます!」とし、詳報した。 

 

「オペレーターさんに事情を伝えると『少々お待ちください』と保留に。ダメなのかな?と思ってると『お待たせ致しました。無償で直させて頂きます』と。保留の間に上長が判断してくれたのかな?返答を聞いた時、本当にありがたかったです」 

 

 投稿は3万件以上「いいね」され、「こういう時に誠意のある対応してくれたら本当にありがたいはず。象印の好感度上がるなぁ」「象印さん、素晴らしい」「神対応すぎる!」といった声が広がっている。 

 

 投稿者のくろねこ珈琲さんは11日、当初はメーカー保証期間内だと思い、保証書を探そうとしたとJ-CASTニュースに明かす。しかし「自宅内が地震で足の踏み場もない状態」で諦め、地震に伴う落下で故障した旨を問い合わせた。 

 

 結果は投稿の通りで、送料は自己負担というものの「それくらいは当然払いますので!」と応じたという。保証書を確認されることもなく、「地震のことを開口一番で伝えたからでしょうか」とみる。 

 

 象印マホービン広報は12日、「まずは、令和6年能登半島地震に伴う災害により被害を受けられた皆様へは、謹んでお見舞いを申し上げますとともに、被災地の1日も早い復旧をお祈り申し上げます」と取材で伝えた。投稿のような対応をしたのは事実と認め、下記のように説明する。 

 

「通常使用ではない故障に関しては、1年の保証期間でも修理料金が発生してしまいますが、災害にあわれた方に何か出来ないかという思いから、送料のみを負担して頂き、修理対応をしております」 

 

 

 
 

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