( 128378 )  2024/01/14 12:13:28  
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13日に行われた大学入学共通テストでは、「外国語」の筆記試験後に、英語の難易度についての議論がSNSでトレンド入りした。

駿台予備学校とベネッセコーポレーションが経営する「データネット」によると、文章量は昨年よりも増加したが、難易度は変わらなかったと分析している一方、河合塾は難易度が高かったと主張している。

国語に関しては、難易度は昨年と同程度であり、出題内容には大きな変化がなかった。

2020年までのセンター試験と比べ、英語の出題形式や国語、地理歴史、公民の出題内容に大きな変化が見られた。

(要約)

( 128380 )  2024/01/14 12:13:28  
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大学入学共通テストの英語の問題 

 

大学入学共通テストは13日、1日目の「地理歴史、公民」「国語」「英語」の試験が行われた。例年、最も受験者が多い「外国語(リーディング、筆記)は、出願者の91.6%が受験した。 

 

「外国語」の筆記試験の終了後には、X(旧ツイッター)で「英語難化」がトレンドに入った。「データネット」(駿台予備学校とベネッセコーポレーションが運営)は、英語について、「題材は日常的な文章や説明文など様々なものが扱われた。文章量は増加したが難易は昨年並」と分析している。素材文は昨年より約400語多い約4900語だったという。一方、河合塾は「細部まで気を配って読む必要のある問題が増え、より精密な読解力が要求されたため、難易度は昨年より高かった」とみている。 

 

国語については、「推敲や鑑賞などの『言語活動の充実』を意識した設問が出題された。難易は昨年並」としている。現代文を扱った第1・2問を「やや易」、第3問の古文と第4問の漢文を「やや難」とみている。河合塾は、「全体としてオーソドックスな出題」として、昨年より「やや易化」したと分析している。 

 

2020年まで行われたセンター試験と比べ、英語は発音問題や語句整序問題などが姿を消して、筆記試験はすべて読解問題となった。国語は、複数の文章などを読み解かせる出題が増え、地歴歴史、公民は高校や大学の授業の場面が多く素材となるなど、出題内容が様変わりした。 

 

 

 
 

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