( 128919 ) 2024/01/15 23:35:35 0 00 FNNプライムオンライン
1カ月足らずで9回分の政治資金パーティーの金を集め、そのうち8回は事実上、開催されず。「架空パーティー疑惑」が浮上した京都市長選挙の候補者が、涙ながらに釈明と決意を語った。一方、推薦を取り消した維新なども共同で会見し、異例の展開となった理由を説明した。
「架空パーティー疑惑」京都市長選に向け涙の釈明
14日、京都市内のホールに登場したのは、2月4日に迫った京都市長選挙への出馬を表明している村山祥栄・元京都市議会議員(45)だ。約1400人が集まった決起集会の場で発したのは、出馬への決意や公約ではなく「おわび」。その理由は「政治資金パーティーをめぐる疑惑」だ。
村山祥栄 元京都市議: まずもって皆さま方におわびさせてください。全て私のミスでございます。私が誤った行動を取ったせいで、こういうことになってしまいました。本当に申し訳ありませんでした。
村山祥栄 元京都市議 去年11月: 新しい京都の夜明けを、ここから築いていきたい。
「しがらみを断ち切る改革」などを掲げる村山さん。3度目の挑戦となる今回は、日本維新の会をはじめ、教育無償化を実現する会、国民民主党京都府連、それに地域政党「京都党」から推薦を受けて立候補を表明していた。 しかし一転して、いずれも推薦を取り消すという、異例の事態になった。
日本維新の会 馬場伸幸代表: 4党そろって今回の推薦は取り消すと。
村山さんは立候補表明後、年末年始にかけて政治資金パーティーを9回企画し、パーティー券約4700万円分を販売したが、このうち8回は来場者がいなかった。こうしたことから、維新などは「架空のパーティーではないか」と問題視したのだ。
日本維新の会 馬場伸幸代表: 政治家に対する資金集めに対する注目・関心が集まっている中、村山さんの行われた年末年始のパーティーが受け入れられるものではない。
教育無償化を実現する会 前原誠司代表: 極めて今回の決断に至ったのは残念。
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