( 129192 )  2024/01/16 14:04:07  
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タビオ株式会社の社長である越智氏が、「17LIVE(イチナナ)」というライブ配信アプリで7000万円もの投げ銭を行っていることが取材でわかった。

タビオは靴下専門店を展開し、好調な業績を上げている企業であり、越智氏はオンライン戦略にも熱心で、SNSや動画の効果でECサイトが伸びたという。

越智氏自身も「17LIVE」でライブ配信を行っており、多額の投げ銭をしていたが、その理由として趣味のない自分に使うお金がなかったと話している。

(要約)

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「靴下屋」の店舗(HPより) 

 

 靴下専門店「靴下屋」「Tabio」などの展開で知られる東証スタンダード上場企業・タビオ株式会社(大阪市)の越智勝寛社長(54)が、“美男美女ライブ配信アプリ”として知られる「17LIVE(イチナナ)」上で、ライバー(配信者)に総額7000万円もの“投げ銭”をしていることが「 週刊文春 」の取材でわかった。 

 

【画像】7000万円もの“投げ銭”を行なった越智社長 

 

 タビオは1968年に「ダンソックス」の商号で創業し、2000年に上場した靴下製造・販売会社だ。靴下専門店「靴下屋」などを国内外に約270店舗展開し、2023年2月期の連結売上高は152億6400万円(前期比11.6%増)と業績は好調である。創業者の越智直正氏は「靴下の神様」とも呼ばれた名物経営者だったが、2022年1月に不慮の事故で急逝。勝寛氏は直正氏の長男で、同社の2代目社長だ。 

 

「(勝寛氏は)『ウェブで勝たないとリアルで勝てない』とオンライン戦略にも熱心です。実際、SNSや動画の効果でECサイトが伸びました。私生活では、結婚して妻子がいます」(タビオ関係者) 

 

 そんな越智社長がハマっているのが、ライブ配信アプリ「17LIVE」。東京など世界6地域に拠点を置き全174地域にサービスを展開、世界で5000万のユーザーを誇る巨大プラットフォームである。 

 

「『17LIVE』の“ライバー”こと配信者は国内で7万人以上います。また、インフルエンサーや美男美女が数多く集まることでも知られています。“リスナー”こと視聴者は課金すれば派手な演出付きの“ギフト”をプレゼントできるのですが、その一部がライバーの収入になる。いわゆる“投げ銭”で儲ける仕組みになっています」(ライバーの一人) 

 

 自身も〈おちかつ・5963〉として「17LIVE」でライブ配信を行っている越智社長。プロフィール欄にも堂々とこう記されていた。 

 

「タビオ株式会社 代表取締役社長越智勝寛です」 

 

 だが、越智社長の“リスナー”としての規模は桁違いだった。 

 

 ギフトのランキング欄から記者が調べると、〈おちかつ・5963〉は複数の男女ライバーの1位や上位に食い込んでいた。例えば、ライバーH氏のランキングでは4113万ベイビーコインを贈っている。 

 

 1ベイビーコインは価格変動するものの、約0.3~0.5円とされる。つまり、1200万~2000万円ほど課金した可能性がある。同様の計算方法で複数の別のライバーを調べると、数百万円から1000万円以上を課金している形跡があった。その総額は果たして――。 

 

 越智社長本人に話を聞いた。 

 

――「17LIVE」で活動している。 

 

「はい。僕は酒も飲まず、バンドしか趣味がない。音楽機材の他にお金の使い道がなかった」 

 

 

 
 

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