( 130215 )  2024/01/19 02:51:22  
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YBS山梨放送によると、甲府市で夫婦2人が殺害された事件の裁判員裁判で、19歳の被告に対して死刑が言い渡されたと報じられました。

この判決は全国で特定少年に対する初の死刑判決となります。

事件は2021年に発生し、被告は特定少年として実名報道されています。

検察側は死刑を求刑し、弁護側は死刑の回避を求めました。

特定少年に対する死刑判決は法的に可能ながら、更生重視の枠組み内で実名報道には慎重さが求められます。

(要約)

( 130217 )  2024/01/19 02:51:22  
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YBS山梨放送 

 

甲府市で夫婦2人が殺害されるなどした事件の裁判員裁判で、甲府地裁は先ほど、事件当時19歳だった被告に死刑を言い渡しました。特定少年への死刑判決は全国で初めてです。 

 

事件は2021年10月、甲府市の住宅で夫婦が殺害され家に火がつけられたものです。事件当時19歳だった遠藤裕喜被告が、改正少年法により特定少年として全国で初めて起訴後、実名を公表され、殺人などの罪に問われているものです。 

 

甲府地裁は先ほど、被告に死刑を言い渡しました。特定少年への死刑判決は全国で初めてです。 

 

これまでの裁判で検察側は死刑を求刑し、弁護側は死刑の回避を求めていました。 

 

【おことわり】 

特定少年の実名報道について、改正少年法では18歳と19歳は「特定少年」に位置づけられ、起訴後は実名報道が可能になりました。その一方、特定少年であっても更生を重視する少年法の枠組み内にあり、実名を報道することには慎重さが求められます。 

山梨放送は、今回の裁判の重大さや社会性を総合的に鑑み、実名を報道しました。 

 

 

 
 

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