( 130554 )  2024/01/20 00:44:45  
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名古屋市にある人気の玩具レゴのテーマパーク「レゴランド・ジャパン」が、来場者の不満や対応により炎上している。

来場者の一人が誤解されて入場できず、40分以上待たされた上に追加料金を求められたことに抗議し、テーマパークの対応に批判的な投稿が多数あがるなどの問題が報じられている。

同テーマパークは料金の高さや制約、他の施設に比べた価格などが指摘され、客足が途絶えるなど経営面でも課題を抱えている。

レゴランド側は一部のトラブルについては解決するなどの対応をしているが、現在の状況から脱することができるかが注目されている。

(要約)

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レゴランド・ジャパン(C)日刊ゲンダイ 

 

 スタッフから不当な対応を受けたという来場者の投稿で炎上しているのが、世界的に人気の玩具レゴのテーマパーク「レゴランド・ジャパン」(名古屋市港区)。  

 

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 レゴランド側の手違いでこどもの年間パスポートで入場したと誤解されたという来場者(大人)が、寒空の下で40分以上立ちっぱなしで待たされた上に、「差額を払わないと入れない」などと言われたという顛末を投稿。 

 

 それに対応したレゴランド・ジャパンの本多良行代表は、《申し訳ないですが、私も自身をクリアにする必要があり、憶測を起こしたくないので私が送ったDMの内容を開示させてください》と、投稿者とのDMでのやり取りの画像と一緒にポスト(現在削除済み)。だが、DMをさらした投稿が《対応がひどい》《言い訳じみている》などと炎上に油を注いだ形となった。 

  

《レゴランドとレゴランド社長のせいで、愛知県民まで否定されだしてとばっちりすごい》《何で愛知県民の性格が悪いになるのか?》《愛知県民の人間性がダメなのはレゴランド関係ねーから!元々だから!》と、レゴランド側の一連の対応によって、愛知県民の県民性に言及する投稿が増加したのだった。 

 

■客が少なくて撤退した店も 

 

 2017年4月1日に、世界で8番目のレゴランドとして名古屋市の金城ふ頭に開業。開業初日に500人が行列を作ったが、当初1dayパスの料金が13歳以上6900円、3歳以上12歳以下5300円という高額な入場料が目立った。 

 

「料金が高いだけでなくペットボトルが持ち込めなかったりと制約が多く、客足もだんだん途絶えていきました。レゴランドの隣の施設に出店した同業の社長は閑古鳥が鳴いていると嘆いていましたが、案の定撤退が相次ぎました」(東海エリアの飲食チェーン幹部) 

 

 その後、ピーク時とオフピーク時、さらに入場当日と前売りで価格が変わり、1dayのおとな料金(19歳以上)が4500円~7400円、こども料金(3歳~18歳)が3300円~4800円に(レゴランドのみ)。それに対して年間パスポートはおとな9900円、こども6500円とリピーターにとってはお得だが、《東山動植物園と名古屋港水族館の年パスを両方買ったほうが安い》といった声が上がっている。 

  

 レゴランドの対応についてXで投稿した来場者は、《本日レゴランドのチケット窓口の責任者様からお電話を頂きました。経緯の説明と謝罪を受け取らせて頂きました》と、トラブルが解決したことを報告している。 

 

 県内には22年11月に開業したジブリパークなど人気のテーマパークが少なくない。レゴランドは開業時以来のピンチから脱することができるか。 

 

 

 
 

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