( 131044 )  2024/01/21 15:06:27  
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元AKB48メンバーでタレント・俳優の篠田麻里子が、テレビ朝日系のドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』に出演することが明かされた。

篠田は主役の妻を演じ、不倫関係にある綾香という役柄を挑戦的に演じている。

このドラマは放送作家で脚本家の鈴木おさむ氏が手掛ける最後の地上波連続ドラマの脚本となる。

篠田はこの役について、「挑戦したい」という覚悟を持ち、自分の殻を破って演じ切りたいと述べている。

(要約)

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篠田麻里子 (C)ORICON NewS inc. 

 

 元AKB48でタレント・俳優の篠田麻里子(37)が、テレビ朝日系・土曜ナイトドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(毎週土曜後11:30)に出演することが、きのう21日に放送された第1話の放送中に明かされた。篠田は主人公・岡谷渉(伊藤淳史)の妻で、芸能事務所の統括マネージャー・司馬マサト(小池徹平)と不倫している綾香を演じる。篠田は、鈴木おさむ氏の“当て書き”脚本による挑戦的な役柄に、演じていて「正直苦しかった」と打ち明けつつも、「今だからこそできる」役と演じ切ることを決めた覚悟を赤裸々に語った。 

 

【場面写真】大胆に乱れる濡れ場も…体当たり演技に挑んだ篠田麻里子 

 

 同作は、漫画家・大竹玲二氏による漫画「離婚しない男」(講談社ヤングマガジンKC)が原作。妻の不倫に気づかぬフリをしながら不倫の証拠を日々収集し、父親が親権を獲得するという困難な壁に立ち向かう男の姿を描くリコン・ブラックコメディー。今年3月いっぱいをもって、32年間活動してきた放送作家業と脚本業から引退する、鈴木おさむ氏が手掛ける地上波連ドラ最後の脚本となる。 

 

■篠田麻里子 

 

――オファーがきたときはどんな心境だったのでしょうか。 

 

【篠田】正直に言うと不安の方が大きかったです。ただ、原作も読んでみて、今の私がやったら面白いだろうなと思ったのが率直な感想です。 

 

――不安の方が大きかった中で、出演を決意した理由は何だったのでしょうか。 

 

【篠田】鈴木おさむさんの地上波連続ドラマ最後の作品にオファーしていただけたことにまずびっくりしましたけど、すごくうれしかったんです。不安はありましたが、今の自分だからこそできることがあるんじゃないかなって思って、「挑戦したい」と伝えました。 

 

――誰かに相談したことは? 

 

【篠田】プロデューサーさんとも話す機会をいただけて、この作品への思いを聞けました。私だからこそぶつけられるものに希望を見出してくれたと感じましたし、自分のできる最大限を出し切りたいと覚悟を決めました。 

 

――岡谷綾香という役柄についてはどういった印象を持ったのでしょうか。 

 

【篠田】不倫自体はダメなんですけど、綾香がそこに至ったまでの経緯とか、不器用なところとか、生き方みたいなところを、自分なりに表現できたらいいなと思いました。 

 

――久しぶりの演技になるかと思うのですが、その点についてはいかがですか。 

 

【篠田】演技という点だけではなく、やっぱり人前に出るっていうところも含めて、緊張や不安がすごく大きかったです。そういう意味でも、この作品は自分の中ですごくチャレンジでしたし、自分の殻を破らないとできないなっていう芝居が多かったです。 

 

――綾香の設定は、篠田さんとの共通点も多いそうですね。 

 

【篠田】第3話で綾香の過去が描かれるのですが、原作準拠ではなく、おさむさんが作ってくださったドラマオリジナルのストーリーがあるんです。おさむさんが私に当て書きしてくださったそうで、もともとアイドルだったという設定だったりと自分自身に寄っている箇所もあって面白いなと思います。 

 

――そんな自分と重なることも多い綾香を演じられて、現実の自分と改めて向き合うこともあったのでしょうか。 

 

【篠田】そうですね…正直に言うと苦しかったです。すごく気持ちが共有できる部分もありましたが、現実だとこれはダメだよねっていう一線もありました(笑)。 

 

――苦しさを感じた部分というのは? 

 

【篠田】たとえば、綾香が子育てをするシーンは、作中であまり描かれてはないんですけど、自分の中では、そこも一生懸命作っているんです。子育ての前半って、ワンオペ育児をすると、社会に取り残されたような気持ちになるんですよね。だから、自分の中の孤独とか、さみしさみたいなのをすごくふくらませてお芝居をしました。個人的な解釈ですが、そんなバックボーンを持つ綾香だからこそ、承認欲求というか、誰かに自分を求めてもらいたいという思いになったんじゃないかなと思いました。 

 

――並々ならぬ思いで演じられたということが伝わりました。改めて同作について読者へ伝えたいことがあればお願いします。 

 

【篠田】絶対に面白いものになっていると思うので、ぜひ皆さんに見てほしいですし、自分の中でもこう、人生観や殻を破れた部分もすごく大きかったので、いろんなとらえ方や、見方をしてもらえたらうれしいなって思います。 

 

――同作を経て今後の芸能活動についての指針はありますか? 

 

【篠田】今あるお仕事にすごく集中できていて、この作品も含めて、こんなに目の前にあることだけに注力したことってあんまりなかったんです。そういう意味で、今はいただいた仕事を思いっきりやるっていうことをすごく大事にしたいと思っています。 

 

■ヘアメイク:菊地弥生、スタイリスト:加藤優香利 

 

 

 
 

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