自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件と、派閥幹部の立件見送りなどを伝えたTBSの「サンデーモーニング」で、司会の関口宏が、事件の動きについてコメントした。

関口は事件の結末について物足りなさを感じ、コメンテーターも政治資金規正法の問題や国民の声を挙げるべきだと指摘した。

また、関口は有権者の責任を強調し、政党助成金に対する怒りを表明した。

（要約）

　関口宏 

　２１日のＴＢＳ「サンデーモーニング」では、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件と、派閥幹部の立件見送りなどをトップで伝えた。 

　司会の関口宏が最初に「こんなもんかなって気がします」と述べ、事件の動きを伝えた。 

　関口は「あんな大騒ぎしてこういう幕の閉め方なのかな。なんか物足りなさを感じちゃうのは何なんでしょうか」と語った。 

　コメンテーターの論客からは、政治資金規正法がザル法なのは長年言われていることや、国民が声をあげなければいけないとの指摘などがあがった。 

　関口は「有権者の責任があるという意見も出てますが、ほんとですよ。政党助成金払ってんですよ、私たちは。もっとこういうことに腹を立てなきゃいけないんだなと思います」と述べた。