( 131151 )  2024/01/21 23:02:20  
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農林水産省は、ブロッコリーを国民の重要な消費野菜であるとして指定野菜に追加することを決定しました。

これは、半世紀ぶりの指定野菜の追加となり、2026年度から適用される予定です。

ブロッコリーは、価格が下がった場合に生産者に支払われる補助金も増加することになります。

ブロッコリーの生産量は増加しており、指定野菜にふさわしい規模に成長していると述べています。

ブロッコリーの主要な産地は北海道や愛知県、埼玉県であり、大規模な生産者や出荷団体は国のガイドラインに基づいて供給計画を作成することができます。

(要約)

( 131153 )  2024/01/21 23:02:20  
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ブロッコリー 

 

 農林水産省は、消費量が多く国民生活に重要な「指定野菜」にブロッコリーを追加する。現在はキャベツやダイコン、トマトなど14品目が指定されており、新規の追加は1974年のバレイショ以来、半世紀ぶりだ。2026年度から適用する。 

 

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 ブロッコリーは、指定野菜に準じる35品目の「特定野菜」となっている。特定野菜から指定野菜への格上げは初めてだ。安定的な生産を促すため、価格が著しく下がった場合に生産者に支払われる補助金が現在よりも手厚くなる。 

 

 農水省によると、ブロッコリーの22年産の出荷量は15万7100トンで、12年産から28%増えた。総務省の家計調査でも、2人以上の1世帯あたりの購入量が22年に4850グラムとなり、12年比で29%増だった。 

 

 農水省は「出荷量が横ばいか減少傾向にある野菜が多い中、他の指定野菜と肩を並べる規模になった」としている。 

 

 ブロッコリーは北海道や愛知県、埼玉県が主要な産地となっている。大規模な生産者や出荷団体は、農水省に登録すれば補助金の対象となり、国のガイドラインを踏まえて供給計画を作成する。 

 

 

 
 

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