( 131791 )  2024/01/23 23:32:49  
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トヨタ自動車の株式時価総額が4兆7981億円に達し、日本企業として史上最大となったことが報じられた。

この結果はNTTの1987年の記録を37年ぶりに上回るもので、大和証券によればこれまでの記録はNTTの4兆6720億円だった。

トヨタの株価は上昇し、これは業績の堅調や経営改善への取り組み、海外投資家からの資金流入などが背景にある。

特に2024年3月期の連結営業利益見通しの増加から、株が買われている。

世界の時価総額では、トヨタは28位となっている。

(要約)

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トヨタ自動車本社(愛知県豊田市で、読売ヘリから) 

 

 23日の東京株式市場で、トヨタ自動車の株式時価総額(終値)が48兆7981億円となり、日本企業で史上最大となった。NTTが1987年に記録した時価総額を約37年ぶりに上回った。 

 

【チャート】日経平均の推移 

 

 トヨタ株の終値は前日比9円高の2991円で、上場来高値をつけた。値上がりは5営業日連続で、取引時間中に一時3000円を超えた。 

 

 大和証券によると、これまでの日本企業最大の時価総額は、87年5月11日にNTTが記録した48兆6720億円だった。85年に民営化したNTTは、87年2月に上場すると、株価が高騰。当時は世界最大の時価総額を誇った。 

 

 時価総額は、企業の株価に発行済み株式数を掛けた額で、市場が判断した企業の価値と言える。 

 

 堅調な日本企業の業績や経営改善に向けた取り組みを背景に、海外投資家の資金が日本株に流入している。特にトヨタは、2024年3月期の連結営業利益が前期比65%増の4兆5000億円で、日本企業で初めて3兆円を超える見込みだ。グループ会社の株を売却するなど経営改革も進めており、成長期待から株が買われている。 

 

 世界の時価総額では米IT大手が上位を占め、トヨタは28位となる。 

 

 

 
 

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