( 132712 )  2024/01/26 15:04:32  
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ひろゆき氏が、京都アニメーション放火殺人事件の加害者に死刑判決が言い渡されたことについてのコメントを投稿し、それに対し、元新潟県知事の米山隆一氏が反論した。

ひろゆき氏と米山氏の議論はX上で注目を集め、ひろゆき氏の主張が一蹴されたことで、多くの人が米山氏の正論を賞賛していた。

(要約)

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(写真:時事通信) 

 

《何はどうあれ被害の甚大さから死刑というのはわかるんだけど、死刑になるための人を助けた医療関係者の努力を考えると、「死刑だから助けなくていい」という判断があってもいいような、、、》 

 

1月25日、ひろゆきこと西村博之氏(47)がXを更新。19年7月に起きた京都アニメーション放火殺人事件で、36人を殺害した罪などに問われていた青葉真司被告(45)に京都地裁が死刑判決を言い渡したことについて、冒頭のような私見を述べた。 

 

これに対し、前新潟県知事で立憲民主党衆議院議員の米山隆一氏(56)はXで《まず判決が確定するまでは死刑になるかどうか分かりません。判決確定後も、執行までは再審もあり得ます。それ迄は、被疑者・死刑囚としての制限は受けても人権を有し、病気は治療するのが法治国家です。助けない判断はあり得ません》と投稿。ひろゆきの持論は《グロテスクな意見だ》と指摘した。 

 

さらに、ひろゆきは一般ユーザーから《人を刑に定めることは裁判官やないとできん》とコメントが寄せられると、《嘘です。日本は警察官が現行犯を射殺出来ます。現場の警察官が死刑を下す事を法的に国は許容してます》と反論した。 

 

しかし、この投稿についても米山氏は《出来ません》と反応。警察官職務執行法第7条の内容をあげ、《警察官が犯人を射殺しうるのは、あくまで正当防衛若しくは緊急避難としてであって、死刑の執行としてではありません》とひろゆきの主張を一蹴した。その上で、《自らが知りもしない刑事手続きについて、何の根拠もなくこういう誤った情報を流し訂正もしない、ひろゆき氏は、本当に如何なものかと思います》と非難している。 

 

実はこの2人が舌戦を繰り広げるのは初めてではない。昨年11月、ビジネス動画メディア『ReHacQ-リハック-』のYouTubeチャンネルでの討論で、ひろゆきは初歩的な知識不足で米山氏に“論破”されてしまっている。今回のやり取りを見て、X上ではひろゆきの“完敗”を思い出した人も多かったようだ。 

 

《ひろゆきは天敵米山さんにやられっぱなし》 

《米山さん、ひろゆき封じの守り神になっとる》 

《スカッと正論をぶつける米山さんさすがですね》 

 

 

 
 

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