( 132919 )  2024/01/27 05:29:13  
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京都アニメーション放火事件で36人を殺害したとして死刑判決を受けた青葉真司被告(45)の弁護側が判決を不服として控訴したことが報告された。

被告は死刑を求刑され、裁判では責任能力が争点となっていた。

京都地裁は、完全な責任能力を認めつつも、被告の真摯な反省が見られないとして死刑判決を言い渡していた。

控訴は26日付。

(要約)

( 132921 )  2024/01/27 05:29:13  
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法廷内のイラスト(25日) 

 

 2019年、京都アニメーション第1スタジオに放火し36人を殺害した罪などで、1月25日に京都地裁で死刑判決を受けた青葉真司被告(45)の弁護人が、判決を不服として控訴したことが分かりました。控訴は26日付。 

 

【動画】京アニ死刑判決「自分なりの償い」全裁判を取材した記者が見た被告の変化 

 

 青葉真司被告(45)は、2019年、京都アニメ―ション第1スタジオに放火し、36人を殺害した罪などに問われています。 

 

 検察は、去年12月、被害者の多さなどから事件の重大性を指摘し、争点の責任能力については、自身の作品が京アニに盗用されたという被告の妄想は「動機を強化した程度で限定的」として死刑を求刑しました。 

 

 一方、弁護側は、「被告は事件当時、妄想や幻聴に支配されていて責任能力はない」と無罪か、そうでなくても刑が減軽されるべきと主張していました。 

 

 京都地裁は25日に行われた裁判で、完全責任能力を認めたうえで「被害者らの悲しみや苦痛は言い表せられない。被告に真摯な反省は見られない」として、青葉被告に死刑を言い渡していました。 

 

 

 
 

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