( 133415 )  2024/01/28 23:23:38  
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自民党の茂木敏充幹事長率いる茂木派が政策集団に移行する検討を始めた。

派閥会合を開いて意見をまとめ、現在維持している政治団体「平成研究会」についても協議する予定。

他の派閥が解散や存続を表明している中、茂木派の対応が注目されている。

茂木派は党改革に合わせて政策グループとしての活動を強化する意向で、政治団体との切り離しも検討している。

茂木派は現在53人が所属し、これまでに小渕氏や他の議員が離脱を表明しており、今後の動向が注目される。

(要約)

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記者会見する自民党の茂木幹事長=2023年12月、東京・永田町の党本部 

 

 自民党の茂木敏充幹事長が率いる茂木派は、政策集団へ移行する検討に入った。週内に派閥会合を開き、意見集約する。総務相に届けている政治団体「平成研究会」は当面維持する方向で協議する。関係者が28日、明らかにした。茂木派では小渕優子党選対委員長ら離脱の動きが相次いでいた。党内全6派閥のうち安倍派など4派が解散方針を決め、麻生派は存続を表明しており、残る茂木派の対応が注目されている。 

 

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 茂木派幹部は取材に「党改革の中間報告に沿い、金と人事から決別した政策グループとしたい」と述べた。政治団体の扱いについて、解散するためには政治資金の清算など時間がかかり、直ちに届けるのは困難だとの見通しを示した。このため政策集団の活動を、政治団体と切り離す形にする案が浮上している。 

 

 茂木派は今月24日時点で53人が所属し、安倍派、麻生派に次ぐ第3派閥。小渕氏が25日に退会意向を示した後、青木一彦参院議員や関口昌一党参院議員会長らが離脱を表明した。 

 

 茂木派議員は参院側が週明けにも集まり、関口氏から離脱意向について説明を受ける。 

 

 

 
 

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