( 133771 ) 2024/01/29 23:00:47 0 00 トヨタ自動車のHPから
トヨタグループの豊田自動織機の認証不正問題を受け、トヨタ自動車は29日、同社にディーゼルエンジンの開発を委託しているランドクルーザーや、ハイエースなどの出荷停止すると発表した。ダイハツに続き、グループ内でもトヨタの源流と特別視される豊田自動織機での不正に、ネット上では「いったい何やってんの?」などと驚きの声があふれた。
豊田自動織機は同日、第三者委員会の報告書により、フォークリフトや建設機械用エンジンのほか、トヨタに生産委託されたディーゼルエンジン3機種の出力試験で違反行為があったと公表。これを受け、該当のエンジンを使っている10車種(国内6車種)の出荷を停止すると発表した。
昨年12月にトヨタグループのダイハツで新たな認証不正が見つかり、国内工場の稼働停止が続いている状況。豊田佐吉が創業した豊田自動織機は、トヨタの源流企業にあたる。
それだけにネット上でも一連の報道が衝撃をもって受け止められ、X(旧ツイッター)では「豊田自動織機」「ランクル出荷停止」「ハイエース」「ダイハツ」などの関連ワードが相次いでトレンド入り。
「日本のモノ作りは腐り始めた」「しかしトヨタ系ボロボロ出てくるな」「新しいニュースなんだけど、新しく見えない。とんでもないニュースなんだけど、あまり驚かない。日常化してしまった。どうしたトヨタグループ」「安心安全のランクルが…でもセキュリティ甘々」「豊田自動織機と言えばトヨタの源流企業。豊田佐吉が草葉の陰で泣いているぞ」などと書き込みが挙がった。
グループ企業で不正が相次いでいる背景について「ガソリンHVと高級車のみ囲込みでトヨタ本体は無傷かつ高収益 利益率の低い軽や産業車両はダイハツや豊田自動織機に押し付け 排ガス技術の難しいディーゼルエンジンも日野や豊田自動織機に押し付け」と、その生産体制をいぶかるコメントもあった。
中日スポーツ
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