( 134918 )  2024/02/02 00:29:20  
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石川県と福井県の物産展が開かれた京王百貨店新宿店で、能登半島地震の被災地に寄付をするために多くの人が義援金を入れた。

これにより、石川県には170億円近くもの義援金が集まった。

ふるさと納税サイトを通じた寄付も多く、これにより169億2500万円が確認されている。

さらに、ふるさと納税サイト「さとふる」だけでも総額12億6000万円以上もの寄付が集まった。

能登半島地震で大きな被害を受けた地域への支援が広がっており、多くの人が実際に義援金を寄付している。

(要約)

( 134920 )  2024/02/02 00:29:20  
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石川、福井両県の物産展で能登半島地震の被災地への義援金を入れる女性=1月29日午後、東京都新宿区の京王百貨店新宿店 

 

 能登半島地震で大きな被害を受けた石川県に各地から寄せられた義援金が、発生から1カ月となる1日までに170億円近くに達した。 

 

【能登半島地震】空から見た被害状況 

 

 ふるさと納税サイトを通じた返礼品なしの寄付も過去にないペースで集まるなど、支援の輪が広がっている。 

 

 県によると、1月30日時点で入金が確認できた義援金は22万3365件、約169億2500万円に上った。関係団体でつくる委員会で配分を決定し、市町を通じて被災者に届ける。 

 

 ふるさと納税サイト「さとふる」(本社東京)は2016年の熊本地震以降、返礼品なしで被災自治体に寄付し、関連する事務作業を被災地外の自治体が代行する災害支援の仕組みを設けている。能登半島地震では31日時点で約8万4000件、総額12億6000万円を超えた。担当者によると、これまでで最も速いペースといい、「連日の報道などで関心が高まっているのでは」と驚いていた。 

 

 京王百貨店新宿店(新宿区)では24~29日、石川と福井両県の物産展が開かれ、多くの人でにぎわった。「応援したいと思って来た」というパートの30代女性は、金沢市名物の金箔(きんぱく)を使った和菓子を購入。会場に設置された募金箱の前で足を止める人も多く、寄付をした70代の無職男性は「現地には行けないが、できることはしたい」と話した。  

 

 

 
 

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