( 135175 )  2024/02/02 21:59:39  
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2月2日の参院本会議で、自民党の麻生太郎副総裁が上川陽子外相に対して不適切な発言をしたことについて、岸田文雄首相が、年齢や容姿を揶揄する発言は慎むべきだと述べました。

また、首相は包摂的な共生社会を目指すと述べました。

一方の上川外相は、麻生氏の発言には直接論評を避けたと報じられています。

(要約)

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参院本会議に臨む岸田文雄首相=2024年2月2日午後1時7分、竹花徹朗撮影 

 

 自民党の麻生太郎副総裁が上川陽子外相について「そんなに美しい方とは言わない」「おばさん」などと言及したことをめぐり、岸田文雄首相は2日の参院本会議で「性別や立場を問わず、年齢や容姿を揶揄(やゆ)し、相手を不快にさせるような発言は慎むべきだ。このことは当然のことだ」と述べた。立憲民主党の田島麻衣子氏が「年齢や容姿を揶揄する発言は許されるのか」とただしたのに対し、答えた。 

 

【写真】麻生太郎氏の主な問題発言 

 

 首相は「岸田内閣でも全ての方が生きがいを感じられ、尊厳が損なわれることなく、多様性が尊重される包摂的な共生社会を実現していく。この基本方針に基づいて政策を進めていく」とも語った。 

 

 一方、上川氏は1月30日の閣議後の記者会見で、「様々なご意見やお声があると承知しているが、どのような声もありがたく受け止めている。国民に理解され、支持される外交を展開していくことに専心している」とし、麻生氏の発言への直接の論評を避けた。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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