( 135354 )  2024/02/03 01:07:44  
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甲府市で夫婦が殺害され住宅が放火された事件の裁判で、当時19歳の男が死刑判決を受けた後、弁護側の控訴を取り下げたことが明らかになりました。

これにより死刑判決が確定しました。

被告は特定少年として20歳未満で初めて実名が公表され、特定少年の死刑判決が確定するのは全国初となります。

(要約)

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テレビ山梨 

 

甲府市の夫婦が殺害され住宅が放火された事件の裁判で死刑判決を言い渡された事件当時19歳の男が、弁護側が行った控訴を取り下げたことがわかりました。 

これにより死刑判決が確定しました。 

 

【写真を見る】死刑判決が確定 事件当時19歳の男が弁護側の控訴を取り下げ 甲府殺人放火事件 

 

この事件は2021年10月、甲府市の夫婦を殺害し住宅に放火したなどとして当時19歳の遠藤裕喜被告が殺人や放火などの罪に問われたものです。 

 

一審の甲府地裁は1月18日に「犯行当時、被告には完全責任能力があり年齢を考慮しても死刑を回避する決定的理由とは言えない」などとして被告に死刑判決を言い渡しました。 

 

これに対し、弁護側は「各争点における主張が認められず非常に遺憾で、裁判所の本事件に対する検討が不十分」などとコメントし、判決を不服として2月1日付けで東京高裁に控訴していました。 

 

しかし、被告が控訴を取り下げたことがわかりました。 

これにより一審の死刑判決が確定しました。 

 

被告は判決の3日前、UTY記者との面会に応じ「弁護士は仕事として控訴するといっていました。だけど取り下げます。」と話していました。 

 

また「死刑になりたいということですか」との問いに対しては「はいそうです」と述べ、死ぬことについては「苦しいんでしょうけど養父のことなど過去の辛い記憶を思い出すよりは・・・」などと話していました。 

 

改正少年法が施行後、被告は特定少年として20歳未満で初めて実名が公表され、特定少年の死刑判決が確定するのも全国で初めてです。 

 

テレビ山梨 

 

 

 
 

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