( 135880 )  2024/02/04 22:17:02  
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厚生労働省が国家公務員にマイナンバーカードを健康保険証として利用することを促進しているが、昨年11月の国家公務員の利用率は4.36%だった。

特に防衛省では2.50%と最も低かった。

厚生労働省は現行の保険証を廃止するため、利用促進を訴えているが、国家公務員の利用率は低迷している。

朝日新聞が厚生労働省の文書を入手し、各省庁の利用率が記されており、総務省が6.26%で最も高く、防衛省が2.50%で最も低かった。

(要約)

( 135882 )  2024/02/04 22:17:02  
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マイナンバーカードの見本=総務省住民制度課提供 

 

 マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」の国家公務員の昨年11月分の利用率が4・36%だったことがわかった。最も低いのは防衛省で2・50%だった。今年12月の現行保険証の廃止に向け、厚生労働省は利用促進を訴えているが、足元の国家公務員の利用もおぼつかない状況となっている。 

 

【写真】現行の保険証の廃止に反対の立場を表明 

 

 マイナ保険証の利用率は、医療機関が受診者の医療保険の加入情報などをオンラインで確認する際に従来の保険証でなくマイナ保険証が使われた割合。全体の利用率は昨年4月の6・3%をピークに12月まで8カ月連続で低迷。11月は4・34%だった。 

 

 朝日新聞は国家公務員とその家族が加入する国家公務員共済組合のマイナ保険証の利用率が記載された厚労省の文書を入手した。 

 

 文書には昨年11月の利用率が記されており、省庁別ではマイナンバーカードを所管する総務省が6・26%で、内閣府や農林水産省など4省庁が5%台。文部科学省や法務省は4%台、外務省3・77%、最も低い防衛省は2・50%だった。マイナ保険証を所管する厚労省は4・88%だった。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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