( 135905 )  2024/02/04 22:45:29  
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元参議院議員でジャーナリストの有田芳生氏が、群馬県が高崎市の県立公園にある朝鮮人追悼碑を撤去したことを「歴史的犯罪行為」と非難し、山本一太知事たちによる歴史の抹消と述べた。

追悼碑は労働動員中に亡くなった朝鮮人を悼む目的で市民団体が建てたものであったが、県の設置条件に違反したとして設置期間の更新が認められなかった。

裁判所も県の判断を適法と認め、撤去作業が終了したと発表していた。

(要約)

( 135907 )  2024/02/04 22:45:29  
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 有田芳生氏 

 

 元参院議員でジャーナリストの有田芳生氏が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。群馬県が同県高崎市の県立公園「群馬の森」に設置されていた朝鮮人追悼碑を撤去したことを「歴史的犯罪行為」と述べた。 

 

 有田氏はXで、追悼碑の撤去が終了したとの記事を引用。「歴史的犯罪行為。山本一太知事たちによる歴史の抹殺です」と断罪した。 

 

 追悼碑は2004年に、戦時中に労務動員されて亡くなった朝鮮人を悼む目的で市民団体が建立した。だが「政治的行事を行わない」となどする設置条件に違反したとして県が設置期間の更新を認めず、市民団体が訴訟を提起した。 

 

 裁判では22年6月、最高裁が市民団体の上告を棄却し、県の判断を「適法」とした二審判決が確定。県は1月29日に行政代執行による撤去作業を開始し、2日に作業が終了したと発表していた。 

 

 

 
 

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