( 136226 )  2024/02/05 22:34:33  
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関東周辺では雪が広がり、東京都心でも1センチの積雪があります。

雪のピークは今夜にかけてで、移動は危険を伴うため注意が必要です。

大雪警報が発表された地域もあり、予想される降雪量は非常に多いです。

雪で路面が不安定になるため、歩く際の注意が必要です。

手袋やリュックサックの利用、着膨れや歩き方についての注意が述べられています。

(要約)

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画像:tenki.jp 

 

関東周辺では、すでに広範囲で雪が降っており、17時現在、東京都心でも1センチの積雪となっています。雪のピークはこのあと今夜にかけてで、今雪が積もっていない場所でも、積雪や路面の凍結する恐れがあります。これから暗くなり、移動は危険を伴いますので、細心の注意を払いましょう。 

 

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5日16時半現在、東京都多摩西部と八王子市、神奈川県と山梨県の全域、千葉県の東葛飾地区、群馬県のほぼ全域、茨城県県北地域、長野県の広い範囲に大雪警報が発表されています。また、東京都心でもついに雪が積もり始めています。(※都心で積雪1センチを記録するのは、2022年の2月10日以来、2シーズンぶりです。) 

 

東京23区では、12時間降雪の深さが5センチで「大雪注意報」、12時間降雪の深さが10センチで「大雪警報」が発表されます。 

 

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これから明日6日午後6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、 

関東地方北部の山地 40センチ 

関東地方北部の平地 15センチ 

箱根から多摩や秩父 30センチ 

関東地方南部の平地 15センチ 

甲信地方      30センチ 

 

そのほか、 

岐阜県の山地    30センチ 

岐阜県の平地    20センチ 

静岡県の山地    15センチ 

静岡県の平地     5センチ 

などとなっています。 

 

予想より気温が低くなった場合には、山沿いを中心に、平地でも大雪警報の範囲がさらに広がる可能性があります。今後の最新の情報に十分ご注意ください。 

 

画像:tenki.jp 

 

雪が積もった後は、いつも通る道路でも、普段とは状態が違います。歩き方には次のような注意が必要です。 

 

(1)寒いからといって、手をポケットに入れたり、歩きスマホをしたりするのは、大変危険です。手が使えないと、急な動きに対応できず、万が一、転んだ時に、大けがにつながりますので、絶対にやめましょう。 

(2)荷物は、なるべく手に持たないようにしましょう。バッグは、リュックサックなど背負うタイプの物がおすすめです。手が自由に使えるようにすると、いざという時に、けがが防げます。 

(3)もし転んでしまっても、体を強く打たないよう、洋服も工夫しましょう。厚手の服装だと、寒さを防ぐだけでなく、クッションの代わりにもなります。 

(4)洋服の素材は、濡れにくく、撥水性のある素材のものを着用しましょう。洋服が濡れてしまうと、体が冷えやすくなってしまいます。 

(5)歩くときには、なるべく狭い歩幅で、足をまっすぐ下に踏み込みましょう。そろそろとペンギンのように歩くと、転びにくくなりますので、覚えておいてください。 

 

日本気象協会 関西支社 藤川 徹 

 

 

 
 

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