( 136621 )  2024/02/06 23:14:26  
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おしゃれな場所に店舗を構え、幅広い世代から人気の「キルフェボン」のタルトが、投資家たちを大きく揺さぶっている。

同社が株主優待を導入したことで株価が急上昇し、注目を集めている。

しかし、専門家は投資の本質を見誤らないよう警告しており、単なる優待につられずに本来の株式投資のプロセスを省略しないよう注意を呼びかけている。

大企業に比べて新しく上場した企業が優待制度を導入する傾向がある中で、投資家は慎重な姿勢を保つ必要があるとの指摘もある。

(要約)

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人気タルトで「株主優待」の企業が株価急騰…専門家は警鐘「投資の本質見誤らないで」 

 

 東京・銀座や青山といったおしゃれな場所に店を構え、幅広い世代から人気を集める「キルフェボン」のタルト。このタルトが今、投資家を大きく揺さぶっています。 

 

【画像】「キルフェボン」の人気タルトが株主優待に!? 利回りは7%も専門家は… 

 

SNSから 

「キルフェボン砲だ」 

 

 きっかけは、インターネット事業など展開している企業が、先月31日の取引時間終了後に発表した「株主優待」です。 

 

 100株保有すれば、年間6000円分のキルフェボンのギフトカードがもらえるこの優待。先月31日の終値847円で計算すると、利回りは7%を超えます。 

 

SNSから 

「うわあああああついにキルフェボンの株主優待が爆誕!利回りやば」 

 

 今月1日、取引が始まると「買い」が殺到し、株価はストップ高に。週が明けても勢いが止まることはなく、5日は17%近く上昇して1340円で取引を終えました。 

 

 こうした株主優待は大企業を中心に廃止が進む一方で、新設する動きもじわりと広がっています。 

 

大和インベスター・リレーションズ 濱口政己氏 

「新NISAということで、個人投資家を取り込んでいきたいと考える企業が新しくつくる。上場して日が浅い企業が制度を入れてくるのが、ここ数年の傾向」 

 

 しかし、専門家は投資の本質を見誤ってはいけないと警鐘を鳴らします。 

 

濱口氏 

「優待だけにつられて株を買ったところ、そこの企業の業績が少し厳しくなった時に、株価自身が下がってしまうということもあり得るし。将来性は大丈夫なのかという、本来の株式投資で銘柄選定する上で通るプロセスは省いてはいけない」 

 

(「グッド!モーニング」2024年2月6日放送分より) 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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