( 136721 )  2024/02/07 12:24:37  
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春節が近づく中国で、観光客が増える時期に青森県の公式アカウントが中国のSNSで130万人のフォロワー数を獲得し、注目を集めている。

青森の人気観光地である青森魚菜センターやねぶたの家 ワ・ラッセでは、中国や台湾からの観光客を歓迎し英語や中国語での対応に力を入れている。

青森の魅力を堪能してもらうための取り組みが紹介され、中国人観光客からは大変楽しいとの声が上がっている。

青森県はアカウント開設以来、地道に情報発信を継続してきた成果だと説明している。

(要約)

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FNNプライムオンライン 

 

中国の旧正月「春節」が、いよいよ今週末に迫っている。 

 

日本を訪れる観光客が増えるこの時期、中国のSNSでは青森県の公式アカウントのフォロワー数が130万人に。青森県の人口 約118万人(2024年1月1日現在)を超えるほどの人気ぶりだ。その人気観光地、青森の今を取材した。 

 

【画像】「また来たい」青森の魅力をSNS投稿…観光地では英語対応も 

 

中国のSNS「ウェイボ」で、公式アカウントのフォロワー数が130万8000人に達している青森県。 

 

他府県のフォロワー数と比べてみても、大阪は14万7000人、神奈川は9万4000人、群馬は5万8000人、秋田は3万3000人と、その驚異的な人気ぶりが見て取れる。 

 

投稿を見てみると、「海鮮とリンゴのアイスもすごくおいしい。また来たい」「冬の青森は雪が降るからより美しい。青森を離れたばかりなのに、もうさみしくなった…」といった内容。 

 

2月5日、青森市内の市場「青森魚菜センター」を訪ねると、すでに中国や台湾からの観光客の姿が見られた。従業員は「ワン、ツーね。サンキュー、どうもどうも」と英語を交えながら明るく接客。 

 

また、名物のねぶたを展示している観光施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」も人気の様子。 

 

青森ねぶた祭りで実際に使用された山車を間近で見ることができ、中国や台湾などから訪れた多くの観光客の姿があった。 

 

受付の際、日本語を話せない人には、英語や中国語で対応しているという。 

 

受付スタッフ: 

日によっては7~8割が外国の方という時もあります。 お客さまに気持ちよく施設に入っていただくように、ちょっとした単語だけでもできるようにしています。 

 

会場内ではQRコードからアクセスし、英語や中国語でねぶたの解説を見ることが可能。 きめ細かいサービスで、青森の魅力をより堪能してもらう狙いだ。 

 

観光客の満足度は? 

 

中国人観光客: 

この文化と歴史、工芸品に触れることができて、すごく楽しめました。青森県は東京に劣るとは思わないです。 

 

この青森人気について、県の担当者は「平成23年にアカウントを開設以降、地道に継続して情報発信してきた結果です」としている。 

(「イット!」2月6日放送より) 

 

イット! 

 

 

 
 

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