( 136861 )  2024/02/07 14:51:56  
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アジアカップの準決勝で、韓国代表はヨルダン代表に2-0で敗れた。

64年ぶりの優勝がかかっていたが、ここで姿を消すことになった。

一方、ヨルダンは史上初の決勝進出を果たした。

韓国は試合中に苦戦し、後半8分と21分に失点して敗れた。

ヨルダンは初の4強入りを果たし、決勝戦ではイランかカタールと対戦することになる。

(要約)

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<アジア杯準決勝 ヨルダン・韓国>まさかの2失点にヒザを落とす韓国代表FWソン・フンミン(ロイター) 

 

 ◇アジア杯準決勝 韓国0―2ヨルダン(2024年2月6日 カタール・アルラヤン) 

 

【写真】<アジア杯準決勝 ヨルダン・韓国>後半、韓国はFWアルナイマトに先制ゴールを決められる 

 

 カタールで開催中のサッカー・アジア杯は6日、準決勝1試合が行われ、韓国代表(世界ランク23位)がヨルダン代表(同87位)に0―2と惨敗。64年ぶり優勝への道が4強で閉ざされることになった。勝利したヨルダン代表イレブン、サポーターらは史上初の決勝進出という快挙に狂喜乱舞。10日の決勝ではイラン―カタールの勝者と激突することになった。 

 

 今大会は苦戦しながらも4試合連続で後半アディショナルタイムにゴールを決めるなど、驚異の粘り強さを発揮。決勝トーナメント1回戦サウジアラビア戦では敗色濃厚ながら後半アディショナルタイム9分にFWチョ・ギュソンが劇的同点弾。延長PK戦の末に勝利すると、準々決勝オーストラリア戦でも1点リードを許し後半アディショナルタイムに突入。ここでも万事休すかという残り1分でFWソン・フンミンがPKを奪取。またしても土壇場で追いつき、2試合連続の延長戦を制し4強入りを決めた。 

 

 ヨルダンとは1次リーグ戦第2戦で対戦し、後半アディショナルタイムでのゴールで辛くもドロー。準決勝で再び顔を合わせることになった難敵に対しクリンスマン監督は、累積警告で欠く“守備の要”DFキム・ミンジェに代わってDFチョン・スンヒョンをスタメン起用。DFラインは右からDFキム・テファン、DFチョン・ソンヒョン、DFキム・ヨングォン、DFソル・ヨンウという蔚山所属の4人で形成。ここまで5試合フル出場してきたFWソン・フンミンやMFイ・ガンイン、MFファン・インボムなどの主力が6試合連続の先発出場となった。 

 

 前半は危ない場面の連続だったがGKチョ・ヒョヌがスーパーセーブを連発。前半42分にはカウンターからペナルティーエリア内でボールを受けたFWアルナイマトにDF3人が交わされ絶対絶命のピンチを迎えるも、GKチョ・ヒョヌが“気迫の顔面ブロック”で相手のシュートを防ぐ活躍。12本ものシュートを浴びるも枠内シュート4本を止め、無失点で後半へと折り返した。攻撃ではMFイ・ジェソンが右サイドからのクロスに頭で合わせ、惜しくも右ポストに弾かれる場面もあったが枠内シュート0本と精彩を欠いた。 

 

 すると0―0の後半8分に試合が動く。不用意なバックパスをMFアルタマリに奪われ、カウンターを受けると最後はFWアルナイマトに決められ失点。飛び出したGKチョ・ヒョヌをあざ笑うかのようなループシュートでネットを揺らされた。さらに同21分にも失点。自陣でボールを失うとFWアルタマリに右サイドからドリブル突破され、そのままペナルティーエリア手前中央から左足でミドルシュート。GKチョ・ヒョヌが反応するもわずかに指先をかすめ痛恨の2点目を奪われた。 

 

 リードを許したまま3試合連続で後半アディショナルタイムに突入。しかし、“奇跡”は起こらず敗戦。4強で姿を消すことになった。一方、ヨルダンは初の4強入りに続き、決勝進出も果たす快進撃。10日の決勝は7日の準決勝でイランもしくはカタール、どちらが勝っても“中東対決”ということになった。 

 

 

 
 

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