( 137626 )  2024/02/09 23:12:42  
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日経平均株価が34年ぶりに3万7000円を突破し、バブル後の最高値を更新した。

この上昇の背景には、アメリカの株高と日銀の緩和的な金融政策が追い風となっている。

アメリカの企業決算が好調で株価が高騰し、さらに日銀もマイナス金利を解除しても金融緩和は続くとの見方から、長期金利の上昇と円安が進んだ。

この状況で半導体関連株や好調な決算を出している銘柄が買われ、日経平均株価は3万7000円台に達した。

市場関係者は、国内消費の拡大が上昇のカギであり、春闘の賃上げが注目されている。

(要約)

( 137628 )  2024/02/09 23:12:42  
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TBS NEWS DIG Powered by JNN 

 

日経平均株価が34年ぶりに3万7000円を突破し、バブル後の最高値を更新しました。 

 

買いが買いを呼ぶ展開の追い風となっているのは、「アメリカ」と「日銀」という2つの要因です。 

 

日経平均は一時400円以上値上がりし、1990年2月のバブル期以来、34年ぶりに3万7000円の大台を突破しました。 

 

まず大きいのは、アメリカの株高です。ニューヨーク市場では企業決算が好調なことからダウ平均株価が連日最高値を更新しています。そして、もう1つの追い風は「日銀」の発信です。 

 

きのう、きょうと日銀のトップがマイナス金利を解除しても「緩和的な金融環境がつづく」という見方を強調。アメリカの長期金利上昇もあって149円台前半まで円安が進み、半導体関連株や決算が好調な銘柄を中心に買い注文が広がりました。 

 

結局、午前の終値は、166円63銭高い、3万7029円91銭となりました。 

 

市場関係者は「さらなる上昇には国内消費の拡大が必要」と話していて、春闘の「賃上げ」が次のカギを握ります。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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