( 137681 )  2024/02/10 00:05:56  
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京都アニメーション放火殺人事件で死刑判決を受けた青葉真司被告が控訴したことが明らかになった。

青葉被告は36人を殺害し32人に重軽傷を負わせた。

京都地裁は被告の刑事責任能力を認めて死刑判決を言い渡し、これに対して被告と弁護側が控訴した。

控訴審は大阪高裁で行われる予定で、青葉被告は鑑定医の診断結果について控訴の理由を述べていた。

(要約)

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青葉真司被告 

 

 36人が犠牲となった京都アニメーション放火殺人事件で、1月に一審の京都地裁で死刑判決を受けた青葉真司被告について、弁護側の控訴に加えて被告本人も判決を不服として控訴していたことが分かりました。 

 

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 判決によりますと、青葉真司被告(45)は2019年7月、京都アニメーション第1スタジオに放火して36人を殺害し32人に重軽傷を負わせました。 

 

 一審の京都地裁は1月25日の判決で「犯行当時、被告は心神喪失でも心神耗弱の状態でもなかった」として青葉被告の刑事責任能力を認め、「36人もの尊い命が奪われたことはあまりにも重大で悲惨だ。一瞬にして地獄と化した京アニの第1スタジオで非業の死を遂げた被害者らの恐怖や苦痛は計り知れず、筆舌に尽くしがたい」などとして、青葉被告に対し死刑を言い渡しました。 

     

 

 1月26日に青葉被告の弁護側は判決を不服として控訴していましたが、京都地裁によりますと、2月7日付で青葉被告本人からも控訴があったということです。 

 

 2審の控訴審は大阪高裁で争われることとなります。 

 

 判決後の1月29日、面会に訪れた遺族に対し青葉被告は控訴の理由について「鑑定医には全て妄想で片付けられてしまったことについて話したい」などと話していました。 

 

 

 
 

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