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小中学校の授業を5分短縮、年間で計85時間を弾力的に運用へ…各学校の裁量で自由に

読売新聞オンライン 2/10(土) 5:03 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/3616439d95d3495966422eadf459f868909e7749

 

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文部科学省は、小中学校の授業時間を見直し、学校の裁量を拡大する方向で検討を始めている。

具体的には、授業時間を5分短縮し、その分を各校が自由に運用できるようにすることを考えている。

この提案は次期学習指導要領に反映させるために、中央教育審議会に諮問される予定だ。

これにより、学校現場での柔軟な指導の促進が期待されており、2027年の次期指導要領改定までに検討が進められる予定だ。

(要約)

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文部科学省 

 

 文部科学省は小中学校の授業時間を見直し、学校の裁量を拡大する方向で検討を始める。授業時間を5分短くし、短縮分を各校が自由に使えるようにすることなどを想定している。文科省は次期学習指導要領への反映に向け、今年秋にも中央教育審議会に諮問する見通しだ。 

 

【図表】年間の授業時間短縮イメージ 

 

 小中学校の授業時間は、学校教育法施行規則に「標準例」として示されている。現在は1コマあたり小学校45分、中学校50分で、文科省はこれを小中とも5分短縮して小学校40分、中学校45分に変更することなどを視野に入れている。変更されれば、1958年の規則明示後、初めてとなる。 

 

 一方、年間の授業時間数は変えない方向だ。現在、小学校の4年以上と中学校は1015コマで、45分授業の小学校では年間約760時間、中学校は約845時間が授業に充てられている。授業が5分短くなれば、小学校、中学校ともに約85時間(5075分)の差が生まれ、これを各校が弾力的に運用できるようにする。 

 

 背景には、子どもの学力や教育環境の地域間格差が広がっていることがある。各校が画一的な授業を横並びで実施しているだけでは対応が難しく、裁量拡大によって学校現場の創意工夫を促す狙いがある。思考力育成を目指した探究活動や、基礎学力定着のためのドリル学習など各校がそれぞれの実情に応じて指導に生かすことを文科省は期待する。 

 

 次期指導要領は2027年に改定される見通し。すでに横浜市などでは小学校の一部で40分授業を行っており、文科省はこうした先行例を検証しながら、授業時間のあり方について検討を本格化させる方針だ。 

 

 中教審委員で、教育方法学が専門の奈須正裕・上智大教授は「学校ごとに課題は異なり、それぞれの実情に応じた指導をするには、裁量の拡大は必要なことだ。『45分』『50分』を基本としてきた授業の進め方も含め、学校現場には変化が求められている」と指摘している。 

 

 

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(まとめ) 

教員や現場の声からは、時間だけ短縮することで教員の負担が増え、教育の質が低下する可能性が指摘されています。

多くの意見が、教育内容や指導の質を維持しつつ、教員の負担を軽減する方向性を求めていることがうかがえます。

時間短縮に伴う教育制度やカリキュラムの見直しや、教員の業務負担の改善が望まれています。

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・教科の学習内容量は変えずに時間だけ短縮しろってか?そして85時間でさらに何かをさせようって、現場を混乱させるような思いつき的な方策にはうんざりです。 

パンパンに膨れ上がった学習内容を削ってからの5分短縮と、浮いた時間分、下校時刻を早めるようにする方がいい。 

 

 

・中身を減らさず時短で進めるにはICTを活用するしかない。 

 

これまで「1人1台端末が無くても授業は出来る」と言って、取り組んで来なかった自治体、学校や先生は、ここから頑張らないといけないでしょう。 

 

内容を減らせという声が出てくるのも想定出来るけど、文科省は何年も前から減らさずに出来るようにスモールステップでここまで準備してきていると思う。 

 

 

・シンプルに教師には授業と生徒との交流(運動会、何らかの発表会含め)さえしてもらえたらいいと思っています。生徒からしたら先生が授業以外の仕事で大変な思いをしてるのは関係ないし学生時代には知らなくていい。 

雑務や部活顧問、その他の仕事は委託。 

幼稚園の話しになってしまいますが、子供が卒園してから、親御さん向けに幼稚園業務を手伝う仕事の募集がありました。実際、仕事を受けた方数名いました。 

先生が悲鳴をあげているなら、資格がなくてもできる業務なら小学校や中学校で是非お手伝いしたいと考えてもいます。我が子がお世話になった学校なら尚更。 

中には経験を生かせる方もいるかもしれませんよね。 

あと大学生の授業もいいなと思っています。 

 

とにかく、授業の質の低下になるような改革だけはしないで欲しいです。ただでさえ日本の学力は低下してるらしいので。 

 

 

・いつも現役教師の友人が、定時退勤なんて無理、と嘆いています。 

話を聞くと、扱う内容が多すぎてやっつけになっていることや放課後の会議が多いこと、何とかの調査が文科省から来て回答を作成するのが面倒、生徒指導、保護者対応で死にそう、学校が19:00で閉まるから教材研究やその準備は持ち帰りだ、など、本来の業務である学習指導のための準備に時間を使えない実態が浮かび上がっています。 

ぜひとも教職員の負担軽減を最優先にし、放課後の時間確保をお願いしたいです。質の高い授業を行い、仕事の持ち帰りを無くし負担軽減を図ることで教職員はモチベーションがかなり上がるはずです。 

本気で対策を講じるつもりなら、こういった実態から目を逸らさずに内容の改訂を行なってほしいです。 

 

 

・学校が一定水準以上の教育をまんべんなく子供に提供する一方で、勉強が得意な子や苦手な子へのアプローチを多様化することに繋がれば良いですが、、、 

それが学校内で実現できればなお良いし、学校間で補填し合うのもありかと思う。 

世の中がだんだん混沌としていく中、子供達が勉強から将来の生きる目的と活きる術を見出しながら、幸せに暮らし、そして日本を支えて行ってほしいです。 

 

 

・これまで長く45分で授業を組み立ててきたので5分の短縮は結構きつい。 

子供に考えさせたり話し合わせたりしてると20分なんか平気で過ぎてしまう。それに、導入で話したり全体で共有して学習事項まとめたりする時間取ったらなかなか40分であれもこれもはできないかも。 

 

 

・小学生ってこんな大変だったっけ?と思います。 

10分休みの間に体操服に着替え、トイレも済ませて校庭に行く。給食後の掃除の時間は、階段1段ずつの雑巾掛けや、手洗い場の排水の網まで掃除してます。 

自分達で掃除させるのは日本の良い教育と思っていたけど、帰ってからお勉強したり家のことも手伝わせるとか、かなりしんどいんだろうと実感してるところです。 

教育熱心な方が、同じ時間過ごさせるならもっと良い環境へ。と小中受験させる気持ちがわかりました。 

 

 

・『現在、小学校の4年以上と中学校は1015コマで、45分授業の小学校では年間約760時間、中学校は約845時間が授業に充てられている。授業が5分短くなれば、小学校、中学校ともに約85時間(5075分)の差が生まれ、これを各校が弾力的に運用できるようにする』 

今も、行事等で臨時に授業時間を短縮する事がある。しかし、教務主任は年間の授業時間数を守るために四苦八苦してきが、授業時数が不足するとお上から指導が入る事もあった。 

 

文部省の昔から現在まで、口は出すけど金は出さない方針は譲らない。 

・詰め込み教育の反省と言って、ゆとり教育、そして揺り戻しの現在。 

・教員免許を厳しくする免許更新制、そして廃止、更に今度は免許なしのでも臨時免許を出して教員の補充も可能にする。 

現場の声を無視する様に、教科の中身もドンドン変えられる。その結果、学校・教員はいつも振り回される。 

それより、教員定数の改善をしろ! 

 

 

・中身を減らさず時間だけ減らすのは意味ない。同じ内容を5分短く済ませるために子どもが話し合ったり考えたりする時間を削るケースが増えそう。 

理科の実験とか技術や家庭科の実習とか、安全に配慮が必要で準備や後始末もあって時間ギリギリになりがちな実技はどうするの? 

賢い子ならいいかもしれないけど、ゆっくりじっくり考えるタイプや勉強が苦手な子が付いてこれなくなるんじゃないの?たかが5分、されど5分だよ。 

せめて短縮分下校時間が早くなる→その分教材研究や授業準備に充てられるなら意味あるけど。5分減った分どうやりくりするかその時間を使って考えるし工夫するし。「減らした分の時間は学校の裁量で新しいことしてね」はただの丸投げ。さらなる仕事増。 

 

 

・高校教員です。数学科です。現状の学習指導要領でも50分授業で行事等で抜ける時間を考えると、消化するだけで目いっぱいなのに、45分にしようと本気で考えている中央審議会はどうかしている。教員の労働時間改善が目的なのであれば、まずはクラブ活動の顧問を外す方向と、放課後の会議を減らすこと、教育委員会などに提出する書類を合理化して減らすことの方がよっぽど優先されるべきです。また、残業時間分の給与を確実に出すこと。これらを抜きにして、内容を減らさず、5分授業を短縮しようとする考え方自体が間違っています。教育の質を下げることはもちろん、学力低下がまた問題になるのは明らかです。考え直していただきたいと思います。 

 

 

 

・高校教員です。数学科です。現状の学習指導要領でも50分授業で行事等で抜ける時間を考えると、消化するだけで目いっぱいなのに、45分にしようと本気で考えている中央審議会はどうかしている。教員の労働時間改善が目的なのであれば、まずはクラブ活動の顧問を外す方向と、放課後の会議を減らすこと、教育委員会などに提出する書類を合理化して減らすことの方がよっぽど優先されるべきです。また、残業時間分の給与を確実に出すこと。これらを抜きにして、内容を減らさず、5分授業を短縮しようとする考え方自体が間違っています。教育の質を下げることはもちろん、学力低下がまた問題になるのは明らかです。考え直していただきたいと思います。 

 

 

・例えば体育などの技能教科は準備片付けも授業時間内に行う。そうすると実質の活動時間減となる。学者の考えることは現場とかけ離れている。 

また、算数などでは子供の考えにじっくりと向き合うなら、現行の時間でやっとである。時間短縮を行うと、教師主導の教え込みの傾向が強くなると思われる。 

弾力的な運用という言葉の聞こえが良いが、それを活かせるのは一部の学校であり、家庭環境に課題を抱えている児童が多くいる学校では、子供の学習理解に時間がかかるため、かえって落ちていく子供が増えると思う。 

さらに、毎時間5分短縮したとして現行6時間で1日あたり、30分短縮となる。しかし、1時間を成立させるとなると、10分不足しており、その分超過となる。ただでさえ、労働環境が悪いと言われているのにより拍車をかけるのではないか。 

総授業時数を削るな現場の声、問題をしっかりと向き合った施策を考え、学者の机上の空論はやめてほしい。 

 

 

・高校でも新学習指導要領になってから、自己評価の時間を取る必要があり、それだけでも5分間は授業が削られる。生徒自らが考える時間を増やしているので、教える中身は明らかに減っている。自分で考える力がに生徒は授業での情報量が確実に減っている。文科省は何を求めて新学習指導要領を作ったのか?現場は観点別評価で確実に忙しさを増している。働き方改革とは完全に逆行している。常に迷走する文科省に振り回されて疲弊している現実を直視してほしい。 

 

 

・教員の休憩時間が確保することができない点から、授業時間と学習内容の削減を行うことだと考えている。 

平日の授業は5コマを基本として、年間140コマの学習内容を削減する。小中学校は15時を子どもの下校時間として、下校後、休憩時間+事務仕事、17時には閉庁とすることである。実際、休憩時間なしで働いていることは、1日45分多く働いているということである。人員を増やせないのであれば、このくらいの大胆な改革が必要だと思う。 

中学校は、部活動が課題として残るが、17時には活動をやめて帰宅。家に帰って自身の時間を過ごすこともしっかりやってほしいところだ。本来であれば、この部活も廃止の方向で議論が進んでほしい。 

 

 

・ホームルーム制は高学年以降は無くていい。 

朝から夕方まで同じメンバーでずっと過ごすのは無理がある。 

体力も学力も心の体力もかなり個々で異なるのに。 

 

ゆとりだの何だのちょっといじくっては失敗に終わってきた。 

ずっと目を向けてこなかったけど、教育システムから就職にいたるまで抜本的な改革が必要だと思う。 

効率が悪すぎる。 

 

きちんと人を適切に教育すれば、 

外人なんかに頼らなくても日本はまわると思うんだが。 

几帳面で努力家、それに大胆な発想ができる力もある。 

それを効率よく育てず、 

不良の三流外人をわざわざおもてなしてお招きし、日本を崩壊させている。 

 

政治家はそんなに日本、日本人がお嫌いか? 

日本を消滅させたいんか? 

 

 

・現職ですが、取られる時間が減少することは児童の負担、働き方改革のどちらの面でも良いことだと思う。 

ただ学校の中心は、授業。その授業の時間を削るのではなくて、他の無駄なアンケートや事務仕事、不用な行事を減らすことが最も意味のある改革だと感じる。 

現場に10年以上いますが、初任の頃に言われた『教師は授業で勝負』という言葉を今でも心に留めながら仕事をしてる。それくらい授業は大切。 

どうか本業に専念できる改革をお願いしたい。 

 

 

・今の時点で、公立と私立では、年間約2割ほど授業時間に差があります。 

この2割の穴埋めは、必然的に塾となるでしょう。 

 

私立へ通う子供達は公立より授業時間が多く受けてるにも関わらず、大半が更に塾へ通ってる現状です。 

 

お金持ちの子と貧困家庭の子との格差は当然開いてきます。 

 

これから教育の現場から、格差社会が進んでいくでしょう。 

 

 

・来週がテストなのに、範囲の最後の2時間分を一気に1時間で板書を最小限にして、代わりに事前に準備した板書する内容をタブレットで送って対応したが、何とかできた。 

 

中学校の45分化はチャレンジングと思うものの、自分が通っていた時にも短縮授業といってやれていたので、それを常態化すること自体は一応可能だろう。 

 

後は時間割であるが、せいぜい6時間しかないのが、7時間目ができる日がある、ということになるのだろうか。 

学習の主体者である子供たちの意見を聞き、学力向上につながるのかどうか判断してから現場に落としてもらいたい。 

見切り発車は、カンベン。 

 

 

・文部科学省はどうしてこうやって、いつもずれたことを提示するのかな?現場の教員にアンケートとったら、非難が殺到するでしょう。それよりも、小学校の外国語をなくしたり、道徳や総合の所見による評価をなくしたり、無駄を削減する方が手っ取り早いとおもう。 

 

 

・5分ずつ縮むことで時間にゆとりがでる分をドリルなどにあてるということは、先生や子どもたちはまたさらに余裕がなくなってしまいそう。先生が子どもたちともゆったり過ごせるような時間になったらよいのに、とも思います。我が子がこれから義務教育、というご家庭だとまた少し意見が変わるかも知れませんが。 

 

 

 

・時間だけ短縮してカリキュラムはそのままでは意味がありません。小学校も中学校もほぼ毎日6時間で子供も教員も余裕のない状態、中学校では放課後の委員会や部活動で生徒が下校するのが一学期は18時です。仕事その後やるので帰宅時間は… 

カリキュラムの見直しをして、せめて毎日5時間授業ですむようにしていかなければ、根本的改善にはならないと思いますよ。 

 

 

・中学の給食の時間が用意入れて20分位しかなかった。矯正してたので毎日半分位しか食べれなかった。食育とか歯磨き習慣とか色々詰め込むけど、その期間だけのポーズって感じ。皆は普段歯磨きしないけど矯正の為歯磨きをしてて、昼休みにドッジボール大会の練習とか休み時間も拘束されてキツかった。ホームルームとか朝読書とかいらない時間を削ったらもっと短縮出来る。大学になると100分授業なので、高校で長いのにも慣れていくと良い。直立で100分動かないのはキツイので行儀ばかりに拘るのも古臭いと思う。海外だと足組んでるとかふんぞりかえっててもちゃんと授業を頭に入れてるんだけど、日本は姿勢にだけ拘ってる印象 

 

 

・東京の小学校教員です。 

コロナの時に、40分授業やりました。結果、1日7時間目とかできて、1時間で教える内容は変わらないため、短い時間でやる内容が増えました。内容変えないのに時間だけ変えても子供が辛いだけです。しかも、1日にほぼ国語算数理科社会などをやらないといけなくなり、かなりきつかったです。 

学校の仕事も多くて、残業も80時間超えているのに、授業準備なんてほぼできてません。1日のやる内容も増えて、準備も大変になります。 

何か変えるなら現場の声を聞いてほしい。いつもなにか決めて押し付けてきて、あとは放置。時々、視察に来てチェックするだけ。 

 

 

・何のためなのか本当の目的が分かりません。先生たちが望んでいらっしゃるのでしょうか。一杯教えたいことがあるはずなんですけど、四半世紀前の大失敗だったゆとり教育の焼き増しにも見えます。 

自分は、義務教育の間は覚えることを中心に、様々な知識を得る教育が重要で、高校や大学では、その知識を基に、考察していく、自由に考えを広めていくことが基本だと考えています。四則計算、九九、常用漢字等しっかりと教えて将来困らないようにするのが大事です。僅か5分、されど5分。年間、教育期間、合わせると非常に大きいです。土曜日授業がない、休日も半世紀前と比べると多くなりました。 

先生方が、知識を植え付けるのにはゆっくりと確実に教えていただきたいと思います。 

 

 

・毎回思うけど、どうして現場の声を聞いて考えないのかな。学習内容の精選により児童の下校時刻を早めることを望んでいる現場が多いと思う。このニュースのタイトル読んだ時、やっと下校を早めることになったのかと思ってしまいました。内容読んでがっかりです。普段、短縮校時の日は、子どものトラブルや体調不良・怪我も少ないし、放課後の仕事も気持ちも余裕がうまれて先生たちも元気になるし、いいこと尽くしです。 

 

 

・授業時間ではなくてまず先生の雑務を減らした方がいいと思う。 

 

授業時間は減らした分だけ各自で各家庭でに変わるだけに思う。 

 

これは先生が悪いのでなく、制度がそうさせているように見える。受験については何か言って問題になる、勉強、宿題は難しい問題にして平均が下がると駄目なのだろう。基礎メインで基礎メインのテストでないと文句が出るのだろう。よくわからない雑務が多く授業準備や小テストなど用意する時間がないのだろう。 

 

平凡な主婦が子供の学校を見ているとそう感じますが制度を決める方々が見ると違うのでしょうね。 

 

 

・はっきり言って、時間だけ短くしても長時間労働の是正には繋がらないと思う。小学校の教員をしているが、教科の学習内容が学年によって偏りがあり、頑張ってもギリギリの学年がある。そこに感染症による学級閉鎖や学級内での生徒指導があったりすると、時間がなくなっていくのが現状。校務分掌が多岐に渡り、その提出書類の作成や会議資料の作成、調査アンケートの処理などに時間が割かれ教材研究に辿り着かない。あっという間に定時を迎える。普通に考えて、8:30から15:30くらいまで子供達がいて、残り1時間半で処理できる仕事量ではない。これからは年度末の成績処理がある。業務内容の見直しと、教科の指導内容の見直しが実現されないと何も変わらない。時間だけ見るのではなく、指導内容も検討して削減した上で教員の働き方改革のスタートではないかと思う。 

 

 

・5分ってけっこう色々できる。話し合いや1人で考える時間も減らしたくないし。それならば、この小さな単元いる?とか、前の学年でやったこととほぼ変わらないけどとか、中学でやることの軽いバージョンじゃないかというようなものを、無くせばいいと思います。 

毎日ある国語算数で、各学期3~5時間ほど減らしても問題なさそうなところがあります。その減った分、学期末は午後カットにするというような風にすれば、成績処理で忙しい時期も時間も捻出しやすいと思います。 

 

 

・本格実施なら、また現場が振り回されそうですね。 

今の学習指導要領は、教えるではなく、子ども自身で試行錯誤しながら課題を解決する‥教師はそれをファシリテートしていくことを求めている。そこで、5分短縮は厳しい。 

自分で課題を解決することが難しい、支援の必要な子への対応もある。授業中の子ども用ICT機器の不具合への対応もある。 

 

休み時間は授業準備ではなく、別室登校の子と今日やりたいことを確認する、連絡無しで来ていない子の親御さんに連絡取り続ける、子どものトラブルの複数体制での聞き取りなどなど‥ 

 

仕事は増えているのに、働き方改革だから、早く帰れという、教師側の現状を子どもにもするのか。子どものことを考えるなら、まず子どもを支える『人』を増やすべき。 

時間を減らすなら、内容も減らさないと、ついて来られない子どもが増えます。 

 

 

・授業時数が変わらない→教員の負担も変わらない。むしろ、子どもたちに話し合わせたり、考えさせたりする時間を確保しながらの展開のために新たな苦慮発生。 

85時間を弾力的な運用→働き方改革として、早く終わらせた分、1日30分ぐらいだけだけども校務分掌に充てて、時間外労働を減らすのかと思ったら、それでもない。その1日30分ぐらいをどうするのか、新たな負担発生。 

 

学校現場、教職員は、英語導入、道徳の教科化、GIGAスクールなど、都度都度変化を強いられてきた。それら全て、負担増にしかなっていない。変化を嫌う理由は、いつも単純な負担増に過ぎず、落ちつくままなく追い立てられること。 

せめてこの授業短縮が、時間外労働削減のためだと言うなら、この変化に対応してみようと一定思うかもしれない。しかしまたしても単純な負担増。 

 

そして何より、5分短くなることで子どもたちはさらにスピードについてこれなくならないか。 

 

 

 

・時間は変えて学習内容変えないは先生にも子供にも負担がかかりそうと思いました。地域格差や学校ごとの負担が違うのであれば、もう担任と専門的に各教科の先生を分離、PTAや社会科見学などは民間企業と連携してなど、異次元の少子化対策で公的資金の使い方を使って欲しい。 

 

先生の無駄な負担減らして 

担任が担任業務として子どもに対応する時間を増やして欲しいです。 

 

 

・宿題が増えるだけ。 

そして分からない子がどんどん置いていかれる。学力格差が生まれる。 

良い事ないと思うけど…。 

短い時間で今の授業内容をやるためには先生の質を上げなければならないと思うけど、その辺りの対策はあるの? 

忙しくしてる真面目な先生が心身を壊して休職してしまうのは子供達にとってもよくない。 

現場の声を聞いてから対策を練ってほしい。 

 

 

・授業時間を短縮しても教科書の内容=学習量が変わらないのであれば、効果は薄いのではないだろうか。学校毎に抱える課題が異なるのは確かだと思うが、短縮した分の時間をその課題に当てるというのは一見良いアイデアに思える。しかし課せられている現行の指導要領下での学校現場から挙がる課題点を把握し、指導内容(量)を精査した上で時間短縮を考える必要があると思う。授業で学習しなければならない量が変わらないのに授業時間が短くなったら、これまで以上に余裕がなくなってしまうことが懸念される。 

 

 

・今の現場の先生たち本人が、この85時間を欲しがっているならそれで良いと思う。 

ただ小学校教諭の経験から言うと、普通の授業をこれまでより少しコンパクトにするのにプラスして、この85時間のやることを別に考え用意しなければならないのは、仕事が増えるだろうと思う。 

 

 

・学校が一定水準以上の教育をまんべんなく子供に提供する一方で、勉強が得意な子や苦手な子へのアプローチを多様化することに繋がれば良いですが、、、 

それが学校内で実現できればなお良いし、学校間で補填し合うのもありかと思う。 

世の中がだんだん混沌としていく中、子供達が勉強から将来の生きる目的と活きる術を見出しながら、幸せに暮らし、そして日本を支えて行ってほしいです。 

 

 

・中学で6時間授業をしていると 

16時ごろからしか翌日の授業の準備やその他の事務仕事ができない。 

委員会活動があるとさらに短くなる。 

会議のある日もそれなりにあるので、 

16時から仕事ができる日のほうが少ない。 

部活を全くやらなくてもそのような状態。 

17時で帰れるわけがない。 

45分になれば1日30分仕事の時間を捻出できる。 

ただ、45分でおさまる内容にしなければならず、 

文科省の理想としている話し合い活動やICTを使った学習はおろそかにせざるを得ない。 

ひたすら必要なことだけを教え込むような授業なら良いですが。 

学校は塾ではありません。 

 

 

・教職ですが、自由裁量で組める時間が生まれる事は歓迎できる事です。ですが、教えるべきとされている知識の内容量を減らしたり(基本的な事項は知る必要がありますが、現在では知識はすぐに調べられるので、それをどう活用するのかを学ぶ方が重要です)、内容を各学年でぶつ切りにするのではなく、柔軟に、小学校6年間で終われば良いというような形(学びは尻上がりに伸びていきますから)などを同時に入れないと、削った分、終わらなかったタスクを消化するだけの時間になるでしょう。 

 

 

・現役の小学校教員です。この授業時間削減は児童生徒の学習の機会を増やすことを目的としているように思えますが、それは現状の教育現場の最大の課題にあったものなのでしょうか? 

 

現状の教育現場では教員の業務の多さによる多忙化とそれに伴う成り手不足の問題が最優先課題ではないかと感じます。多忙な故、授業準備に充てる時間もなく、授業の質の向上も難しい現状です。 

 

そんな中、授業時間を減らしてできた余剰分で新たに何かを行うことはさらに事前に準備することや添削などの事後の業務を増やすことになるのではないでしょうか。 

 

業務内容を削減した上で、子どもを早く下校させ、教員の放課後の時間を確保し、勤務時間を短くすることに努めるような方向性なら良いと思います。しかし、今の学習内容を5分早く終わらせるように授業を調節させた上で、さらに地域に合わせた新たな学習の準備を0からしてくださいというのは到底受け入れられません。 

 

 

・主体的・対話的で深い学びが現行の学習指導要領では行われています。そのために、単なる教える授業だけでなく、話合いや試行錯誤の時間が多く取られています。おそらく次期学習指導要領もこの路線は変わらないでしょう。 

話合いや試行錯誤は2.3分では終わりません(少なくとも私の教科では)。 

 

たまに行事の関係で45分授業の日がありますが、そのときに5分の大切さを痛感します。 

これが毎時間となった場合、これらの時間をどう生み出すか、悩みます。 

 

 

・院内学級や支援学校に関わってきました。 

院内学級では、少人数で対応するので、5分短縮が学習進度の妨げになるより、治療体調に合わせた対応が可能になると思います。 

支援学校では、障害種にもよりますが、5分短縮が取り組みを次々に替えていけて、使い方次第でいい方向に使えると思います。 

選択の一つくらいに位置づけてもらえるなら、歓迎します。 

 

 

 

・現場で教員をしておりますが大反対です。学習指導要領の学ぶ教える内容をへらさす、時間だけ短くするって、学校現場の授業がせわしく余計にゆとりがなくなるだけです。ますます落ちこぼれが増え、公立と私学や附属校や塾通い生徒児童との学力格差が広がるだけです。こううい安直な案が、現場の教員の声を聞かずにトップダウンで導入改悪されるのは、危機感を覚えます。まず、どこかの県が実験的に試行して、上手くいけば他府県も導入すればいいのです。たった5分と思われるかもしれませんが、授業時間にしたら1割以上です。学ぶ内容、教える内容も1割減らしてもらわないと、現場は対応できません!実際に、40分授業や50分授業を臨時手に運用する日がありますが、5分はものすごく貴重です。本当にこんな無茶な改革はやめてほしいです。 

 

 

・現役中学です。 

今の授業と授業の間の時間は10分。これが15分になるならありがたいかも。 

3学年全て担当しているので、5時間授業ぶっ続けなどの日は質問と移動時間でギリギリ。最近はICT導入でそれのセッティング入れると間に合ってません。カリキュラムも余裕があるので、45分になってもウチは大丈夫だと思います。 

中学は教科や担任や顧問や各主任を担うかによって仕事量に雲泥の差が生まれているので、人によって意見は異なるでしょうね。 

 

 

・ゆとり世代を作って失敗したのだからよもう余計なことはしない方がいい。 

その枠に納めないといけない先生も大変だし、そのためにざっくりした内容で形だけ「教えました」の事実がある学習内容では、子供のためにもなりません。 

現場を知らない人間が思い付きや卓上計算だけで見切り発車するのはよくないと思います。 

 

 

・現役中学生です。 

中学校教師は45分授業についてあまり良い印象を持たないと思います。 

僕の中学校では普段は50分、たまに45分になることもあるのですが、そのときは授業のスピードを早めて対応せざるを得なくなっています。 

理科の先生は実験の時間の関係から45分では時間が短いとよく言っています。社会は授業をまとめる時間がなくなってよく宿題になります。体育では試合の時間が縮まります。先生は5分縮まっただけでも相当大変ですし、僕も45分ではなかなか難しいところがあるな、と感じます。 

もしもやるにしても、残った85時間は一体何に使えばいいのでしょう?教育のブラック労働と呼ばれるものを少しでも減らすために、生徒の下校時間を早めればいいのではないですか? 

 

 

・小学校で少し前まで算数等を教えたり、担任をしていた者ですが、子どもによっては、時間をかけて丁寧に扱わないと理解できないお子さんもいるし、自分達で思考し、解決方法を考えさせるなどの過程を大事にすれば、安易に時間短縮できるものではない。特に算数や数学では、思考し、解決法を探る過程は大事な過程だと文科省も言ってきたはず。色々な子ども達が通う公立学校で、机上の空論で、安易に授業時間を短縮すべきでないと思う。次学年へ内容を一部繰り越すなどして、各学年での内容を減らして授業時間数を減らすか、減らした分を裁量に当てるなら良いが、授業時間を短縮するのは、反対である。 

 

 

・授業内容を減らさずに5分短縮。さらに日々がタイトになりますね。 

子どもは大人と違う。すぐに次の行動にうつるなんて不可能です。 

 

ただでさえ現場はスケジュールをこなすのに精一杯。 

それをさらに短くすれば、確実に一定数のついていけない子が出てくる。 

その子たちが「問題がある」「特性がある」子扱いされてしまうのが明らか。 

 

確かに子どもの集中力は20分程度しかもたないから、1コマを短くしてテンポ良くするのは悪い考えでもないとは思う。 

でもそうするなら、授業内容を一から見直すべきでしょう。 

 

今の子は、親世代より難易度の高い内容を大量に詰め込まされています(親だってゆとり世代ではないのに) 

一方でまともに雑巾がしぼれなかったり、ほうきが使えなかったり、体の動かし方を知らなかったり。友達と遊ぶ時間も少なく、自然に何かを学ぶ機会がどんどん失われている現状。 

 

文科省はどんな子どもを育てたいのやら 

 

 

・良い側面も有るけど時間は限られるから先生や子供たちにしわ寄せが来るだろう。 

こうなるとテクノロジーを駆使して、学習の授業のスタイルを根本から見直した方が良いですね。 

黒板に書く、ノートに写す、プリントを配る、プリントを作る等の時間を徹底的に圧縮すれば良い。 

これからは先生の授業スタイルや内容を、リアルタイムで確認して修正する専門のエキスパートな教師とかのポジションとか出来るかもね。 

他の教師の良い制作物や教え方をガンガン共有化されて合理化されるでしょうね。 

 

 

・授業時間短縮、賛成です。 

特に習得を目的とした一斉授業では、個別の課題に対応しないので40分で、十分です。 

むしろ40分で終わるように無駄なものを排除する方向で考えれば良いかと。 

例えば、先生が変わらない状態、担任が毎時間授業する状態での授業ごとの挨拶は必要でしょうか。 

→朝と放課、給食の挨拶をしっかりやればいい。 

 

教科書に課題やめあて、目標が書いてあるのにわざわざノートに書かせる必要があるでしょうか。 

→教科書を確認させる、タブレット端末に送る 

 

前時の復習で窓を覆うような張物を参照して、あーだこーだ言い合う必要があるでしょうか。 

→クラウドにあげていつでも参照できるようにしておく 

 

とにかく、ムリ・ムダ・ムラだらけの学校現場を何とか改善の一途となれば 

 

 

・全部の小学校で、授業は大型モニターで録画映像を流すようにしていけば、都道府県の学校によっての違いもなくなるし、学力の均一化になると思う。 

教師は、たまに映像を止めて詳しい解説をしたり、理解の追いついていない生徒のフォローに回れるかな、と。 

インフルで学級閉鎖になった時は、家のテレビでDVDやpcのネット録画配信で授業を受けられるし。 

一人の問題児に授業を止められて、全体の授業が進まない事がなくなると思うし、急遽、先生側の都合で1時間自習、などが無くなると思う。 

 

 

・現状の課題の解決の目処が無いのに、さらなる高みを設定を求めるのは、既に破綻の予見かそれとも教職員の熱意で乗り越えるのか二択に成っていると思います。日本の悪いところの熱意に甘える傾向です。特に教職、医療、福祉に顕著です。 

そのひずみは、弱い立場や子供達に影響します。 

大きな解決の道程に現在のイジメ問題の解決に全力を上げる。問題解決の過程で大人達の襟を正し無理な労働環境や適正を考慮した教職員の配置、子供第1で親子様の対応構築などが前提条件になります。イジメ問題を解決までのプロセスや評価を積み重ねる事で非行の予防、虐待防止に期待出来ます。イジメ問題は最優先で全力(予算と権限と人材を集中的投資) 

 

 

 

・学力によってクラス分けして、授業内容を進度に合わせてあげる方がよっぽど効率的。そうすれば無駄に塾に行かせたり、学習苦手な子に家庭教師つけなくてもよくなる可能性がある。少なくとも、その学校采配できるようになる時間では、その子の進度に合わせたプリントに取り組む時間など、効率的になることに期待したい。先生方のご負担が増すことは確実だが。。 

 

 

・小学生ってこんな大変だったっけ?と思います。 

10分休みの間に体操服に着替え、トイレも済ませて校庭に行く。給食後の掃除の時間は、階段1段ずつの雑巾掛けや、手洗い場の排水の網まで掃除してます。 

自分達で掃除させるのは日本の良い教育と思っていたけど、帰ってからお勉強したり家のことも手伝わせるとか、かなりしんどいんだろうと実感してるところです。 

教育熱心な方が、同じ時間過ごさせるならもっと良い環境へ。と小中受験させる気持ちがわかりました。 

 

 

・従来型の労働者を生産する為に教育があるとしたら、これまで通りの教育が正解で、五分短縮で単純記憶で詰め込んでいけば良いしょう。体育座りから強者の支配に慣れていく必要があります。 

 

達観している親は、AIが仕事をしてくれる左脳部分の暗記はやめさせ、学歴よりも感謝の感性、人間力、想像力、EQ、自己分析力と自己肯定感を高める個人教育に力を注ぐと思います。シンギュラリティ後の世界では人間愛を持つ人が重宝されますよね。無料で提供されるものには裏があることを忘れてはいけません。 

 

 

・学校が変えるべき点てそういう時間とか教科書の内容じゃなくて、教員の指導力だと思う。公務員てけっきょく役所もそうだけど何とも競合してないから組織的な向上心がない。だから閉鎖的になるしいじめも黙認するし生徒の学力が上がらなくても努力しない。時間とかそういう問題じゃなくて指導者の問題だよ。公務員ていう制度ってほんとに国のあらゆる欠点をつくってる部分だと思う。 

テストの採点も部活も全部外部委託にして教員は指導者として高みを目指すべき。それは学力って意味だけじゃなく人を育てるって意味で。 

 

 

・教員の勤務時間の一例を上げると8時30分から16時55分まで。途中45分の休憩時間が取れる事が基本だ。しかし、これは建前であって殆どの教職員は時間外労働を強いられている事は既に明白の通りだ。今回、文部科学省の出して来た内容は机上の空論で、本来は教職員の勤務時間つまり勤務実態を把握して同時に学習指導要領の中味を検討する両輪の関係で進めていく必要がある筈だ。小中学校の授業時間を見直し、学校の裁量を拡大する方向で検討を始める。授業時間を5分短くし、短縮分を各校が自由に使えるようにすると言う厳しい校内の年間計画そのものの時間的束縛内でいくら検討しても本質的には学校教職員の負担が増す事は間違いない。机上の空論をなくす為には、文部官僚は省内で留まらないで海外視察より国内の小中学校の学校現場に一年間出向して教員生活を体験して身体を通して学校現場を理解する必要性を痛感する。 

 

 

・現場の教師です。働き方改革で超過勤務を減らすことが目的なら,短縮した分、生徒を早く帰した方が良い。 

学習内容は変えずに,しかも主体的・対話的で深い学びを目指した授業をしろというのであれば,中学校では,50分授業でないとムリです。それに加えてICTの活用も時間がかかります。文部科学省のお役人の皆さんは、二年間くらい現場の公立学校で勤務されてみればいかがでしょうか? 

 

 

・勉強って子どもの能力ややる気によって必要量と内容って様々だと思う。だけど公立は仕方ないが、ピンキリの能力に対して一律の授業ですし、もっとやりたい子、やれる子にはレベルや量をあげたり、そうでない子どもには量を減らしたりできたら理想かなと思う。公立だから仕方ないとはいえ、せっかく何年も通うならレベル別、やる気別にクラス分けや宿題の調整などできたらいいのにと思います。単純に時間を5分減らしたらたいていの子どもは嬉しいと思うが内容は薄くなるので、全体の能力は落ちるのかもしれませんね。 

公立でも、やる気のある子どもにはタブレットのアプリで勉強を補強できたらいいですよね。勉強は特に必要ないという家庭もあるだろうから使いたい家庭だけ自腹でタブレットなどは買えばいいと思います。 

 

 

・現役小学校教諭です。 

45分でも時間がギリギリである中、さらに5分短縮となると、教材研究の仕方が変わってきて、教員の負担が増えると考えます。今まで45分の感覚の中で授業を考えてきた教員にとっても負担が増えてしまうのではないかと考えます。 

また、昨今の教育では、『主体的・対話的な学び』『個別最適な学び』『協働的な学び』がキーワードになっている中で、時間短縮になると、授業の中で質が減ってしまうのではないかと危惧しています。 

 

大切なことは、40分授業にすることの目的を明確にし、メリット・デメリットを考えることだと思います。 

 

どちらにせよ、私たちは自己研鑽に励むのみです。 

 

 

・体育や家庭科などのいわゆる技能教科では、準備や片付けに時間を要するため、時間が足らないという声は必ずあがってきます。 

学習指導要領が資質・能力ベイスで整理されたため、内容を削減しなくても5分短い授業時間でこれまでと同様の力を身に付けられるということでしょうか? 

先生方の働き方改革は本当に大切ですが、そのために子どもの生きる力の育成を放棄するような施策にならないことを祈ります。 

 

 

・学力の地域間格差って学校のせいじゃなくて、放課後、塾や習い事に通っている子供が多いか少ないか等がすごく関係していると思います。住む地域、親の収入、教育にかけるお金や時間はやはりある程度イコールなのが現実で、そこの部分を学校に丸投げしてもなかなか差は縮まらないと思います。先生の負担が増えるだけのような気がします。 

 

 

 

・現場の教員として、最近の教育現場では45分の中で、子どもたちは、めあてに対する授業の振り返りを書くという時間もほぼ必須な流れとなっています。45分でもギリギリ振り返りができるぐらいなのに、そうした中の5分短縮という文科省の考えに驚きました。 

 小学5年の算数は、ほとんど時間を削らず授業しても、やるべき内容が終わらないーと、今の時期はぐらいから本当に大変です。道徳の授業も、自分への振り返りを最後に行い、45分。子どもたちの休み時間は削りたくないので、なんとか時間で終わらせようとしています。 

 みんなが分かるまで教えたいと思う教員の思いは、授業内容の多さ、そしてこの5分短縮という制度で、かけ離れていくことが辛いです。私たちの願いである、教室の中に「できた!」の笑顔を増やしたいを実現する制度を考えてほしいです。 

 

 

・全国学力調査によって学校どうしの競争を促した結果、休み時間を削って帯時間に過去問やプリント学習をすることが当たり前になっている現場に、授業時間を減らした分探究的な学習や体験的な学びを推進するなんて考えられない。益々子供たちが学ぶ楽しさを感じられない学力調査対策に学校は奔走するだけ。今の日本の衰退は、確かに全国一律の学習体系による画一的な人間の量産のためだと思うが、それ以上に学力調査の弊害がはるかに勝る。学ぶ楽しさを知り、自ら探究する人間の育成をする必要があるが、そのためには、学校に学力調査対策をさせないようにしなければいけない。教員人事を学力調査の結果に基づいて行なっているような状況では日本の未来はない。 

 

 

・小学生の子供が2人います。下の子は割と容量がよく何でもサクサクこなす方で、やり直しや提出し忘れなどほとんど無かったのですが、ある担任の先生の時間配分が悪く、授業中にやりきれなかったプリントを大量に持ち帰って、プラスの宿題になってしまうことが長期に渡りしばしばありました。 

先生は悪い方ではなく、熱心に指導してくれるし、宿題以外の持ち帰り(子供がしゃべったり怠けたりしてできなかったのではなく)はできるだけ減らして欲しいという意見も素直に受け止めてくれました。 

言いたいのは、子供に皺寄せしないでねってこと。 

パンパンの学習要領を時間以内におさめるのも大変なのに、まだまだクラスコントロールの難しい低学年はほんとに大変だと思います。 

ただ、短時間にすることで集中力は増すかもしれません。良い方向にに進めば良いですが。 

 

 

・子供が学校の授業がつまらないと毎日のように言っている。楽しみは給食と休み時間。先生たちも頑張ってくれてるとは思うけど、横一律の教育だとやはり限界があると思う。基礎学力はもちろん大事だけど、日本も飛び級制度や自分の興味ある事柄を深めていけるような学習ができる学校作りをしていって欲しいと思う。 

 

 

・うちの学校は水曜日のみ40分×6時間授業+掃除無しで、その日だけは早く帰れて、友達とも遊べるので週の半ばで一旦リフレッシュできてるみたいです。 

指導要領が変わることで仕事の仕方を変えないといけない先生方は大変だと思います。 

子ども達、先生方双方にとって有益な改革である事を願います!! 

 

 

・私は元中学校の体育教師です。 

体育の授業は生徒達に準備や片付けをさせることも学びの一つです。中には、50分でもきつい内容もあります。 

学者や文科省の役人が、机上で考えても、実態に即した対策など打てるはずはありません。授業時間短縮、聞こえはいいかもしれませんが、全く考えてないと言わざるを得ません。 

それより、文科省からの、はっきり言って面倒な、文科省のクレーム対策に使う様な調査や、一方的な通達などをまず減らすべきです。その分、生徒達にかまってあげられます。 

 

 

・ちょっと前に子供の授業参観行きましたけど、5分短縮って結構デカいと思う。最初の説明とかでも5分使ってしまうし、まとめに5分とかで考えても5分という時間はかなり大きい。 

結局学習塾通う子供とそうでない子供の学習能力の差がどんどん出てくるなと感じるし、親ガチャ思われても仕方ないとなってしまう。我が家もこどもチャレンジから始めさせました。 

 

 

・時間の事だけ見ると批判が噴出するけど、これは学校現場からの要望をある程度踏まえたものだと思う。 

記事にもあるが少子化で地域格差は想像以上に拡がっていて、市街地から遠い新設統合校にバスや車で送迎が多くなったりするなど環境変化も大きい。都会と同じ様な社会科の体験授業も難しいし、遠足だって一苦労。 

授業コマ数も総時間数も変えず、裁量を任せたフリー時間を捻出するというわけだ。 

考えは良い。 

だが、心配されるのはこれを義務の様にしてしまい、無理矢理何かを詰め込んで結局ただ忙しくしてしまいそうなこと。日本の悪しき慣習で、上のやたらな成果主義と報告義務の放置こそ改革しないとならない。 

 

 

・1995年生まれのものです。小学生入学から土日完全休み制度になり、高校卒業後にゆとり教育が廃止になったことから「究極のゆとり世代」といわれることもしばしば。 

算数の円周率は3と教えられ、台形の面積の求め方も学校では教われないので塾に通って習いました。 

それでも未だにゆとり世代ど真ん中の年代ねと冷やかされます。 

 

自分で選んだ訳ではない環境に関して年代で括られるのは正直辛いなと思ったからこそ、簡単に「5分短縮して自由な教育を」なんて言って欲しくないと思った。 

 

 

・子育て世代PTA活動やなんやかんやで学校行く機会も多いので外から見聞きしている身ですが… 

小学4年生から算数についていけなくなる子も多いので、土曜日の午前中授業復活させてそこをドリル等充てたらどうですかね? 

体育も逆上がりできなくてもオッケー、泳げるようにならなくともオッケーで、指導したら根性論は今の時代にあわないとか先生でも言ってる方しかいない。言えないのかもしれんが。子供の自主性に任される部分が多すぎる。繰り返し問題を解くのにも必要な体力をつけることも出来ず、基礎学力や生活指導がなされてない状態で、それをベースにした探究や思考力って付きますか? 

 

 

 

・5分短くなるのは、私が多分子供だったら素直に授業が短くなる!って喜ぶかもしれないけど、今は大人の立場から言うと、その5分が教えている先生たちにとってはものすごく貴重な5分だったりすると思う。これ以上、頑張っている先生たちを苦しめないであげてほしい。 

 

 

・ただでさえ小学校ではタブレットや英語の授業も増えて教師の負担が大きくなっているというのに授業内容は今まで通りで時間だけ短縮してさらに何かをと考えられる頭がすごい。本当に現場の声なんか丸無視。今日職離れは進む一方でしょうね。 

何かさせずに早く帰らせたらいいという意見もありすが、早く帰って来られると子どもだけの時間が長くなってしまう懸念もあるんですよね、、 

今でさえ学童も希望者全員が入れているわけではないのに学童希望者が増えたり、30分の間だけならと家で1人にさせてる間に事件や事故に巻き込まれる可能性も上がると考えたら‥ 

 

 

・子育て世代PTA活動やなんやかんやで学校行く機会も多いので外から見聞きしている身ですが… 

小学4年生から算数についていけなくなる子も多いので、土曜日の午前中授業復活させてそこをドリル等充てたらどうですかね? 

体育も逆上がりできなくてもオッケー、泳げるようにならなくともオッケーで、指導したら根性論は今の時代にあわないとか先生でも言ってる方しかいない。言えないのかもしれんが。子供の自主性に任される部分が多すぎる。繰り返し問題を解くのにも必要な体力をつけることも出来ず、基礎学力や生活指導がなされてない状態で、それをベースにした探究や思考力って付きますか? 

 

 

・最近働き方の見直し頑張ってるみたいですけど、先生のやる気がどんどん無くなってる気がします。小4ですが、ノートはほとんど使わずタブレットです。宿題の提出もタブレットで、ついていけてません。宿題やテストも全問正解以外は間違ってるところを✓するのみで、100点の時しか点数も書かれないし何か嫌。宿題も阪神優勝したからなしとか、何かにつけて宿題出ないことも多いです。1年前から電話は、17時半までで留守電すらありません。すでに去年から授業短縮が始まっていて15分も下校時間が早まっています。さらに縮められると、大丈夫か心配になります。 

 

 

・他の方も、おっしゃっているように時間短縮を運用するなら、まずは中身を削ってください。現在も先生方は目いっぱいのような気がします。それを5分削ったことでスピードアップし、中身が薄くなれば困るのは子供達です。出来る子、理解出来ない子の差が広まる気がします。  

なかなかこういったことの改善は賛否両論、いろんな意見があると思いますが、せっかく変えるのなら多くの想定を考慮してからやるべきなのかなと思います。 

 

 

・予習と復習を習慣にしたら、もっと減らせる様に思う。また学校の勉強の仕方も変化が必要で、学校の先生は授業を教えるのでは無く、オンラインで学習塾の講師がメインで教えて、着いて行けない生徒のフォローに学校の先生が教える形に変化するのも有りだと思う。 

勉強を教えるのは、学校よりも塾の方が教えるの上手い。 

 

 

・賛否両論あると思うが、子供も大人も集中できる時間なんて20分程度。 

当然、従来の45分も全ての学生が大人しく静かに授業を受けていたかというと…そうではない。 

そういった意味では40分になったところで問題は無いと思います。 

逆にデメリットは授業の進捗スピードによっては時間をかけて教える難しい所も次へ次へと急ぐ可能性もある。 

私個人としては最近は学生の帰宅時間が早い。 

テスト期間でも無いのに昼の2時頃に帰る学生をよく目にする。 

 

 

・学校では45、50分で児童生徒の主体的な学習に取り組ませるのに時間が足りないぐらいなのに、短くなったらまとめや振り返りができない。やりっぱなしでは子どもたちの学力が定着しない。 

こんなことして授業についていけていない子どもはますますわからなくなる。 

机上での数字の計算上ではそうなのかもしれないが、内容も検討してほしい。 

 

 

・先生たちからしたら、5分短縮で今まで通りの授業をするのは大変だと思います。生徒も今現在でついていけない子が多い中、自動的に篩にかけられているようなものです。義務教育とは何か。小中学校でつけなくてはいけない学業を身につけるのが根本。現場の声をきちんと聞いて欲しい。短縮になったら、今よりも不登校が増えるのも覚悟で言っているのか。先ずは不登校の子たちが何とか勉強できる場を設けて、不登校を減らすのが最優先ではないでしょうか。特部支援学級の内容の見直しは何年も前から保護者が訴えているのに何も改善されていません。知的だけではなく、情緒の子たちのケアはこれから重点していく内容だと思います。子どもたちは頑張りたくても、環境が整っていなかったら、不登校にもなる。もっと現状を調べて、学校の改善が先です。教員不足も、仕事量だけではなく、そういった体制の問題もあります。 

 

 

・人間の集中力の事を考えると30分でも良い気がするが、まずは5分というには良い事でしょう 

 

仕事も7時間労働になってほしいです 

 

そして日本の大学も3年制にすべき 

真面目にやってる人は4年でも少ないかもしれませんが、ダラダラ遊びながら4年行くよりも3年でキッチリかっちりやらせてほしい 

 

求人問題にも効果あると思う 

 

 

 

・現役の中学校教員です。 

いつもこのような情報が急に出てきますが、現場を知らない者が考えている感が否めない愚策です。 

定期テストや実力テストに単元テスト、チャレンジテスト(大阪府)、全国学力テストなど、50分授業を前提として「ここまで学習させなさい」という範囲が決まっています。 

今でさえ、やれI CTだの、主体的な学びだの、やることが多い中で、カツカツの状況を把握できてるの?と思ってしまいます。 

指導要領改定が2年後ですが、それまでに年間1015時間の授業時数を削減するべきです。 

現場では空いた時間の分、部活の時間を増やすか、補習をするか、行事を入れるか等、「ビルド&ビルド」になるだけです。 

 

 

・教室の現場も凄いですよね。 

生徒に考える時間を3分、とか言ってタイマーは必須。 

1人、2分の発表とか… 

生徒は時間に追われ、教諭は業務に追われ… 

 

生徒にとって、大人になるための大事な時間であるのに、取り返しのつかない時間なのに… 

生徒も教諭も、生身の人間なんですから心ある学校であって欲しいです。 

 

 

・有効な教員不足の打開策が出せないって言う事なんだろう。 

結局のところ、少子化が止められず、教育ビジネスとしての私立学校の倒産閉校が進んでいる。 

そんな中でも、お受験は過熱している。 

貧富の差の拡大とともに、教育格差の拡大に伴い上流層の受験戦争は加熱しているように思う。 

教育水準で落ちこぼれると、貧困に落ち込み下流層となりそこから這い上がることはほとんど不可能となる社会となってきた。 

 

学校の授業時間を減らしてもこの傾向は加速して、学校外の有償教育が増えるだけで、家庭の出費は増えていくのだろう。 

ますます、教育格差は拡大して、それに伴い貧富の差も拡大と悪循環は止まらないだろう。 

 

 

・授業についていける子供と、少し難しい子と、公立でも進度別にクラス分けしたらいい。4月生まれと3月生まれを一緒にするほうが間違えているし、ついていくのがやっとや授業を難しく感じている子もいる。これは差別ではない。小学校の後に困らないようにサポートをしてほしい。そして85時間自由に使っていいなら、教員の休暇に充ててほしい。先生が疲弊しては子供達に良い時間を与えることはできないと思う。 

 

 

・各学校で柔軟に対応は構わないけど授業の質が違うのに公立だと越境もできず住んでる場所で学校を選べないのは何とかしてほしい。我が子の小学校は近隣と比べて校長が変わっても変わってもパッとせず。そういう学校だからそういう校長が回されるのだと思うけど、簡単に引越なんてできない。引っ越すときは子どもの学区が検討の最上位だと痛感。 

 

 

・民間会社は物を作って売るのでコスト削減、効率化を図り利益を多くします。 

利益を多くし、社員の給料を払います。 

でも教師や教育員会含め「お役所」は民間企業とは真逆の行動を取ります。 

お役所はコスト削減は表向きは言うが、実際にコスト削減すれば、「民間への税金の再分配」が減るのでコスト削減しません。 

簡単な話では学校で文房具を買う数を減らせば文房具屋さん(競争入札の結果)に回るお金が減るからです。 

また、お役所の効率を上げれば、組織の人数を減らされるので、結局、仕事が減っても人数が減らされれば、忙しさはプラマイゼロ。 

それよりも組織(人数)を守るために効率化はしないのです。 

それは、良い意味もあります、その地域に就職できる人数が増えるわけで、その枠が無ければ県外に流出する可能性もあります。 

ある種、就職先の確保という意味合いですね。 

その地域に人が留まればその地域の経済が回ります。 

 

 

・長らく45分、50分で授業を組み立てきた教員にとっては、感情を逆撫でするものでしょう。また、85分は現場で考えよ言われたと取ると、丸投げされたという印象の受け取り方になるので、まず批判したくなる気持ちは理解できるとして。 

 

ただ5分短縮は、臨時的対応等でも経験済みでしょうし、一時限の中は10から20分程度の活動の組み合わせですから、それらの時間配分の調整することで5分短縮メニューもそれほど難しいことではないのでは。 

 

確かに体育等、授業時間内の準備時間が必要な科目もあるので、その場合は2時間続きにするなど、時間割の運用で対応しないといけないと思います。 

 

問題は浮いた85時間を現場がどう使うか、です。いわゆる「総合」ができた時のような混乱は避けられないでしょう。文科は想定済みでしょうが。その時と同様に、変化に柔軟に創造的に対応できる心理環境にある人や学校にとっては良い案だと思います。 

 

 

・昔を振り返ると、20年程前の時点でも30分程度授業したら「あとは復習とか自習時間なー」と自由時間が結構あったのを思い出した。教材関係も近代化して、授業も動画等で手間を減らせるようになり、或いは授業が更に短縮可能性すらある。 

一方で、時間をフルに使っても全然足りない授業もちらほら。先生の技量で時間は大きく変わるのかも知れない。 

だから、単純に時間を減らす…とかより、科目を跨いでコマ数をある程度調整することが先なんじゃないかと感じた。もし全体的に時間余り傾向なら時間減らしも致し方無いけど…実態はそうでもないだろうし。 

 

 

・授業の終わり5分は振り返りの時間にあてています。つまりその5分が短縮されるとなると、実質35分で授業することになります。さらに前時や既習事項から想起させる時間、個人思考の時間、話し合う時間などを考えると…えー…と…。結局時間に追われて過ごすことになりそうです。ただでさえトイレに行く時間も無く、給食も5分でかきこんでいるのに。 

教師の本業は授業です。単純に時間短縮すればいい訳ではありません。内容の精査をしていただきたい。もっとゆとりをもって授業したり、子ども達と過ごしたりしたいです。 

 

 

・学力格差が広がる理由は、小学校、中学校、高校と続く中で、どの教科も重複や反復が無いことにある。どこか一箇所でもつまづくと、それ以降の話がモヤモヤと不確かで気持ち悪くなる。つまづきが少ないと気分爽快で先頭を走れる(走っているうちに更に理解が確信に変わる)。学年が上がる度につまづきが蓄積されるため、天地の学力差は大きく広がるし、挽回の機会がない。 

 

ゆとりで学習内容を希薄化しても学力差が縮まらなかったのはそのためだ。今回は授業時間を削って更には何か個々に応じた特効薬を詰め込むと。そうじゃないんだよ。大切なのは、進級するときにはほぼ全てを理解した上で先へ進む、それを保証する仕組みだと思う。 

 

 

 

 
 

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