( 138366 )  2024/02/12 12:41:55  
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ダイハツが不正行為により全車種の生産を停止していたが、12日に京都工場で2つのバン車種の生産が再開された。

国土交通省が安全基準への適合を確認したことから再開が決定され、12月以来約1か月半ぶりの再開となった。

従業員は生活がかかっていると述べ、再開に向けて頑張る姿勢を示した。

さらに、他の車種についても再開が予定されており、ダイハツは再度心を引き締めて取り組むとしている。

(要約)

( 138368 )  2024/02/12 12:41:55  
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ダイハツ一部車種の生産再開 

 

 ダイハツが認証試験で不正をし、全車種の生産を停止していた問題で、12日、京都工場でバンタイプの2車種の生産が再開されました。 

 

【動画】日野自動車、ダイハツに続き豊田自動織機でも…グループ内で相次ぐ不正“世界のトヨタ”で今何が?解説 

 

 12日午前8時20分、京都府大山崎町にあるダイハツの京都工場で、トヨタの「プロボックス」とマツダの「ファミリアバン」の2車種の生産が再開されました。 

 ダイハツは、国内に4つある工場での生産を去年12月末から停止していましたが、国土交通省が安全基準への適合を確認したことから、再開を決めたということです。 

 ダイハツは去年12月20日に、国内の4つの工場での全車両の生産を停止していて、約1か月半ぶりの生産再開となります。 

 

出社する従業員(12日朝) 

 

 12日朝、京都工場では従業員が出社する様子が見られ、取材に応じた男性従業員は「世間の目もあるけど、僕らも生活がかかっているので頑張っていきたい」と語りました。 

 

 ダイハツは、今月26日からはダイハツ「ミライース」や「ハイゼット」、トヨタの「ピクシスエポック」など、大分工場で生産されている計10車種についても生産を再開することを発表しています。部品の仕入先の準備状況などを踏まえ総合的に判断したということです。 

 

 ダイハツ工業コーポレート統括本部の井出慶太統括部長は「お客様に心配かけたことを深く受け止めている。これを皮切りに、再度心を引き締めて取り組んでいきたい」と話しました。 

 

 

 
 

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