( 139421 )  2024/02/15 14:15:41  
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2023年の日本の名目GDPは約591兆4820億円であり、ドルベースで換算すると世界3位から4位に転落しました。

この背景には、円安ドル高の進行やドイツ側のGDPが物価高により引き上げられたことが要因とされています。

小林真一郎主席研究員は、日本は長年コスト削減ばかりで前向きな経営をしてこなかったことが原因と指摘しています。

また、去年10月から12月のGDP成長率は前の3か月と比べて0.1%減少し、2期連続のマイナス成長が続いています。

(要約)

( 139423 )  2024/02/15 14:15:41  
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日テレNEWS NNN 

 

国の主要な経済指標となるGDP(=国内総生産)で、内閣府が先ほど発表した2023年の名目GDPはおよそ591兆4820億円となり、ドルベースで換算すると日本はドイツに抜かれ、世界3位から4位へと転落しました。 

 

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日本は1968年から2009年までは1位のアメリカに次いで2位でしたが、2010年に中国に抜かれ3位に、そして今回ドイツに抜かれ4位となりました。円安ドル高が進み、ドルに換算した時の総額が目減りしたことや、ドイツ側のGDPが物価高により引き上げられたことが要因です。 

 

これについて三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林真一郎主席研究員は、順位が入れ替わったのは為替が要因だとしても、そもそも日本が長年コスト削減ばかりで投資など前向きな経営をしてこなかったからだと指摘しています。 

 

また、15日発表された去年10月から12月のGDP成長率は、物価の変動を除く「実質」で前の3か月と比べて0.1%減少し、2期連続のマイナス成長となりました。年率に換算すると、0.4%のマイナスとなります。 

 

 

 
 

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