( 139436 )  2024/02/15 14:32:42  
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楽天グループは連結決算で3394億円の最終赤字を記録しました。

この赤字は5年連続で、モバイル事業が大きな要因となっています。

楽天は過去数年間に携帯電話の基地局建設に1兆円以上を投資しましたが、契約者数は大手3社の10分の1以下であり、借金の返済額も8000億円以上になっています。

それでも、三木谷社長は資金繰りは心配ないとしており、国内ナンバーワン携帯キャリアを目指し、新サービスなどで契約数800万人に達成したいと述べています。

一方、売上高はネット通販や金融事業の好調により、7.8%増の2兆713億円と過去最高を記録しました。

(要約)

( 139438 )  2024/02/15 14:32:42  
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TBS NEWS DIG Powered by JNN 

 

楽天グループの去年1年間の連結決算は3394億円の最終赤字になりました。赤字額は過去最大だったおととしより縮小したものの、赤字は5年連続で、その大きな要因となっているのがモバイル事業です。 

 

これまで、携帯電話の基地局建設には1兆円以上を投じていますが、その一方で、去年12月時点での契約者数は609万件と大手3社の10分の1以下です。 

 

また、基地局建設にあたって発行した社債、いわゆる借金の返済額は今年と来年の2年間でおよそ8000億円に上りますが、三木谷社長は「資金繰りは心配ない」と強調しました。 

 

そのうえで… 

 

楽天グループ 三木谷浩史 社長 

「今年以降はやはり、もう一度、成長フェーズに入っていくということで、一般ユーザーの利用者数の増加と法人の強化。そして、国内ナンバーワン携帯キャリアへという道筋を作るフェーズなのかなというふうに思っております」 

 

三木谷社長は「国内ナンバーワンキャリア」を掲げ、今年5月にも始める屋内や地下でもつながりやすい“プラチナバンド”のサービスなどで、黒字化の最低ラインと位置づける契約数800万人を年内にも達成したい考えです。 

 

一方、売上高はネット通販や金融事業が好調だったことから、前の年より7.8%増えて2兆713億円と過去最高を更新しました。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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