( 140706 ) 2024/02/19 00:11:20 1 00 オランダのハーグ控訴裁判所は、F-35戦闘機に使われる部品のイスラエルへの輸出差し止めを政府に命じました。 |
( 140708 ) 2024/02/19 00:11:20 0 00 オランダ空軍が運用しているF-35(画像:オランダ国防省)。
オランダのハーグ控訴裁判所は2024年2月12日、政府に対しF-35に使用される部品の対イスラエル輸出の差し止めを命じました。
【つ、翼が赤い!?】これが、レッドテール飛行隊専用のF-35です(写真)
これは、ガザ地区でハマスを攻撃中にイスラエルが人道的に重大な違反を犯す可能性があることを理由に、F-35部品の差し止めを求めた、国際NGOオックスファム・オランダなど3人権団体の訴えを受けての控訴審判決となります。
オランダ司法評議会が公開したプレスリリースによると、裁判所は「イスラエルのF-35戦闘機がガザ地区で戦争人道法の重大な違反を犯す明白な危険がある」とし、オランダが加盟しているさまざまな国際規則のもと、戦争人道法違反への明白な危険がある場合、軍事物資の輸出を禁止しなければならないと裁定を下しています。
なお、裁判所は、国に対し7日以内にイスラエルへのF-35部品の輸出を停止するよう命じたそうです。
現地報道などによりますと、オランダ国内には、アメリカが所有するF-35の部品を保管しておく倉庫があり、そこからイスラエルにも部品が出荷されているとのことです。
乗りものニュース編集部
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