( 141013 ) 2024/02/19 23:42:57 0 00 FNNプライムオンライン
立憲民主党は19日、旧統一教会との関係が問題となっている盛山文科相に対する不信任決議案を提出した。これに対し、岸田首相は盛山文科相を続投させる意向で、決議案は20日、否決される見通し。
盛山文科相は、旧統一教会の解散命令を請求する立場でありながら、2021年の衆院選に際し、教団の友好団体の集会に出席して推薦状を受け取ったことが判明し、確認書への署名については、「記憶にない」との答弁を繰り返してきた。
立憲民主党は、19日午後、「22日に旧統一教会の解散命令請求に対する審問が行われる前に進退を決断すべきだ」として、盛山文科相の不信任決議案を提出した。
立憲民主党・安住国対委員長「旧統一教会との関係を認定せざるを得ません。文科大臣の答弁は揺れ続けていました。教育行政をつかさどる者として、われわれとしては適格性に欠けると判断しました」
これに対し、岸田首相は、盛山文科相を続投させる意向を示した。
岸田首相「引き続き(旧統一教会の)解散、そして被害者救済に向けて責任を果たしてもらいたい」
岸田首相は盛山文科相について、「過去はともかく、現時点において旧統一教会と一切関係がないことを前提に任命した」と強調し、続投させたうえで解散命令に向けた手続きを進める方針を示した。
一方、盛山文科相は「わたしとしては、これまで正々堂々、何ら恥ずべき行動は取ってこなかった。否決という方向で投票していただければありがたいと思っていますけれども」と述べた。
盛山文科相は、予算案の審議への影響について「申し訳なく思っている」と述べたうえで、「わたしの行動を見ていただければ、信頼していただけると思う」と、続投に意欲を示した。
盛山文科相への不信任決議案は、20日の衆議院本会議で採決され、与党に加え、日本維新の会などの反対多数で否決される見通し。
フジテレビ,政治部
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