( 141600 ) 2024/02/21 14:51:32 2 00 “円安・株高”の現在、過熱感も警戒されるが…投資のプロが注目する「さらなる株高」の材料とはTHE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) 2/21(水) 9:02 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/0a7422099a68f6032ba47acac30e1fc09fd53e62 |
( 141603 ) 2024/02/21 14:51:32 0 00 (※写真はイメージです/PIXTA)
足元、日経平均株価がバブル期以来の水準まで上昇する一方、実はリスク回避資産の代名詞である「金」が買われるなど、相場のリスク回避の姿勢には根深い部分があると、アライアンス・バーンスタイン株式会社の荒磯亘氏はいいます。こうした相場環境で「さらなる株高」は訪れるのでしょうか。米国経済を中心に複数のデータを紐解きながら、荒磯氏が解説します。
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[図表1]2023年下半期の経済成長率 過去の実績や分析は将来の成果等を示唆・保証するものではありません。2023年12月6日現時点。2023年第3四半期は実績、2023年第4四半期はコンセンサス予想値。出所:ブルームバーグ、AB。
[図表2]余剰貯蓄、平均賃金、住宅ローン金利 過去の実績や分析は将来の成果等を示唆・保証するものではありません。左図:2023年6月30日まで、中央図:2023年8月30日まで、右図:2023年9月30日まで。出所:ブルームバーグ、FRB、AB。
――2023年の終盤は、一転して円高基調が強まり、米国株は高値にトライする展開となりました。足元の相場について、どう見ていますか?
荒磯「文学的に表現すると、『期待と現実のあいだで金融市場が揺れ動いた』ということになるでしょうか。2023年は、米国が利下げに転換するという市場の『期待』が広がったものの、『現実』には、同年の7~9月期において米国が他の主要国を圧倒するほどの経済成長率をみせました[図表1]。
FRBは市場が持つ利下げへの期待感を意識しつつも、米国景気の強さを冷静に分析し、利上げ姿勢を続けたという格好です」
――市場はFRBが利上げにこだわりすぎていると嫌がっていたわけですが、FRBの判断には根拠があったということですね。
荒磯「そうですね。ただ、2023年10~12月期になると米国の経済成長も減速してきたことから、FRBの利上げへのこだわりも小さくなり、市場では『利下げに対する期待感』が高まりました。また、金利が下がることで、為替市場や株式市場における重しが弱まるとの予想から、2023年終盤の“円高・株高”という展開になったと分析しています」
米国「利下げの時期」はいつか
――市場の注目は「米国の利上げは終わったのか」から「米国は利下げに転換するのか」という点に移っています。利下げはいったいいつになるのでしょうか?
荒磯「米国の利下げには、大きく『景気』と『インフレ』という2つのハードルがあり、その実施までには少し時間がかかるとみています。
『景気』を測る指標として、『余剰貯蓄』と『平均賃金』、『住宅ローン金利』が重要と考えています[図表2]。米国では、新型コロナウイルス感染症対策として現金給付や住宅ローンの返済猶予などの施策が行われ、これによって増えた余剰貯蓄が旺盛な消費を生み出していました。
しかし、余剰貯蓄の割合は2022年6月をピークに足元で減少しています。『平均賃金』は、インフレ下にあっても伸びてきましたが、2022年の中盤から弱含んでいます。
また、『住宅ローン金利』は2023年9月時点で7%を超えており、住宅購入はいっそう難しくなっています。3つの指標が示すように、景気に関しては、利下げに向けた方向にあると思います」
荒磯「利下げのもう1つのハードルは、『インフレ』です。FRBが最後に利上げしたのは2023年7月ですが、これ以降、CPI上昇率が鈍化してきました。今後は、消費も鈍ってくると考えられることから、利下げの条件を徐々に満たしていくとみています。
2023年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、FRBが金融政策の姿勢を引き締めから中立に落とすイメージを持っていることが伺えましたが、市場は早期に緩和まで行ってほしいと期待しており、まだ思いのズレがあるようです。
しばらくは、市場が利下げを督促し、FRBがそれをけん制する流れが続くのではないでしょうか」
[図表3]公的債務対GDP比 過去の実績や分析は将来の成果等を示唆・保証するものではありません。期間:1900年~2021年(日本は1945年を除く;中国は1984年から、また1989年~1994年を除く)。年次ベース。出所:国際通貨基金、AB。
――方向性として利下げに向かうのであれば、投資は強気で臨んだほうがいいのでしょうか?
荒磯「現在はインフレの環境下であり、過去のケースと違って、景気減速に先んじての利下げとならない点は、2024年のトリッキーなところです。景気が減速した際のダウンサイドについて、お話します。
[図表3]は、国がGDPに対してどれくらい借金をしているかを表す『公的債務対GDP比』です。
縦軸の上に行くほど借金が多い状態を表しており、青線が示す米国政府の借金の金額は、第2次世界大戦の時を超えるくらいの水準になっています。新型コロナのパンデミック対策や、 地政学イベントに関連する国際支援、軍事費の増加などにより借金が増えています。
このため今後、景気が弱ってきた局面でも、さまざまな景気刺激策を打ち出すことが難しくなっている点は、注意が必要です。
また、これまで世界経済拡大の一翼を担ってきた新興国も、投資における頼もしい存在ではなくなりつつあります。中国は、公的債務が急増しているだけでなく、不動産関連の問題にからむ民間債務も増えており、景気刺激策を講じづらい状況にあります」
[図表4]2023年のファンドごとの投資資金の流入 過去の実績や分析は将来の成果等を示唆・保証するものではありません。期間:2023年1月~10月。出所:EPFR、AB。
――足元では、どのような資産が注目されていますか。
荒磯「2023年12月に史上最高値を更新したゴールドに資金が流入しています。“有事の金”と言われるように、世の中が不安定なときは実物資産にお金を逃がし、資産を保全する動きがみられます」
――中国でも不動産が買いにくくなり、若者がゴールドを買っているというニュースがありましたね。金融商品の注目はありますか。
荒磯「[図表4]は、2023年のファンドごとの投資資金の流入を表したグラフです。2023年は、株式にも債券にも大きな資金が向かいませんでした。フローが集中したのは、短期の公社債などで運用する比較的安全性が高いマネー・マーケット・ファンド(MMF)でした」
――2022年は株式も債券も下落したことから、2023年は投資家がMMFに資産を移していたということでしょうか。
荒磯「はい。ただ、この先、市場で利下げが織り込まれてくると、MMFの利回りが大幅に下がる可能性があり、2024年のどこかでMMFの大量資金が別の資産へ移っていくことが十分考えられます。
もっとも可能性が高い移管先は、MMFとプロファイルが似ている信用力の高い債券だと思いますが、株式を含む成長資産にもプラスでしょう。金利低下の局面で、いろいろな資産を買うチャンスが出てくることが、2024年最大のポイントです。
一方、金が買われているように、相場のリスク回避の姿勢には根深い部分が感じられます。少なくとも2024年の上半期は、2023年よりも景気が減速しそうですから、『金利が低下する』という見通しがなければ、利益獲得が難しい相場が続きそうです。
むしろ、景気が下ぶれるくらいのほうが金利低下の確信が強まりやすく、ムードが一気に好転する可能性があるのではないかとみています。成長分野の企業や、高金利のインカムを活用して資産を守りつつ、相場のチャンスを見極めることが重要です」
――足元、MMFやゴールドなどに滞留資金が積み上がっている状況は、資産運用にとってむしろ好材料です。金利低下のスピードが早まれば、金融市場にもプラスとなり、株高を演出する材料となります。この点をうまく資産運用に生かしたいですね。
<<<【AB’s Market Tips】#9 2024年、景気減速にこそチャンスあり>>>
荒磯 亘
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( 141602 ) 2024/02/21 14:51:32 1 00 日本の状況に関する意見や考え方には、以下のような傾向が見られます。
1. 金融政策と円安に関する懸念:円安が進むとインフレが進む可能性や、株高が国民に恩恵をもたらさず一部の企業の利益にすぎないことに対する批判があります。
2. 株式や暗号資産への投資:一部の人々は、株式や暗号資産への投資を長期的な運用で成功しており、将来性のある投資対象として推奨しています。
3. 株式市場のバブル懸念:一部の人々は、現在の株価上昇がバブルであり、景気の実態と乖離していると懸念しています。
4. 日本経済や政策に対する批判:日本の経済状況や政治への不満や批判が見られます。
5. 投資に関する意識:一部の人は、長期運用やリスク管理を重視し、慎重な投資スタンスを取るべきだとの考え方が見られます。
これらの意見から、日本の経済や株式市場に対する様々な懸念や見解が示されていることがわかります。
(まとめ) | ( 141604 ) 2024/02/21 14:51:32 0 00 ・日本は消費財や資源を輸入に頼る国だから、円安が過度に進めばインフレとなるのは当たり前。株高は円安だから外国人が買い込んでいるだけで、その恩恵を国民は受けず、一部の企業に利するだけ。こんな緩和的金融政策をいつまで続けるのだ。もう手遅れかもしれないが、円安を是正することこそ、今やるべき事。財務省、日銀、そして岸田さん、経団連の応援ばかりしていないで、国民を見て政治をするべき。
・円安、株高の恩恵は長期運用で得ました 私の現在の金融資産の割合は 1. 株式(個別株)36.2% 2. 暗号資産 35.8% 3. 預貯金 23.5% 4. 生命保険 4.5% リスク資産が72%を占めますが、投入額は全金融資産の30%弱でした あとはじっと保有してるだけ(一部売却して利確) 時価総額の膨張(+累積配当)で割合が増えたのです
それ以前はリーマンショックを受けて海外株に活路を見い出し、中国株60銘柄40万株韓国株20銘柄米国株数銘柄にシフト10数年後に手仕舞って利確、日本株に回帰しました 外貨は円安の昨年、円貨に換え更なる差益を得ました 投資は市場も為替も長期で構える
65才ころからは暗号資産(BTC、ETH)も保有してますが、短期間であっという間に苦労して育てた株式と比肩するところまできました 将来性のあるこの2つは高齢者や初心者にも勧めます
・今の株の上がり方は、どうみてもバブルである。 実体経済は、10-12月期のGDPもマイナスであり悪いのだから。 円安、日銀の緩和、アメリカ景気、中国景気、世界の不動産価格、 これらの1つ、あるいはいくつかが反転すれば、一気に株も調整する可能性がある。 その時の株価の値下がりは、値上がりよりも急激だろう。 それが、これまでのバブル時の株の動きだからだ。
・コロナ禍の際に世界中でバラ撒かれた資金の行き場がなく、株式市場に集まっているだけ。 今は景気の「気」の部分で踊っているだけのように見える。 ネガティブに反転するのは、ちょっとしたきっかけで一瞬でガラリと変わる。 機関投資家は空売りの利幅を稼ぎたいから、指数寄与度の高い値嵩株を使って、手っ取り早く株価を上げてるんじゃないの? パーティーの終わりは近いと思っている。 株は含み益の間はプラスではない。 売って利確してなんぼです。
・投資は「ミニマックス」で行くのが好ましいと考えている。「6分の勝利が最上」「成功を求めるより失敗しないことが肝心」だから今は様子見。
今まで大波に乗って一時は成功し、そのあとすぐに滅んだ奴はいっぱい見た。実体経済の成長という根拠のない株価高騰なんか信用できるか。
・もう暫く150円近辺が続いている円安だが。 報道は愚か、国民も物価高等にもすっかり慣れたな。 黒田元日銀総裁が、物価高も国民は慣れていくと発言し当時はだいぶ叩かれたが、今となってはその通りとなった。 ガソリンも物価も全て高くなっているのにな。 本当に日本国民って、政府にとって良いカモだと感じる。
・人口は減る一方で、ダメダメ政権か小学生以下の政治しかやらない国の株式市場がいつまでも続伸するわけないでしょう。 海外投資家に流されてるだけです。 いずれ痛い目に遭いますよ。
・日経平均な年初からのこの短期間での爆上げを予測した人が居ないのに ここで素人コメンテーターが溢れるの見てて笑ってしまうよね
・鳴る物入りの提灯記事に気を付けましょう。大口法人が掴んだ株を個人に売って売り抜けたいだけです。バブルの時はまさにそれでしたから。
・このあたりで一旦ドーンと下がってくれるありがたい。今は皆、欲が出ていつ処分するかのチキンレース状態。
・こんな記事は何の役にも立たない、出鱈目もいい所、本当の事は表には出てこない、後になってわかる事。
・個人投資家はどうあれ弱小
短期で一喜一憂せず、コツコツ継続あるのみ
・今の、この株高を予想していた方が書いたのなら、いざ知らず。 後出しじゃんけんはもう良いです。(笑)
・米国大統領選のアノマリーって、信じて良いのかな?
・3万切れ〜。3万切れ〜。3万切れ〜。
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