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「なにわの台所」は雰囲気ガラリ“ぼったくり市場”に…築地場外では和牛1串が3000円!【現地ルポ 列島インバウンドバブル】

日刊ゲンダイDIGITAL 2/22(木) 9:06 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/765342fb40991645a90af85016cfd544d7cb4979

 

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大阪の黒門市場と東京の築地場外市場では、外国人観光客向けの高価なメニューが増えており、地元の人々には苦情が出ている。

例えば、大阪では焼きエビやカニが3500円や4000円で売られているが、外国人客はあまり購入していない。

一方、東京の築地場外市場では、外国人向けに豪華なメニューが提供されており、1串3000円前後の肉や海老ラーメンが人気を集めている。

どちらの市場でも、外国人観光客をターゲットにしたビジネスが盛んになっているが、地元の人々や日本人客は高い価格設定に違和感を持っているようだ。

(要約)

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カニと一緒に「はい、ポーズ」/(C)日刊ゲンダイ 

 

【現地ルポ 列島インバウンドバブル】#3 

 

 黒門市場(大阪)/築地場外市場(東京) 

 

 ◇  ◇  ◇ 

 

ラーメンが世界的人気でも店の倒産は大幅増…しかもインバウンドの行列はありがた迷惑? 

 

「Shrimp ¥3500」「King Crab ¥4000」「Sea Urchin ¥3500」──。あちこちの店頭の値札に英語表記と強気の値段が並ぶ。大阪・ミナミの黒門市場。地元庶民が気軽に買い物する「なにわの台所」の雰囲気は一変し、すっかりインバウンド目当ての店だらけである。 

 

「コロナ禍の3年間で老舗を含め30近くの店が畳み、その跡に新規出店が相次いどるけど、どこもかしこも外国人観光客だけを相手する店ばっかりや」(ある店主) 

 

 平日の朝9時すぎに足を運ぶと日本人客はほぼいない。すれ違うのはアジア系の観光客が多い。ちょっと前には2万~3万円は当たり前の高値をふっかける店もあり、地元の人は“ぼったくり市場”と呼ぶようになった。今では悪名払拭のためか、1万円以上の品物はまず置いていない。加えて、ズラリと並ぶ1尾3500円の焼きエビや1本4000円のカニ足などを買い求める外国人観光客も見かけないのだ。 

 

 1本2500円で近江牛の串刺しを売るおっちゃんに話しかけると、開口一番「大阪には裕福な人が来てないんちゃう?」とこう続けた。 

 

「ここに来る人も大半は何も買わんと、商店街の雰囲気を味わいたいだけ。食品サンプルの値段かてバカにならんし。商売あがったりですわ」 

 

 その横でアジア系の若いカップルが1串800円の焼きかまぼこをおいしそうに頬張っていた。 

 

オマール海老味噌ラーメンは5500円(C)日刊ゲンダイ 

 

 東京・築地の場外市場は「Wagyu」が人気。複数の店が串刺しのステーキを販売している。目当てはインバウンドだけに、外国人の店員もおり、英語でやりとりしていた。1串3000円前後。米国人客に聞くと、「20ドル。安いよ」。 

 

 日本人の感覚だと「?」だが、「ウニサーロイン串 6000円」が1番人気という店も。霜降り肉の上にウニを乗せ、その豪華さと特別感が外国人観光客にはたまらないのか。濃い味同士が口の中でケンカしないか心配していると、ベビーカーを引くアジア系の家族連れが「3本」と言って万札2枚を差し出した。締めて1万8000円だ。 

 

 外国人観光客が喜びそうな豪華メニューは他にもある。朝から酒が飲める海鮮居酒屋で見つけたのは「オマール海老味噌ラーメン 5500円」。2つに割った焼きエビ1尾がドーンとのっかり、ボリューム満点だ。 

 

「昨年7月のオープン時からのメニューで、インスタで人気が出ました。外国人はエビ好きが多いですよ」(「リトル築地場外」三宅修司社長) 

 

 エビは香ばしく、身がプリプリ。エビのだしがしっかり出たスープも◎。エビが半分なら3080円なので、日本人でも試す価値アリ?=つづく 

 

(取材・文=今泉恵孝、小塚かおる/日刊ゲンダイ) 

 

 

( 141902 )  2024/02/22 14:27:01  
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(まとめ) 

 

京都の錦市場や大阪の黒門市場、築地場外市場など日本の市場や観光地に外国人観光客が増加し、地元の利用が難しくなっている状況が指摘されています。

外国人観光客による高額な支払いや商売の問題、インバウンド観光に依存するリスク、物価や人件費などに関する懸念が述べられています。

一方で、外貨獲得やインバウンドを活用するメリットも示唆されていますが、バランスや将来への影響についても心配の声があります。

日本の市場や観光地の在り方や将来についての懸念が寄せられています。

( 141904 )  2024/02/22 14:27:01  
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・京都の錦市場も同じで外国人観光客の店ばかりになり、昔からある地元民向けの店は閑古鳥。 

 

生活のため仕方ないですが、長年一般庶民がおかずを買う台所だったのに、外国人向けの観光地になっていくのは寂しいです。 

 

 

・数年前日本人夫婦がイタリアの新婚旅行をしてレストランで被害を受けた。今の為替レートで計算すると10万円前後を払わされた。 

 夫婦は、日本に帰国して被害をうけたことを公開して駐日本イタリア大使館は弁償すると申し入れた。 

 夫婦は「結構です。これから類似の被害が生じないようにすればよい」と立派な回答をした。 

 イタリア大使館が本国に報告して観光客を食い物にしたレストランを現地の政府が調査して処罰する、と決めていた。その後確かに閉店したと伝えられている。 

 イタリア政府が中国の警察を受け入れたのは、中国国民の観光客を食い物にするあくどい業者がイタリアの観光地に溢れているからだ。 

 大阪の市場、とよすの和風店も其のうち「ぼったりの店」だと書き込まれていくだろう。 

 

 

・コロナ前の爆買いブーム時期から黒門市場はとんでもない状況になりつつあった。 

 

たとえばすでに3万円越えの値付けな天然トラフグを店先で調理してもらい、一口、二口かじって度胸試しみたいな感覚の中国人観光客。 

結局、口に合わずか、興味本位だっただけか、そのまま残して去った。 

 

で、こんな異常な状況はコロナ過を経て、もとに戻るかのようにも感じられたが、再びさらなるインバウンドオーバーツーリズムを迎え、さらにとんでもない市場になっちゃったね(++) 

 

 

・>地元庶民が気軽に買い物する「なにわの台所」の雰囲気は一変し、すっかりインバウンド目当ての店だらけである 

 

今から10年前の2014年の7月に大阪に遊びに行った事があって、その時にここに行った事が有る。 

 

でもその時で既に外国人観光客が多かった様に記憶しているけどなぁ。 

 

まだ「インバウンド」なんて言葉が一般的じゃなかった頃だったけど、日本人の客より外国人観光客が目立ったくらいだし。 

 

実際はいつ位から 

 

外国人観光客数>日本人の買い物客数 

 

になったんだろうか? 

 

 

・国際価格って知ってる? 

いくらビンボー日本人でも、お金持ちの外国人と同じ値段で石油資源や水産資源、金属資源、飼料や肥料、なんでもかんでも対等に調達していかないといけないのに、儲けを減らして人件費いくら削減しても追いつかない。 

こんなことして生活が楽になるわけがない。ちゃんと価格転嫁して人件費払っていかないと本当に何も買えなくなるよ? 

 

 

・日本では民事不介入の原則により取り締まることは基本的にしていないので、 

外国人から奪い取る根性がより色濃く表れていますね。 

 

日本の評判はどんどん落ちていくのでしょう。 

 

 

・ここに書かれてるのは極端な例 

ただ横並び大好き日本人は、文句言いながら参考にして売る方買う方双方の値上げの心理ハードルが下がる。 

このまま世界的に物価が追いつくのが理想だが、根本的な問題は、人件費が低いままの方だ。 

 

 

・築地場外、ボッタくりメニュー止めよう。ボッタくり続けていると将来がなくなる。築地場外の良き伝統を継続、保存、愛される、癒される場所にする為にも、昨今のボッタくりメニューを止めよう。築地の住人より。 

 

 

・インバウンドで儲けている人への僻みでしょ、外貨を獲得して流通させてくれてるんだからありがたいと思わないと、外国の方から見れば高くない金額なのにぼったくりとかよく言うなと思う。 

 

 

・インバウンドに注力しすぎると、それがなくなったときに日本人客すら寄り付かなくなるんだよね。今の秋葉原の某電器屋みたいに 

 

 

 

・まあ北海道の市場も似たようなもんだったし昔から、そこまで高くないけど。 

 

 

・バブルが弾けたらとんでもない事が起こるんでしょうね。危ない橋を渡ってるよ、日本国は! 

 

 

・円高にふれたら終わりだな 

 

 

・市場も観光地も散々日本人を無視した挙句に、コロナ蔓延して外国人観光客が居なくなったら、行政に泣きつく。 

また同じ事になるんだろう。 

いつ新しいウイルスが蔓延するかわからない。 

その時に無視してきた日本人に泣きつく。 

こんなのに手を差し伸べる必要なし。 

 

 

 

 
 

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