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ANAとJAL、「航空チケット値上げ」で決算に異変 「ANA優位」はいつまで続くのか?カギを握る2つの戦略

東洋経済オンライン 2/23(金) 5:32 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0c212646f25f94776b1f4369f133af1a46b7ab5

 

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コロナ禍を経て、航空業界で長年続いた「売上高のANA、利益のJAL」の構図が変わりつつあり、最近ではANAが営業利益でJALを逆転している。

その理由は国際線のチケット単価が高騰し、売上高と利益の大部分を占めているため。

今後も国際線のチケット単価が高止まりしている限り、ANAの優位は続くと予想されている。

(要約)

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長年、業界の常識だった「売上高のANA、利益のJAL」の構図が変わろうとしている(撮影:尾形文繫) 

 

 コロナ禍を経て、航空業界の構図が変わりつつある。 

 

 経営破綻以降、収益性を重視する経営方針を取ってきた日本航空(JAL)に対し、ANAホールディングス(HD)は国際線を拡充し、売上高を積極的に伸ばしてきた。航空業界では「売上高のANA、利益のJAL」が常識だったが、直近ではANAが営業利益でJALを逆転。売上高、利益ともにANAが上に立っている。 

 

【グラフ】6年間でこんなに上がった「国際線チケット価格」の推移 

 

■エアライン大手2社の決算に異変 

 

 「通期計画は営業利益と経常利益は過去最高、純利益は過去2番目となる見通しだ」。ANAHDの中堀公博上席執行役員は1月末に国土交通省で開催された決算会見の場でそう答えた。同社は2023年度の業績は売上高2兆300億円、営業利益1900億円を見込んでいる。 

 

 ANAHDは第3四半期(4~12月期)決算で、売上高1兆5435億円、営業利益2101億円と営業利益は過去最高を更新した。一方で、JALは売上高1兆2493億円、営業利益1259億円と売上高、営業利益ともにANAHDから劣後する結果となった。一体、航空業界では何が起きているのだろうか。 

 

 両社の差を分けているとみられるのが、国際線の単価上昇だ。 

 

 航空チケットが高すぎて、海外旅行に行けない。新型コロナによる水際対策が緩和された後、航空チケットの価格を調べてこう思った読者も少なくないだろう。 

 

 実際、国際線のチケット単価は2020年以降、高騰している。ANAHDの2023年4~12月の航空券のチケット平均単価は10万3864円、JALも同9万5218円となっている。 

 

 両社のコロナ前の平均単価は5万~6万円台だった。コロナ前後で7割程度上昇しているのだ。コロナ前と比較して、日本人の出国者数が減ったため、旅客数は減少しているが、単価が上昇しており、国際線の売り上げ規模は拡大している。 

 

■いつまでANA優位の状態が続くか?  

 

 国際線の売り上げ規模で見ると、ANAHDが5515億円であるのに対し、JALは4717億円と15%程度劣後している。JALの斎藤祐二取締役専務は決算会見で「国際線の規模の差が(ANAHDとの)利益差となっている」と述べた。 

 

 ではいつまでANA優位の状態が続くのだろうか。2024年度に目を向けるとカギを握る要素が2つある。 

 

 1つ目はやはり、国際線のチケット単価である。 

 

「2024年の上期くらいまでは現在の航空券単価の水準に大きな変化はないと思う」。ANAHDの芝田浩二社長は、昨年11月に行った東洋経済のインタビューでこのように見通しを語っている。 

 

 

 単価上昇の主な要因はいくつかある。まずは需給の逼迫だ。海外の航空会社は人手不足問題が深刻で、コロナ前の供給まで回復させるにはまだ時間がかかりそう。また今の円安環境は海外の航空会社にとっては外貨建て収入の減少につながる。制約がある中で日本方面の回復は後回しになるとみられる。 

 

 ANAとJALはコロナ禍でも人員減少を最小限に抑えてきた。海外の航空会社が供給をコロナ前の水準に戻せず航空券が高騰する中でも、積極的に国際線を運航できている。 

 

 2つ目は原価の高騰だ。ウクライナ問題や円安の影響を受け国内のエアラインが調達する航空燃油の価格が上がっている。原価の上昇を価格に転嫁しているため、値上げが続いているのだ。 

 

 国際線の旅客は、海外渡航をする日本人客、訪日外国人客、乗り継ぎ外国人客の3種類に分けられる。2024年は徐々に海外旅行をする日本人の増加、米中直行便の回復による乗り継ぎ外国人の減少など、業界環境が変わっていくことが予想される。 

 

 どのように高い運賃を維持し、収益を確保していくか、両社の戦略が問われることになる。 

 

■羽田事故よりも深刻なANAの機材問題 

 

 そしてもう1つ重要なのが、機材戦略である。 

 

 ANAはアメリカのプラット&ホイットニー社のエンジン問題を受け、点検作業が必要となっている。ANAは1月から3月まで国内線と国際線合わせて1日30便程度減便すると発表した。シェアを維持するためにも、一部機材の退役延長やエンジンの調達などで対応する構えだ。 

 

 業界関係者は「ANAの機材繰りノウハウがあれば影響は大きくないだろう」とみる。 

 

 ただ、運航を停止するエアバス社のA320neoとA321neoは小回りの利く小型機。運航コストが低く、旅客の少ない路線でも収益を出すことができる。今回の運航停止を受けて、機材繰りの問題で旅客が少ない路線に中・大型機などを運航することになる局面も出てくるだろう。 

 

 他方、JALは1月2日に発生した羽田空港での衝突事故を受けて、国内線の主力機材であるA350-900を1機失った。JALは新たに同機材を調達する予定を明らかにしている。 

 

 ただA350を失った影響について「供給インパクトとしては1%、3カ月では10億円」(斎藤氏)と決算会見で説明したように、影響は限定的だ。機材問題はANAのほうが深刻といえるだろう。 

 

 とはいえ収益力にとって重要なのは、国際線のチケット単価。機材問題でANAとJALの差は縮まる可能性は高いが、チケット単価が高止まりしている間はANA優位が続くことになるだろう。 

 

星出 遼平 :東洋経済 記者 

 

 

( 142212 )  2024/02/23 14:49:45  
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(まとめ) 

 

日本の航空業界に関する意見や傾向をまとめると、以下のようなポイントが挙げられます。

 

 

- 日本人の海外旅行が減少しており、特に国際線では外国人利用者が増えているとの指摘がある。

 

- 航空券価格の高騰により、日本人の海外旅行のハードルが上がっているとの意見が多く見られる。

 

- ANAとJALの比較では、日系航空会社の料金設定やサービスに対する評価の違いが議論されている。

 

- 777Xの遅れや機材問題など、両社の課題についての指摘が多く見られる。

 

- 給料の低さや円安が海外旅行のハードルになっているとの指摘もある。

 

- JALとANAの経営比較や問題点、航空運賃に対する批判、燃油サーチャージの高額化など、航空業界に対する様々な意見が存在していることが取り上げられている。

 

 

航空業界に対する様々な視点や問題提起が見られる中、各航空会社の今後の経営展望や対策に期待や懸念が寄せられていることが分かります。

( 142214 )  2024/02/23 14:49:45  
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・その国際線に先週の連休に利用しました。ANA成田発着のBKK線なんですが・・搭乗率が外国人90%と感じました。搭乗1週間前のシートマップでは搭乗率60%かな?と感じたが実際は95%くらいだった。 

 

これが意味する?のはANAゆえに「スタアラ客の利用が多い」と想像。特に帰国時の成田では30-50%くらいがトランジット方面に向かいました。 

 

とにかく日本人の海外利用が少ないようです。コロナ明け?よりも減った印象です。LCC便では日本人を見かけるようですが、それでも50%以下じゃ無いかな。先日初就航したAirJapanも「インバウンド客を呼び込む!」とハッキリ表明しています。 

 

貧困や低収入じゃないが「余裕のない人」が多い日本なのかも。いわゆる中間層の衰退で渡航費総額10-20万レベル?でも躊躇せざるを得ない状況かも。やっぱり給料増が必要と思う。先の機内では日本人よりタイ人の方が多かった・・です 

 

 

・頻繁に利用している者から申しますと国際線だけではなく国内線も国際線に比べれば額面はしれてますが、繁盛すると想定する便は全てが高くなっていて、早割でも高い設定で株主優待も利用枠を極力少なくして1便当たりの収益率を上げてると思います。 

かなり先の予約でも繁盛日と閑散日で大きな差があります。AIの使用もあるので統計上で設定出来ますからね。 

今は旅行をされる資金がある方が多いので繁盛してますが、今後がどうなるかは所得賃金の上昇とかにも関わってくるので、それによるのかなぁ?と思います。経費で落ちる搭乗は別ですけどね・・・ 

コロナから旅客が回復して良かったですよ本当に・・・ 

 

 

・JALと比べたときのANAのリスクとしては 

・国際線の路線が多い分、円高などでインバウンド需要が減少したときに収入減がJALより大きい 

・フラッグシップ機の納期がいつかわからない 

・ほぼボーイング社一択の機材 

といったところでしょうかね 

いずれにしてもJALやANAもコロナ禍はかなり厳しい思いをしたと思うので、どんどん稼い欲しいと思います。 

また、日本からすると航空券が高くなったように思えますが、外国人からすると円安でそれほど航空券が値上がりしたように感じないでしょう 

前は5泊程度であれば欧州、欧米も30万円あれば旅行を楽しめましたが、今はエコノミーの航空券だけで20万円以上はするので、庶民にはハードルが高すぎますね 

 

 

・結局、機材と値決めの話になると思うんですが、そのへんの見通しを掘り下げきれていない記事とみえました。いかにも東洋経済です。 

特に、機材計画としては、確かに全日空は不運が続きますね。いざって時にエンジン問題が生じたり、次代主力機の開発が遅れてB787頼りで乗り切ることになったりと、いろいろご苦労が絶えないようですね。 

 

 

・全日空のさらに大きな機材問題は 

・いつ受領できるか分からない777X 

・いまだに決まらないリージョナル機 

ではないかと思います(737MAX問題はJALにもありますが)。 

 

特に国際線向け機材の777Xがいつになるか分からないため、老朽化した777をどうするか不安が残りますよね。 

 

 

・JALとANAは会計基準違うし、ANAは持株会社だから比較は意味無いのでは? 

記事全体内容が薄いからその違いを踏まえているとは思えないし。 

国際線単価に触れるなら外国からの利用者の割合まで踏み込まないと。 

 

 

・JALがANAに比べて利益率ごが悪い最大の要因は人件費!販管費に占める人件費の割合がJALはANA のほぼ倍の割合。 

一度、経営破綻したにもかかわらず、今でも組合の力が強く、OB&現役の年金の給付率を下げたのだが、いまだに正社員の人件費は利益に対して二割近い比率。 

加えてこの記事に書いてある国際線の運賃が安いという話が本当ならJALの経営陣に問題があるということ。投資家はそういった点も分かっているから今の株価に反映されてるようにANAとJALの差が2月の四半期決算以降、500円に広がった。 

JALのお役所体質は残ってるし、今度のCA出身社長がさらに人件費を上げるようなことになれば、日本の空はANA!ということになる。 

 

 

・JALは年間見通しを変えなかったので、350の事故以外に新しい事実がなければ、短期的には必ず上方修正がある。 

長期的には株価の差が200円以内なら、ANA買い、JAL売りの両建てで、コロナ直後から確実に利益を出せる状態が続いています。 

今やることは両建てのポジション解消して利益確定し、JALを新規買で上方修正後にすぐに利益確定。ANAとの価格差200円以内まで上がっていれば再度両建て。 

 

 

・国内はANAを使ってるけど、運賃が高すぎて海外のスターアライアンス系列の航空会社を使ってます。 

海外の航空会社の方がANA往復運賃の半分で行けたりする事もあるので。 

 

 

・色々な航空会社を利用しますが、正直日系の航空会社って相当客からとってる印象があります。 

 

コストカットといって色々なものを廃止してみたり、質がだいぶ低かったり、燃油サーチャージを高額取ったり。 

 

 

 

・「航空チケットが高すぎて、海外旅行に行けない」 

いやいや、それは違う。 

日本と同じようにドル高の影響を受ける韓国・台湾両国からの訪日旅行者は減少するどころか増加しています。 

FlightRader24で見ると夜中になると韓国から東南アジアのリゾートへ出発する航空機がまるでクルマが渋滞するような列をなして飛んでいます。 

日本人だけがコロナ明けて海外旅行しないのです。 

為替の問題ではない、単に外に目が向かない内向性の国民性が進んだだけです。 

 

コロナ明けて、海外旅行リベンジではなく、居酒屋リベンジでした。 

 

 

・ANAの1番の懸念事項は777X 

これいつ受領になるかというかちゃんと世に出るかも雲息が怪しくなってきている 

今更エアバスに乗り換えるにしてもバックオーダーを大量に抱えてる現状乗り換えは無理 

 

そして 

いつまでも777を使い続けるわけにもいかない 

中古でエアバスを買うか?どうするという事になるよ 

 

 

・まあ拡大志向のANAと、二度と潰れるのはゴメンだと堅実運営してるJALじゃ経営理念も異なるし決算が異なるのはいいんじゃないか。 

 

 

・東洋経済の星平殿JALを貶めてけなすのは辞めてもらえますか?貶められたJALの乗客などの顧客は不快な思いをしてますけど。 

今年1月の羽田空港の海保機とJAL機の衝突事故でANAの支援で助けてもらったためJAL全員脱出成功出来た努力を無にするのは悲しいのと怒りで一杯ですけど。 

 

 

・ANAはコロナ禍で発生した有利子負債が2兆超えてたと思うけど、返済始まったらこの数字は出てこないと思う。JALも同様だが、数千億に留まってだと思う。 

 

 

・両航空会社ともコロナ禍で、海外のように簡単に大幅な人員整理をせず、歯を食いしばって踏ん張ったからだろうね。 

 

その分、また頑張って稼いでください! 

 

 

・JALはやはり一度倒産した会社だから企業イメージが悪い、それと記事にあるように国際線の規模の差。航空会社は権益商売だからどこにどんな時間帯で路線権益持ってるかの差は大きい。 

 

 

・今後JALがANAを上回る事はないでしょう。 

現在のANAは親方日の丸。羽田枠傾斜配分もあり、今後も何かあった時は国はANAを優先する。 

自民党政権がまた終わればあり得るかもね。 

 

 

・航空チケットが高すぎて海外に行けない 

 

のではなく、給料が安く、円安だから、行けないのである。お金があれば行くしないから行けないだけ。 

 

 

・SGHAの契約単価上げないと、特に青組の冠を背負っていないグラハン委託先に人がいなくなっちゃいますよ。機側警備も保安委託も然り。 

 

 

 

・あと、系列アライアンスグループの規模の問題も有るんだろうな 

 

全日空が属するスターアライアンスグループに比べたら、日航が属するワンワールドグループは規模では劣るし 

 

 

・人件費を批判する記事はどうなんだろう 

アメリカでは物価上昇によって賃金交渉でスト多発してます 

JALの方が健全なのではないでしょうか? 

 

 

・本体だけでなく子会社の裏方さんにも利益を還元してあげて欲しい。 

 

 

・両社とも最高益出すんじゃないか? 

航空券予約が、満席で取れない確率が増えた。 

確実に利用者が増えたよ。 

 

 

・そもそも採用している会計基準が違うのに、単純に売上高がいくらだ、利益がいくらだと比較してどうするのよ。 

素人でも書けそうな記事だわ。 

 

 

・燃油サーチャージに加えて円安でマジで海外旅行行っても高すぎる。 

 

 

・まぁチケットを高く買ってくれる海外を優先しますよね。日本人相手では稼げないからでしょう。 

 

 

・航空券が高いのではなく、 

日本の給料が安いだけ。 

 

 

・大袈裟に記事にするほどの問題でもないように思いますけどね。国際線云々と言っても今の時代、海外に行く余裕も行く気も無いし。 

 

 

・結局、詳細な分析が出来てなく問題提起だけの駄記事... 

 

 

 

・自民政権が続く限りは、自民お気に入りのANA優位は続くでしょう。 

 

 

・燃油サーチャージの高さがえぐすぎる。 

 

 

・借金増やしたから返済しないといけない。だから金を稼ぐ 

金、金、金。運賃もバンバン値上げだ 

 

 

・海外旅行なんて行けませんよ。給料もらえない、円が安いんじゃ。 

 

 

・日本人は海外に行けなくなりましたから外人に頼るしかないですね 

 

 

・はっきり言ってぼったくりだよん。 

高くてなかなか買えないです。 

 

 

・株価は全く上がらないけどね。 

 

 

・JALとANAは会計基準違うのに意味ない記事。 

 

 

・景気の良い記事だけどもう借金は返したのかな? 

 

 

・今の為替だとそうなるな 

 

 

 

・航空運賃は高すぎる.... 

 

 

・もう30年以上も事故死亡数の多いJALはパス ANA派です 

今回の羽田の事故も何故JALと思う 

 

どうのと言われてもJALはね~。 

 

 

・航空券の値上げと、散々これだけのマイルで無料チケットで飛べるよと誘っておきながら今更必要マイルが馬鹿みたいに高尚ってJALは詐欺会社かい 

 

 

 

 
 

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