( 142568 ) 2024/02/24 14:47:47 0 00 ニューヨーク証券取引所
【ニューヨーク=小林泰裕】23日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比62・42ドル高の3万9131・53ドルだった。22日に続き、連日で過去最高値を更新した。
【チャート】最近1か月の日経平均の値動き
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め長期化への懸念が後退し、米長期金利が低下した。金利負担が軽減されて業績が上向くとして、外食大手マクドナルドやスポーツ用品大手ナイキなどの銘柄が値上がりした。
21日に発表された米半導体大手エヌビディアの好決算を受け、ダウ平均は22日に史上初めて3万9000ドル台に乗せた。エヌビディアの時価総額は23日に一時2兆ドル(約300兆円)を超えるなど、生成AI(人工知能)の普及に伴う成長期待が相場を支えている。
IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は44・80ポイント安の1万5996・82だった。
東京市場では22日に日経平均株価が約34年ぶりに最高値を更新した。米国株の高騰が日経平均をさらに押し上げる可能性がある。
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