( 143146 )  2024/02/26 12:50:15  
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川崎市幸区の「ミューザ川崎」で無料の演奏会が開かれたが、出演者の教員が体調不良で欠席。

代わりに近くにいた市民がピアノを演奏し、観客から温かな拍手を受けた。

会場には約30人が集まり、男性演奏者は「自分にできることがあれば協力した」と喜んでいた。

(要約)

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(写真:読売新聞) 

 

 川崎市幸区の「ミューザ川崎」のオフィス棟で25日、無料の演奏会「ミューザおんがく会」が開かれた。市内の高校に勤務する教員4人が出演予定だったが、体調不良で当日欠席に。急きょ近くにいた市民がピアノを演奏し、集まった観客から温かな拍手を浴びた。 

 

【写真】聴衆の前で9曲を披露した男性 

 

 代役をつとめたのは、幸区の会社員男性(46)。1階のストリートピアノを弾いていたところ、出演者の欠席で焦っていたミューザの担当者らに「何とか弾いてくれないか」と頼まれ快諾。音楽は趣味程度だというが、会場のグランドピアノで松任谷由実の「やさしさに包まれたなら」や椎名林檎の「丸ノ内サディスティック」などを暗譜で披露してみせた。 

 

 会場には親子連れなど約30人が集まっており、1歳の長男と訪れた横浜市鶴見区の主婦(37)は「最初は中止と聞いてがっかりしたが、(男性が)上手に弾いてくれて楽しかった」と笑顔。男性は「自分にできることがあればと協力したが、たくさんの拍手をもらえてうれしい」と話していた。 

 

 

 
 

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