( 143410 )  2024/02/27 00:22:21  
00

日野、ダイハツ、豊田自動織機…… トヨタの新たな統治の仕組みで続発する不正は根絶できるのか?

ベストカーWeb 2/26(月) 20:00 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/1835d6110d40a01396f5eff7b7abefac31add963

 

( 143411 )  2024/02/27 00:22:21  
00

「ベストカーWeb」では、自動車業界のトピックについてわかりやすく解説されており、最新のトヨタグループの不正問題について中西孝樹氏が記事を執筆した。

2024年1月末にトヨタが17社向けに新しいビジョンを発表し、グループ統治に新たな仕組みを導入したことが紹介されている。

これは不正を根絶するための取り組みで、豊田会長がグループ統治の責任者となるなどの具体的な対応が述べられている。

また、過去の不正問題の背景や原因についても分析が行われている。

(要約)

( 143413 )  2024/02/27 00:22:21  
00

ベストカーWeb 

 

 ナカニシ自動車産業リサーチ・中西孝樹氏による本誌『ベストカー』の月イチ連載「自動車業界一流分析」。クルマにまつわる経済事象をわかりやすく解説すると好評だ。 

 

【画像ギャラリー】2月26日現在のダイハツ車・OEM車生産再開状況をギャラリーでチェック!(18枚) 

 

 第二十八回目となる今回は、続発するグループ内の不正に対し、トヨタが導入を示した新しいグループ統治の仕組みについて。不正はなぜ起こったのか?新たな仕組みで何が変わり、不正は防げるようになるのか? 

 

※本稿は2024年2月のものです 

文/中西孝樹(ナカニシ自動車産業リサーチ)、写真/ダイハツ ほか 

初出:『ベストカー』2024年3月26日号 

 

 2024年1月末、トヨタはグループ17社に向けてトヨタグループが進むべき方向を示したビジョン「次の道を発明しよう」を発表し、グループ統治(ガバナンス)に新しい仕組みを導入しました。 

 

 これは連鎖するグループ企業の不正問題を根絶すべく、グループ統治の責任者を明白にし、何を考え実行すべきかをビジョンとして示したものです。 

 

 このビジョンとは原点へ回帰する道に迷わない導(しるべ)と筆者は考えています。 

 

 今回、トヨタの豊田章男会長がグループ統治の責任者であることを明確にしました。 

 

 これまで社長としてトヨタの改革に全精力を掲げ、グループに目配りができなかったようですが、これからは、会長となって生まれた時間をグループ統治の責任者として割いていくということです。 

 

 まずは、グループ17社の株主総会に株主として出席する考えも示しました。 

 

 2020年からトヨタ社内、トヨタグループ、関連企業で起こる不祥事が続いています。 

 

 2021年には国内ディーラーの「車検不正」の大問題が起こりました。2022年に日野自動車のエンジンの排出ガス/燃費の認証不正が表面化、そして2023年4月にダイハツの衝突試験認証不正、その後に豊田自動織機でもフォークリフト向けエンジンの認証不正が発覚しています。 

 

 第三者調査員会の調査の結果、ダイハツ不正は拡大し、2023年末から国内出荷を全面的に停止する事態に発展。今でもほんの小規模な生産しか復旧していません(※編集部註:執筆当時)。 

 

 織機のエンジン不正はディーゼルエンジンの出力認証不正に発展し、そのエンジンを搭載するハイエース、ランドクルーザーなどの人気モデルが出荷停止に追い込まれました。 

 

 これらに共通しているのは、型式認証制度の下で国に代わって行う認証試験における不正行為です。実際の性能・安全性に関わる問題は現時点で表面化していません。 

 

 基準に達していないものを不正で隠すことは動機がはっきりとしていますが、基準を満たす開発ができていながら、不正を働いて認証結果を歪める動機にはより真因の根深さを感じます。 

 

 

 トヨタグループの不正の遠因には、トヨタが2010年代に推進した「ホーム・アンド・アウェイ」戦略があると考えます。これはグループ内で重複していた事業を整理・集約し、スケールと効率を追求したものです。 

 

 そのなかでアセアンと国内のスモールカーの開発・製造はダイハツへ、ディーゼルエンジンは自動織機へ集約しました。 

 

 タスクが拡大するなかでリソースは不足し、取引先のトヨタからの効率やコストのチェックは厳しく、不正を起こさせる土壌となったと考えます。 

 

 もう一点、小型車を開発・製造するトヨタ東日本、プレミアムカーを開発・製造するトヨタ九州、商用バンを開発・製造するトヨタ車体では不正は表面化しないのに対し、日野、ダイハツ、自動織機で不正がはびこったのはなぜでしょう。 

 

 トヨタやホンダは開発を行う部隊(=執行)と、その認証試験を行う部隊(=監視)が分かれています。そのトヨタ方式で開発・認証を進めるにおいては不正が起きにくいのですが、日野、ダイハツ、自動織機では執行と監視が一体化した自前のプロセスで認証試験が行われてきました。 

 

 日野、ダイハツ、自動織機に共通するのはトヨタグループのなかで比較的独立色が強いことです。100%子会社となったダイハツは経営の独自性が許され、トヨタの内部組織にあえて一元化しませんでした。 

 

 日野のトラック事業の知見はトヨタにはなく、人材は送り込んでも事業運営はトヨタ側から監視することはありませんでした。自動織機に至っては完全にトヨタからは独立しています。 

 

 トヨタは事業をほぼ任せ、トヨタ生産方式で見た効率成果を基準に厳しく監視しましたが、工程に目を行き届かせることができませんでした。 

 

 一方、日野、ダイハツ、自動織機の現場では、トヨタ生産方式による成果が「目的化」され、無理が生じたところに不正がはびこったといえます。 

 

 設計変更の議論や試作車のやり直しを回避して、社内プロセスを優先的に進めようとする効率重視の風土が生まれました。 

 

 

 本末転倒なのです。 

 

 改善し続けるのがトヨタ生産方式で、結果として高い効率が生まれます。 

 

 豊田会長が掲げたビジョンとは、トヨタ生産方式の原点に立ち戻ることなのです。 

 

 豊田会長がグループ統治の責任者となることで、この先、豊田会長の顔に泥を塗るような行為は影をひそめるでしょう。グループのコンプライアンス意識は改善し、中・長期的な不正リスクは軽減できると考えます。 

 

 ダイハツの新経営体制には海外経験が長い井上雅宏氏が社長に就任しました。 

 

 驚きはトヨタ九州元副社長の桑田正規氏が副社長に就任し、風土や組織の改善に取り組むところです。異例の人事と言わざるを得ず、トヨタがダイハツ改革に全力で取り組む意思が見て取れます。 

 

 ダイハツは一旦軽自動車事業に特化させるという仮定の「軸」を置き、そこからダイハツの事業領域のあるべき姿を模索する方向です。 

 

 そうはいっても、ダイハツ抜きにトヨタのアセアン戦略は考えられません。ダイハツが復活しなければ、新興国における強みを活かそうとするトヨタの基本戦略の基盤が崩れていくことを意味します。 

 

 ●中西孝樹(なかにしたかき):オレゴン大学卒。1994年より自動車産業調査に従事し、国内外多数の経済誌で人気アナリスト1位を獲得。著書多数 

 

  

 

 

( 143412 )  2024/02/27 00:22:21  
00

・上層部や管理職に対する批判や圧力、不正行為に対する厳しい意見が多く見受けられる。

特にトヨタ自動車をめぐる不祥事に関しては、組織全体のあり方や価値観についての指摘がなされている。

また、企業文化やガバナンスの在り方、成果主義や社会全体の問題などについての懸念や批判も見られる。

 

 

・一方で、トヨタに対する強い信頼や愛着を持つ人々も存在し、不正行為を巡る意見の対立や複雑さがうかがえる。

企業の在り方や改革に対する期待や疑問が並んでいる中、不正行為の根絶や組織の変革に対する様々な意見が交錯している。

 

 

(まとめ)

( 143414 )  2024/02/27 00:22:21  
00

・上層部が上を向いて仕事をしている限り無くなる事はないでしょうね。これはトヨタ系列に限った事ではなく社会全体に言える事だお思います。政治家も然りですが社会貢献ではなく自分の為に仕事している人が殆どですから自分を守る為の行動が最優先になってしまいます。勇気や真摯さを備えた人って生き難い時代だと思います。 

 

 

・高齢者に多いですが、世の中にはこれだけ不正や不祥事が明るみになってもトヨタグループに絶大な信頼性を信じて疑わない人々がいます 

そういう層は何があってもトヨタしか買わないしトヨタ以外は車ですらないくらいに思っているようで、何年待たされようが不正だらけのポンこつだろうが頭下げてでもくださいちょうだいと買いに行きます 

これからもトヨタグループはなにも変わらないと思います 

 

 

・日野自動車・ダイハツ工業・豊田自動織機、親会社であるトヨタ自動車が悪いという意見があるようですが、悪いのは「会社として、組織として、当たり前の事である法令遵守が出来なかった各会社」です。小中学校のPTAじゃあるまいし「親の管理責任」を問うのは間違っていると思います。 

 

 

・トヨタの言う原点とは、多くの人を幸せにするためにもっといいモノをつくること、すなわち発明にあります。 

トヨタグループは、創業者の豊田佐吉翁が「障子をあけて見よ、外は広いぞ」と言ったように、視野を広く持ち、市場が求める必要数をいかに良く、早く、安くつくるかという限量生産の原点を忘れないようにしています。 

しかし、近年のグループ内の不正問題は、この原点を見失っていたことを示しています。 

トヨタの豊田章男会長は、グループが進むべき方向を示すビジョンを掲げ、不正を根絶するためにグループ統治の責任者として尽力すると語っています。 

トヨタは、発明の精神を再び高めることで、多様な価値観を受け入れる企業風土を取り戻そうとしています。 

いかに良くが抜け落ち、早く、安くつくる事のみに専念していた。 

こうさせたのは言う気でも無くトヨタ自動車で有り、いつまでに納品せよと言われれば、そうするしかない関連会社でした。 

 

 

・トヨタ自動車グループの一連の不祥事は、トヨタ自動車のゆがんだ部分そのもの。会長が表向きに立派な「ビジョン、ミッション、バリュー」を掲げても結局「金儲が目的」。同じ統治の仕組みを最初からやり直してもグループの不祥事は繰り返されるだろう。 

 

 

・ガバナンスは単なる統治ではなく、選挙等のしかるべき妥当性を判断されたうえで権力を預けられた人間がルールに則り組織を運営すること。中部地区の自動車メーカーの組織構成では管理職は官僚で本部長以上は公家になってしまうためガバナンスなんて効きようがない。 

 

官僚は提出された書類の是非だけを追求するし、公家に至ってはたまにお気持ち表明するだけの傍観者なのだから 

 

 

・トヨタが関係してくると余計に治らないと思うけど。てかより下へ下への会社と悪影響は伝わっていくかと。生産やそれに付随する事を押し付けてくるので歪みが生じて起こってくると思う。やばいよ。 

 

 

・トヨタグループの不正、自社内の話し、 

トヨタ社は2年前、日本製鉄から電磁鋼鈑特許権侵害でHV生産販売差し止めの提訴を受ける、昨年11月日本製鉄は取り下げ。 

トヨタに正義が有るなら裁判で証明すれば良いのにそれすらも出来ない。 

トヨタ日本一なのに故意に他社特許権を侵害する信頼に値しない会社です。 

 

 

・トヨタと仕事の付き合いが生まれてからトヨタ車を売却しました 

もうトヨタは買いません 

今のトヨタはコストや理想意識が高く表面上だけユーザーが喜ぶ車しか無いからです 

 

 

・私もトヨタ関連企業に勤めてますが、トヨタ社員は自分の都合のいいように圧力を掛けてきます。都合が悪いと切り捨てます。トヨタ本体が変わらない限り、改革は無理です。 

 

 

 

・残念ながら、人間は愚かな生物です。VWはじめ、他国企業でも不正はあります。 

ただし、不正があった場合の対処、責任者を厳しく罰する態度の有無が、その国の品位を表すのではないかと。 

一企業だけでなく、国家や元国営企業の体たらくが露なこの国には失望しかないし、国民であることが不幸です。 

 

 

・トヨタ帝国の膿の元を出し切ってないのだから根絶する訳がない。 

 

創業家を敬うのは良しとしても、教祖化してトヨタ生産方式や自工程完結などを絶対的経典にしている方達は、実際トヨタ帝国以外の世界では戦えていないですよね。可哀想ですが。教祖様のために嘘ついちゃいますよね。 

 

 

・ところで、国の問題は誰も論じないが、そもそも、国の制定する基準が現実的なのか? 

恐らくはどの業界もそれに縛られて挙げ句の果てに不正を続けて来てる気もする 

私はトヨタだけの問題だとは思えない 

 

 

・行き過ぎた成果主義を改めない限り終わらない 

年数%づつ生産性を上げていく計算を 

改めないといけない と思う 

 

その昔 ”会社は儲けすぎではないか?” 

と云われ 利益率を6%に固定して 

給与計算してた会社がありました・・・ 

 

 

・無駄無駄。 

今度はちゃんとやってます感出すだけだって。質と量は反比例する。質求めれば生産量下がるし量求めれば質下がる。上が数字求めなきゃ質は上がるだろうけどそれじゃ企業としてどうなのってなるし。 

バランスの取れる所を模索するだけだって。 

 

 

・トヨタグループには砂糖に蜂蜜にその他合成甘味料を無限に加えた位甘いですね。三菱自動車の時は鬼の首を捕ったような対応だったのにまるでそんなことが無かったような記事ですね。こういう記事は改竄ではなくカイゼンして頂きたいです。 

 

 

・不正をした人種が多くいるのですから、不正の根絶なんて期待できません。車が半分くらいに売れなくなって危機感を感じさせなければ無理でしょうね 

 

 

・九州や東北、車体はエンジンを供給してもらっているボデーメーカーなのでエンジン開発に関しては不正したくてもできない 

 

 

・不正が起きた理由? 

日本人、日本の企業だから。 

出来ない、出来なかったことに辻褄合わせようとした結果、と考えます。 

 

 

・この不正に関わった上層部及び管理職を懲戒処分を強く求める。 

 

 

 

・そんな圧力あれば絶対に根絶は無理でしょ。 

余計逆に隠蔽体制になっちゃうんじゃないのか? 

 

 

・意味不明な精神論と自己中主義が改善されない限り何も変わらないのが現実です。 

パワハラだってOKだからね。 

 

 

・トヨタと織機は私たち長草工場のみんなで盛り上げます!! 

 

 

・献金天下り大手はやりたい放題何やっても罰受けない構造を絶たないと無理 

 

 

・どうしたらベストカーが紙面を埋めるためだけに載せるインチキ妄想記事は根絶できるのか? 

 

 

・不正の元凶が 

トップでは 

何の期待も出来ませんね。 

 

 

・下請けイジメをして1人勝ちしてる会社ですもんね。 

 

 

・コメントを書く気にもならないのです。 

 

 

・「根絶出来るのか?」って… 

 

しないといけないんですよ 

 

 

・仕組みは判ってるから矯正止めは出来るが、 

今の世の中はクソ忙しいからまたやるよ! 

未だにビッグモーターのクソ経営者の恐怖の3段言葉が脳によぎるよ? 

このままでは日本滅ぶに一票煽りつつ何とかやれになる話となります。 

 

 

 

・何かゴチャゴチャ言ってるけど この組織的ブラック企業ピラミッドは中々根絶しない、下請けが勝手に忖度してものが言えなくなってるから…、奴隷達は奴隷根性が染み付いて抜けないだろう! 

 

 

・トヨタの中身は腐ったリンゴ。今まで上手くやってきたと思うよ。これからもっと出てくるぞ。購買なんて腐りきってる。飲ませて食わせてごちだらけの連中。 

 

 

・トヨタ自動車の圧力がなければ大丈夫でない?笑笑 

 

 

 

 
 

IMAGE