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3人の息子が「スタンフォード」アグネス流教育 教育を学校に任せるな、“出る杭”になる勇気を

東洋経済オンライン 2/28(水) 9:21 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/25dfb84847d2452920eb15826352b5b624decb08

 

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2023年の夏の甲子園で活躍した佐々木麟太郎選手が米スタンフォード大学に進学することで話題になっている。

アグネス・チャンさんは子どもが生まれてからアメリカのスタンフォード大学で博士号を取得し、3人の息子も同大学に進学させた。

アグネスさんは子育てにおいて親が教育の全責任を持つべきだと考え、学校での教育内容や偏った考え方から子どもを守る必要があると書いている。

また、時代が変わり人と違った考え方が求められるため、個性を大切にし自由な発想を尊重するべきとしている。

(要約)

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佐々木麟太郎選手が進学するスタンフォード大学(写真:haradu / PIXTA) 

 

2023年の夏の甲子園で活躍した岩手・花巻東の佐々木麟太郎選手が進学することで話題の米スタンフォード大学。 

歌手・エッセイストとして活躍するアグネス・チャンさん(68)も、子どもが生まれてからアメリカのスタンフォード大学博士課程で教育学博士号を取得した経歴があります。 

そして3人の息子たちも、全員がスタンフォード大に進学したほど教育熱心であったことはよく知られているところです。 

アグネスさんの教育とはどのようなものであったのか。アグネスさんの著書『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』の中から一部を抜粋し、紹介します。 

 

【写真で見る】アグネス・チャンさんは子どもが生まれてからアメリカのスタンフォード大学博士課程で教育学博士号を取得し、3人の息子たちもスタンフォード大へ入学させた 

 

■子どもの教育に責任を持つ 

 

 「教育の全責任は親にある」と私は確信しています。 

 

 学校や先生は大事なパートナーですが、子どもの教育は、基本的に親がすべて責任を持つべきです。 

 

 小・中学校では読み書き計算を教えてくれて、高校、大学では社会で必要とする専門知識を教えてくれます。でも、先生の生き方や物の考え方が、いつもすべて正しいとは限りません。なかには、子どもに学んでほしくないこともあります。 

 

 たとえば、次男の小学校の参観日に行ったときのことです。ある先生が「人間はみんな卑怯もの」というテーマを掲げ、「日頃、家で家族や自分が卑怯ものだと思ったことを発表しなさい」と言ったのです。 

 

 私はびっくりしましたが、成り行きを見守ることにしました。順番が回ってくると、次男は「人間は卑怯ものではないと思う。もし卑怯な人がいたら、よく話して、直してあげたい」と発表しました。 

 

 それを聞いた先生は「よくテーマがわかっていないようですが、頑張って発表したので、拍手しましょう」と、まるで次男が間違ったことを発表したかのように話しました。 他の子どもたちは、必死で人のアラを探し出すかのようにして発表していました。 

 

 後日、私はその先生に会いに行きました。 

 

 「人間がみんな卑怯ものだとは思わないのですが……」と考えを話しました。すると先生は「いえ、自分が卑怯ものだとわかった子のほうが、他人を許すことができると思います。だから、子どもには自分も卑怯ものだと覚えさせたほうがいいのです」と、あくまでも自分の考えが正しいと譲りません。 

 

 私は帰宅してから次男に「そんなことはないからね。君もママも卑怯ものじゃないよ」と改めて話しました。「そうだよね」と次男はホッとした表情でした。 

 

 

 このように先生によっては、偏った考え方を持っている人がいるのです。インターナショナルスクールの中には、アジア人に差別意識を持った先生もいました。ルールだけがすべてで、権力で生徒を服従させようとするような先生もいました。 

 

 そういう偏った考えから子どもを守るのは、親の役目です。 

 

 どうしても子どもと気の合わない先生が担任になる年もありました。 

 

 そういうときは「できるだけ先生のいいところを見るようにして、勉強に集中しよう。どうしても先生が好きになれなくても、 1年だけだから」と子どもを慰めました。 

 

 そして先生の好き嫌いで子どもの成績が下がらないように、よけいに注意深く学校生活をサポートしていきました。 

 

 人間形成の大事な年代に、子どもたちは多くの時間を学校で過ごします。 

 

 狭い世界で他の子と比べられ、学業の成績やスポーツの成果で価値を測られます。それは過酷な環境です。 

 

 学校生活にうまくなじんで、楽しめる子もいれば、学校に潰されてしまう子もいます。親はそうしたリスクがあることをよく理解した上で、子どもがどんな環境に置かれようとも、自分を信じて可能性を伸ばせるようにする責任があります。 

 

 子どもの教育に責任を持つのは、決して学校や先生ではありません。 

 

 「子どもの教育の全責任は、親が持つ」。まず、その覚悟をしなければなりません。 

 

■「みんなと同じ」は時代遅れ 

 

 また、日本の社会や学校には、「平均的でいるのが一番無難」「みんなと同じであることが大事」という風潮があるように思います。 

 

 目立ちすぎると何かと睨まれたり、自慢げに見えたりするので、「おとなしくて目立たないのが一番」と、子どもたちも無意識に自己防衛しているのかもしれません。 

 

 しかし、「何事も日常を乱さず、総合力で勝負」という従来の考え方は時代遅れです。これからの時代は、人と違った考えが求められるようになります。毎日新しいものが求められる世の中なので、自由な発想で、人と違った新しい流行を生み出せる人が必要とされているのです。   

 

 そういう人になるためには、人の目を気にせずに、自分の心を自由にすることが大事です。これは自分に自信がないとできません。学校で人と違ったことをして、いじめられても、笑われても、自分の「個性」を大事にできる子が、むしろ今、世の中が求めている人材です。 

 

 

 多くの大学も、このような人材を求めています。 

 

 「無理にみんなと同じになることはない」と、私はいつも息子たちに言ってきました。そして、「変わっているね」と言われる子がいると、「あの子いいね。とってもスペシャルだね」と積極的に褒めるようにしてきました。 

 

 このようにして、子どもが「個性」を出しやすい雰囲気を作っていくのです。 

 

 私は子どもに、簡単に人に合わせるような人間になってほしくないし、人に好かれるために自分の意見を曲げて妥協するような人間にもなってほしくなかったのです。だから、「長いものに巻かれる人間になるより、たとえ打たれることがあったとしても出る杭になったほうがましだ」と教えてきました。 

 

■アメリカ留学時に役立った「個性」 

 

 これは彼らがアメリカに留学するようになってから、大変に役に立ちました。 

 

 アメリカは個の意見を大事にする国です。人の意見に合意するときも、反対するときも、自分の見解を話せない人は信頼されません。みんなに合わせるだけでは、「何も考えていない、無能な人」と見られがちです。 

 

 おかげさまで、息子たちは自分の自由な考えを、照れずに人に言える人間に育ったと思います。それが一番できるのは長男。彼は常に独創的な発想を持っていて、進んで意見を言います。 

 

 次男は、話がくだらないと思ったときは無口ですが、関心のある話題になると、相手を納得させるまで話す話術を持っています。三男は、笑顔でわかりやすく説明できるのが最大の武器。プレゼンテーションの上手さは小学校時代から評判でした。 

 

 三人はそれぞれ態度は違うけれど、みんなと違った意見を持ったり、人と異なる振る舞いをしたりするのを恐れることはありません。 

 

 みんなと違っていることは、むしろ恵みであり、最大の武器でもあるのです。 

 

アグネス・チャン :歌手・エッセイスト 

 

 

( 143962 )  2024/02/28 15:04:09  
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(まとめ) 

日本の学校の管理法や社会の構造に対する批判や懸念があり、特に教育に関する問題について様々な意見が寄せられています。

アグネス・チャンの発言や主張に賛同する声もあれば、日本社会の固定観念や画一的な考え方に対する批判も見受けられます。

教師や親の役割、個人の自立や自己判断能力の重要性など、教育に対する考え方や期待も多様です。

さらに、国際的な視点から考える声もあり、日本の教育や社会制度のあり方についての多角的な議論が繰り広げられています。

( 143964 )  2024/02/28 15:04:09  
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・日本の学校の画一的な管理法には窮屈さを感じますね。少し関係ないですけど、先日の「学校へのふりかけ持参」に投げかけられた否定的な市議のコメント、遠足先で飲み物を購入できず熱中症、などの記事をみると日本の学校現場の未来に明るさが見出せません。アグネスさんがいうように、子どもの教育やしつけの責任は親にあるという前提で、学校も過度に子どものことに責任を負わず、もっと柔軟に、現場の教員の方が子どもの健やかな成長のサポートに集中できるようになってほしいです。 

 

 

・記事に出てきた先生の意見は確かに偏っていると思います。卑怯さが必ず全員にあるとは限らない、あくまでそういう部分が各人の中にいるかもしれないよ、誰にでも起こりうるので、相手を善悪のどちらかに決めつけるのではなく思いやろうということなら理解できます。息子さんの意見を尊重し、先生に後日意見したアグネスさんは、勇気があり立派だと私は思いました。 

 

 

・教師のことを悪く言うと、「モンスターペアレント」と叩かれてしまいますが、たまーに、とんでもない先生っています。。。 

 

活動中、絶対にトイレには行かせない幼稚園の先生。子供は泣きながらお漏らし。あり得ないと思って、役所に苦情を入れました。 

子供のトラブルが面倒だから、と「喧嘩両成敗」で済ませようとする小学校の担任の先生。 

何だかなぁと思いながら我慢する時もありますし、あまりにもひどい時は意見する時もあります。子供には「先生も人間だからね、全て正しいとは限らない」と伝えて、自分自身で判断して行動できるように育ててあげたいと思っています。 

 

 

・自身の経験を通して、親の教育に対する覚悟を促していると思います。何事も受け身では何もえられません。能動的になる過程で個性が磨かれると思います。その観点からみたら非常に示唆にとんだ提言と思います。 

 

 

・アグネスさんの話を統括して、先生の考えも理解できます。「大人であっても、先生であっても、偏った思考や自分とは異なる価値観を持っている」そして、あなたにとって(子供にとって)、何がよいのか、答えのない旅に出なさい。」と伝えます。先生は、一般的には偏っており、正しい答えではないけれども、人々の多様性の見本じゃないかと思います。 

日本は、単一の価値観を教えようとします。不思議なことに、宗教観もなく、社会性で道徳を教えられる不思議な国です。そのことを島国の日本人は知りません。欧米でも、国それぞれですが、宗教や家庭の考えの違いは口出しもできないです。個人や家庭が独立しています。 

よって、アグネスさんのように、家庭や親の考えを伝えることも大切。社会の不条理を教えるためにも、先生の偏った考え方も、否定しながら、自分を伝えることも大事。よい教育だと思います。 

 

 

・私も前から、アグネスさんと同じ考えで友人やママ友らに話していて、そうだね!という人もいれば、えー?皆と一緒じゃないとね、いろいろ日本は困るでしょ、 

先生にもそんなこと言えないし 

と言われてました 

 

確かに、日本では困る、就職してからなんて本音と建前、違うな、と思っても言えない。 

私も周りも経験あります 

 

でも、社の食堂(食べる場所のみの所。)で皆と弁当を食べる習慣を私がやめたら、一人、二人と半分以上の人達がやめました 

 

デスクやオフィスの隅の談話できる場所で好きな同僚と食べるようになっていきました 

 

コロナのリモートワークも学生の頃から私は周りに話していました20年以上前から 

当時、ムリだよと笑われました 

でも、今は主流の会社や育児介護の方に役立ってます 

 

他にも予言したかのようなことが起こり、周りから時代を読めてたね、と 

学歴は全然、短大卒です 

子供の頃から自由な柔軟な発想は必要です 

 

 

・学校は物事の本質に迫るための場所や。そこで、忖度しろ、空気読め、皆我慢してるから我慢しろ、わがまま言うな、見て見ぬふりしろ、言うたらアカンな。それやると、物事の本質に迫ることを妨げる。 

学校も会社も芸術もエンタメも政治も同じや。物事の本質に迫れんと、その組織の目的は達成できんよ。 

 

 

・子ども3人がスタンフォード大学を出たことをもって家庭教育が成功したとはいえないと思う。 

大事なのはその教育を受けた人が天寿を全うする時に「いい人生だった」と思えるかどうかでしょ。 

 

 

・>「教育の全責任は親にある」と私は確信しています。 

この人の考え方には同調できない部分は数多いが、これにはもろ手を挙げて賛成する。 

 

学校に責任をおっかぶせて教育から逃げる事しか能力のないモンペに国として、文科省が親の責任を聞かせるべきだと思う。 

現状の世の中では極論だが、ぶっちゃけ日本の民族性を勘案したら家庭教育の法的責任を法で縛ってもいいくらいだと思っている。 

 

 

・まだ、中身よんでないけど、タイトルだけで、かなり力強い、よいメッセージだと思った。教育のみならず、最終的には自分自身しか自分を助けることができないと思う。 

 

 

 

・あまり教育熱を煽らない方がいいと思います。大事なのはスタンフォードではなくて、子どもが幸せな人生を歩める人になること。 

 

 

・>アメリカは個の意見を大事にする国です。人の意見に合意するときも、 

>反対するときも、自分の見解を話せない人は信頼されません。 

>みんなに合わせるだけでは、「何も考えていない、無能な人」と見られがちです。 

 

ここがアメリカでは重要だと思った。 

 

 

・かなりのWOKEなご家庭だと思うので、校風と合ったのでは? 

学校の成績だけでは、向こうの学校は合格にしないはずだからね。 

 

 

・この話をよくみかけるけど、アグネス・チャンのスタンフォード大学卒の3人の息子たちは、いま何を生業としているのかわからないのでモヤモヤする。 

 

 

・気持ちは分からぬではないが、出過ぎるとかつてのボクシングの亀田一家みたいに叩かれる破目になるのをお忘れなく! 

 

 

・他人の善意からたっぷり稼いで十分な教育費を蓄えることがすべてではないだろうか? 

 

 

・昔からの疑問。かなり長く日本と関わっている人なのに日本語上達しませんよね。 

 

 

・50年くらい前に1曲うたた寝の歌が売れただけなのに、なんだかな 

 

 

・出たい杭が叩かれるのはアカンが、出たくない杭もおるんやで。 

 

 

・異なるユニセフの運営はさぞかし儲かる事でしょう。 

 

 

 

・同感。 

 

 

・卑怯者とか変な先生もいるからね。 

モンスターピアレントっておかしな名前が流行ってるから親が正当な事も言えない風潮はどうかと思う。 

 

 

・こんな某国スパイタレントが何故日本にまだいるのか?需要などなく嫌悪感があるこの方を見ると虫唾が走るチャンネル変える人は少なくないはず。テレビ番組もこの人を出さないで欲しい。 

 

 

 

 
 

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