( 144351 )  2024/02/29 22:16:02  
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29日、現職の総理大臣が初めて出席する政治倫理審査会が国会で開かれた。

岸田首相は自民党の派閥政治資金問題に対する謝罪と、有望な後継者の育成の重要性に言及しました。

審査会では質疑が行われ、政治資金問題に関する説明責任を果たすことが求められています。

(要約)

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FNNプライムオンライン 

 

現役の総理大臣が初めて出席する衆議院の政治倫理審査会が、29日午後2時から国会で始まった。 

 

【画像】岸田首相 現職首相として初の政倫審出席のようす 

 

冒頭、田中和徳政治倫理審査会長のもとで審査会が全面テレビ・ネットなどでの中継が入ることについて了承され、完全公開の形で審査が始まった。 

 

岸田首相は弁明の冒頭で「出席に当たり、自民党の派閥政治資金問題で、国民に大きな疑念を招き、政治不信を引き起こしていることに対して、自民党総裁として心からお詫び申し上げる」と述べた。さらに「志を持った有望な人材を将来に引き継いでいくことの大切さを述べた言葉をかみしめている。今の政治を未来の世代に自信を持って引き継いでいけるだろうかと思うときに誠に申し訳ないと思っている」と続けた。 

 

審査会は、岸田首相が15分の弁明を行った後、各党代表者からの質疑が1時間20分の予定で行われる。 

 

岸田首相は、28日に政倫審への出席を電撃表明し、出席の理由を記した「申出書」の中では3点について審査の申し出を行うとしている。 

 

(1)政治資金パーティーで政治資金規正法違反の不透明、不適切な会計処理が指摘され、自民党に国民の厳しい目、強い疑念が向けられている。 

(2)政治資金の問題をめぐって、検察が法と証拠に基づき、所要の捜査を遂げ、政治資金規正法違反の事実により公判請求又は略式命令請求が行われた。 

(3)刑事責任の有無とは別に、相応の道義的責任や政治的責任が生じるのではないかとの指摘がある。 

 

この3点について、説明責任を果たすべきであると考え、審査の申し出を行うとしている。 

 

フジテレビ,政治部 

 

 

 
 

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