( 144656 )  2024/03/01 22:05:02  
00

70代女性の家族が、2022年に成田赤十字病院での手術で誤って人工肛門を大腸ではなく胃に造設され、精神的苦痛を受けたとして、日本赤十字社に600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが分かった。

病院は医療ミスを認め、遺族に謝罪している。

(要約)

( 144658 )  2024/03/01 22:05:02  
00

東京地裁、東京高裁などが入る裁判所合同庁舎=東京・霞が関 

 

 2022年に千葉県成田市の成田赤十字病院で受けた手術で、誤って人工肛門(ストーマ)を大腸ではなく胃に造設されて精神的苦痛を受けたとして、患者だった70代女性の家族が病院を運営する日本赤十字社(東京都)に計600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが1日、関係者への取材で分かった。提訴は2月27日付。 

 

 病院は共同通信の取材に医療ミスを認め「訴状はまだ確認できていないが、当院の不手際により、患者や家族に本来必要のない心配をおかけし、心からおわび申し上げる」としている。 

 

 訴状によると、女性は22年2月、成田赤十字病院で手術を受けた。執刀医の他にも医師2人が立ち会っていたのに、大腸の横行結腸か胃かを十分に確認することなく漫然と手術をして医療ミスを起こし、女性や家族が精神的損害を受けたとしている。 

 

 

 
 

IMAGE