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2月29日、立憲民主党の泉健太代表が野党が予算を人質にしているというデマに反論する投稿を行った。

泉氏は、自民党が予算審議を急ぎたがっており、予算成立が3月末まで遅れても暫定予算で問題ないと主張している。

野党は裏金疑惑の解明を求めて予算審議を停滞させており、批判が多い。

また、泉氏へのリプライには、予算審議を遅らせているのは野党ではなく与党だとする声もある。

3月1日、立憲民主党が自民党の小野寺五典衆院予算委員長に対する解任決議案を衆院に提出し、国会での審議がストップしている状況が続いている。

(要約)

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 2月29日、立憲民主党の泉健太代表がXを更新。 

 

《「野党は予算を人質に」は、デマのひとつです》 

 

【画像】「上司にしたくない政治家」 

 

 と訴えた。この投稿には、「野党は予算審議を“人質”として日程闘争をしているのではないか」との指摘に対し、泉氏が反論する動画が引用されている。泉氏は続けて 

 

《予算が今週中に衆院を通過しなくとも、自民党からすれば参院の審議を経ても「年度内成立」は可能であり、能登半島の復興にも何ら影響するものではありません。自民党側は、それを誤魔化して、とにかく早く審議を終わらせようとしているのです》 

 

 と、持論を展開した。 

 

「2月後半から、自民党の裏金問題をめぐり、政治倫理審査会の開催やその出席者について与野党の攻防が続いていました。自民党は年度内の2024年度予算案を成立を確実にするため、3月2日までの衆院通過を目指していたわけですが、野党は裏金疑惑の実態解明のためとして政倫審の開催を要求。予算審議は停滞しました。 

 

 野党は、疑惑の実態解明を名目に、予算成立という政治の最重要事項を“政争の具”にしている――という批判的な意見は多く、これが泉氏の言う『野党は予算を人質に』です。 

 

 泉氏は、仮に3月末の年度内に予算が成立しなくても、暫定予算を組めば問題はないと説明しています。ただし今年に限っては、能登地震の復興という重要な問題もあるため、一日も早く予算案を通すべきではないか、という意見が多くなっています」(週刊誌記者) 

 

 冒頭の泉氏の投稿には、以下のようなリプライが並んでいる。 

 

《同じ事を被災者の前で言うてみろ。予算を人質にして復興の邪魔をしているのは誰ですか?と聞いてみれば良い》 

 

《「年度内成立は可能」?寝ぼけてるんでしょうか?災害復旧予算は一刻も早い成立のために与野党全力を尽くすべきものでしょう。大多数の国民が直接関係のない裏金云々は別でやって下さい》 

 

《震災対応に元旦から動き出している人たちに向かって、初動が遅いと文句言いまくってたのに、予算編成を遅らせるのは平気なんですねー》 

 

《デマじゃない!全くそのとおりだよ!!》 

 

 3月1日、立憲民主党は自民党・小野寺五典衆院予算委員長に対する解任決議案を衆院に提出。すべての審議がストップし、荒れに荒れている。 

 

 能登地震から2カ月。国会のセンセイたちの目はどこに向けられているのか――。 

 

 

 
 

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